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理科の選択に関しては確実に得点できる化学を選び、もう1科目を物理か生物のうちから選ぶというのが多くの人がとっているパターンとなっています。もちろん、物理&生物という選択もOKですが、化学の科目特性を考慮すると、化学を選択しないのはもったいないのではないかと思います。以前、ある大学を受けたときは60人の教室に一人だけ物理&生物を選択された方がいました。化学は勉強時間が多くかかるので、その点を考えての選択だったのではないかと思います。ただ、ここでは多数派の化学をとるという前提で、物理と生物の比較をしてみることにします。 皆さん既に分かっていらっしゃると思いますが、上の表が両科目の特性になります。私は生物選択で物理の学習経験が無いので偉そうなことは言えませんが、数学が得意で無い人は生物を選んだ方がいいと思います。医学部受験には物理が有利といわれますが、それは全問キッチリ完答する能力があることが前提です。物理は一つコケたら後ろは皆コケます。数学が苦手に人はこの将棋倒しが起こりやすいのではないでしょうか。反面、生物は将棋倒しがほとんどありません。未習者にも優しく、10割は無理でも8〜9割は十分狙えます。 私は生物選択で本当に良かったと思っています。私は試験時の将棋倒しが本当に怖く、化学でさえそのプレッシャーがとても大きく、試験が終わっても連鎖的に間違いを起こしているんじゃないだろうかと不安になりました。もし、これに物理が加わったと思うと恐ろしいです。 生物は選択者が少ないためか、市販の問題集は非常に少ないです。必要な暗記量に比べると、市販の問題集だけで独学していくのには無理があると感じます。物理はたくさんあるみたいですがね。ただそれも、全国大学入試問題正解生物を使用することで解決できますので特に問題ありません。 こう書いてきましたが、理科の選択に関してはほとんどの人が既に決めているのではないでしょうか。公民のように似たり寄ったりではなく、理科は科目特性がはっきりしていますからね。模試まだ決めていないという方がいましたら参考にデモしてください。 |
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