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数学総論
個人的には、数学が医学部受験においての合否を左右すると思っています。結局のところ、英語と理科は勉強時間に比例して成績が伸び、試験での成績も安定するため、高レベルな医学部受験生同士では差がつきません。その点数学は成績の上昇が比較的難しい上、試験での得点も安定しません。私の受験においても、数学ができたところは受かっており、出来なかったところは落ちています。数学に関しては下記2点のポイントを抑えて学習に取り組めると良いと思います。


簡単な問題を確実に解く

1対1例題レベルの問題です。ちょっと簡単すぎるのではないかと思われるかもしれませんが、これぐらい簡単な問題も入試で出題されます。不思議なことにそれを解答する過程で間違ってしまうのです。普段の学習においては問題集の問題を知ってしまっているため、自分の力よりも少し難易度が高いぐらいの問題でも解けてしまうのです。しかし、入試では全く知らない問題が出ます。そういった環境の中でこのレベルの問題が解ければ5割〜6割の得点を挙げることができると思います。あとは上積みとして1対1演習題レベル、青チャート演習問題レベルの問題を自力で解けるようになれば問題ありません。


早く解く

数学は時間との戦いでもあります。90分で4題、120分で5題等、1題にかけられる時間はせいぜい20分です。これは短いです。純粋に解くだけでも時間が足りなくなると思うのですが、本番ではそれに加えて解答を作るという作業が加わってきます。時間をできるだけ節約するために、問題を見た段階ですぐに解答方針が立つぐらいに問題をやりこんでおかなければいけません。
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