2021年度入学試験を最後に募集停止が発表された。
「新潟大学医学部医学科第2年次編入学(学士入学)の募集停止について(予告)」
「新潟大学医学部医学科では、令和4年度から、医学科第2年次編入学(学士入学)の募集を停止する予定です。現在、文部科学省への手続きを進めており、決定次第、改めてHPでお知らせいたします。令和4年度以降の医学科第2年次編入学(学士入学)を検討されている皆様におかれましては、ご承知おき願います。」
定員 | 5 |
入学 | 2年次前期 |
日程 | 出願:7月 筆記:8月 面接:9月 合格:10月 |
科目 | TOEIC、数学物理あわせて90分、化学生物あわせて90分、面接 |
推薦書 | 不要 |
英語試験 | 2年以内のTOEIC |
HP | https://www.med.niigata-u.ac.jp/contents/applicant/entrance_exam/index.html |
理系向きの試験科目のため、東大京大理系出身者が多かった。以前は各科目の配点を公表し比較的学力重視の試験をしていたが、現在は配点が非公表となっている。
語学、理系、文系、その他の指定の単位を取得していることが必須であり、さらに科目の系統まで細かく指定されているので出願にあたっては注意が必要。
こうした条件に加えて、受験日程のせいか立地のせいか、受験者が少ない穴場校。情報も少なめ。
科目 | 時間 | 会場 | |
1次試験 | 数学・物理 | 9:10〜10:40 | 新潟大学医学部 |
化学・生物 | 11:30〜13:00 | ||
2次試験 | 面接 | 13:30〜 |
書類選考なし。TOEIC必須。英語の点数は、TOEICの素点を10分の1に圧縮 (例: 730点なら73点)して加点している。
筆記試験は簡単なため、かなりの高得点が必要となる。筆記試験は500点満点、通過ラインは330〜350点程度、400点程度で上位1〜2位。2012年は388点で2位(リンク)。数学と生物が激易なので、実質物化で決まる。物理系の人は有利。ちなみに、生物は穴埋めにRNAとかDNAとか入れるレベルである。物理と化学は問題自体は特にひねりのない問題だが、計算量が多い。
配点は、各科目100点+TOEIC100点の500点満点である。筆記試験で15名まで絞られる。
面接は15分の個別面接。面接では各項目5段階評価で行われる。はじめの3分間は、医療問題に関するスピーチ。面接開始時に、スピーチのお題が口頭で与えられる。(例: 少子高齢化社会における医療問題と、その解決策について。)5段階のスコアシートが丸見えとのこと。余裕があれば自分の評価が見て取れることだろう。
生物の穴埋めがなく、記述が増加。
集団面接が廃止。
前年と志願者数はほぼ変わらず。
学力重視の試験に切り替えている印象を受ける。
入学年 | 志願者 | 1次受験 | 1次合格 | 2次受験 | 2次合格 | 追加合格 | 入学者 |
2019(2前) | 56 | 51 | 15 | 14 | 5 | 2 | 5 |
2018(2前) | 61 | 53 | 15 | 13 | 5 | 1 | 5 |
2017(2前) | 58 | 48 | 15 | 14 | 5 | 3 | 5 |
2016(2前) | 67 | 55 | 15 | 14 | 5 | 3 | 5 |
2015(2前) | |||||||
2014(2前) | 65 | 54 | 15 | 13 | 5 | 1 | |
2013(2前) | 66 | 57 | 15 | 12 | 5 | 1 | |
2012(2前) | 81 | 69 | 16 | 15 | 5 | 0 | 5 |
2008(2前) | |||||||
2007(3前) | |||||||
2002(3前) |
2008年4月入学者より、2年前期編入に変更
2007年実施の試験より、3年次編入ではなく、2年前期入学
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