概要 †
定員 | 10(地域枠4名) |
入学 | 2前(5名)3前(5名) |
日程 | 7月:締め切り 8月:筆記 9月:面接 10月:合格 |
科目 | 英語60分、自然科学90分、面接 |
推薦書 | 必要 |
英語試験 | TOEIC L&R |
分類 | 新設医科大学 |
進級 | 厳しい |
ス卒 | 70.5%(2015→2021) 67.9%(2014→2020) |
立偏 | 46 |
所在地 | 島根県出雲市塩冶町(医学部キャンパス) |
HP | med.shimane-u.ac |
解説 †
- 一般枠と地域枠の2つの入り口がある。地域枠では島根県の医療に従事することが条件である。地域枠の出願条件は、島根県内の高等学校卒業者かつ地域医療への従事である。
変更点 †
2023年 †
- 第1次選抜合格者は,「これまでの研究の概要と医学の研究、教育或いは診療への応用に対する抱負」を800字程度にまとめて、令和4年9月16日(金)までに島根大学医学部学務課入試担当へ送付することが義務付けられた。
2022年 †
- 新型コロナ感染拡大により筆記試験を中止。第1次選抜は出願書類による書類審査によって行う。
2020年 †
- 現在,医学部医学科では,定員10人の学士入学試験を3年次編入学として実施しておりますが,2020年度入試より定員を分割し,3年次編入学(定員5人)及び2年次編入学(定員5人)として実施します。
引用:med.shimane-u.ac.jp
試験解説 †
過去問題 †
2023:英語(解答・出題意図)、自然科学(解答・出題意図)
2022:筆記試験中止
2021:英語(解答・出題意図)、自然科学(解答・出題意図)
2020:英語(解答・出題意図)、自然科学(解答・出題意図)
2019:英語(解答・出題意図)、自然科学(解答・出題意図)
2018:英語(出題意図)、自然科学(出題意図)
2017:英語(出題意図)、自然科学(出題意図)
2016:英語(出題意図)、自然科学(出題意図)
2015:英語(出題意図)、自然科学(出題意図)
2014:英語(出題意図)、自然科学(出題意図)
2013:英語(出題意図)、自然科学(出題意図)
参考:島根大学入試情報
英語 †
- 英語の分量は多い。
- 例年だとA4で1枚+和訳2問(4行くらい)+説明1問くらい。
自然科学 †
- 120分。物理1問、化学1問、生物2問。物理と化学は大学教養レベルの問題。生物は、高校レベルでは解けない問題も多い。生物の記述で差がつく。
面接 †
- 土日2日間かけて2回行われる。面接官は筆記試験の成績を見ながら面接をしている。
令和2年度入学者の例 †
- 二次試験浜松と被ってるんですね -- [yOAoG.TaCm??.] 2021-09-15 (水)
- 被り見越して出願してるのに変更でこれは悲しい -- [nRcu6tIU1gQ] 2021-09-17 (金)
- 面接どんな感じでした? -- [Ws0iRrcRXYo] 2021-10-23 (土)
- 島根に残る気がありますか?残ると答えたらその意欲を1分でアピールして下さい。 -- [NTeKuemCpqA] 2021-10-27 (水)
- 口頭で問題って出された? -- [RqYlWxHgA/w] 2021-11-03 (水)
- 出されなかった。島根に残る意欲のアピールを求められた。 -- [nPqI9x9WAvc] 2021-11-03 (水)
- 島根受験する人はそのあたりの対策は余裕でしてるから差がつくのかな? -- [HmRsisE8dpY] 2021-11-03 (水)
- 対策は難しいよね。島根に限らず地方駅弁芋大学は地元に残って臨床や研究してくれないと採用する意味はないよね。面接点が開示されない意味を考えればわかるよね?差別、いや区別は必要だから得点調整はするよね。医学部合格は他の学部とは違うんだよ。就職採用試験の意味もあるんだよ。他の地域に行く確率の高い人を敢えて採用するのはどうなのかね。損なのではないかね。 -- [nPqI9x9WAvc] 2021-11-03 (水)
平成28年度入学者の例 †
面接に進むのはおよそ40人。これを1日20人、午前と午後10人ずつ程度に振り分ける。振り分けは受験番号順。面接前に受験者は受験者待合室に集められ、「面接調査票」と「面接レポート」の記入を求められる。
・面接調査票
20minで記入
- 勉強以外に得意なこと(入賞したことなど)
- どんな医師を希望するか、特に勤務地は?(確かこんな内容)
- 自分の性格について自己評価と他者評価に分けて
- コミュニケーション能力を向上させるために心がけていることなど
・面接レポート
30minで記入
- 学士編入制度のメリットとデメリットについて
200字?以内で。原稿用紙形式。下書き用紙も回収される。
・面接
20minを2回
面接室1と2がある。必ず両方行くことになる。
面接官は4人。医学部長・医学科長も面接官として在室。面接官1人につき5分間の時間制限あり(ストップウォッチを渡し合っていたことから推測)。
私の時は面接室1が割とフレンドリーで、面接室2はやや圧迫面接という感じ。
訊かれたことは、高校卒業から現在に至るまでの経歴、勉強方法(大学に入ってからもついてこれるか)、一次試験の出来はどうだったか、なぜ大学受験時に医学部を受けなかったのか、研究内容について(1次試験合格者が大学に提出する書類を見ながら)(かなり厳しく突っ込んできた印象)、○○やっているなら医師でなくてもいいのでは(これまた厳しく)、○○大学ということは△△を□□したところだよね(他の研究分野についても知っているか?学部が違うんですけど・・・)、○○に関連した研究ということで試験をします(口頭でその分野に関連した質問をされた、1次試験みたいな感じ)。他にも、面接レポート・調査票および推薦書から質問を引き出してくる。
島根に残るかとか、島根のご当地クイズとか、島根大学を志望した理由とかは訊かれなかった(察して下さい)。
志願状況 †
入学年度 | 学年 | 募集 | 志願 | 受験 | 合格 | 入学 |
2023 | 2前 | 5 | 35(男24女11) | 32(男23女9) | 9(男5女4) | 5(男1女4) |
3前 | 5 | 45(男33女12) | 40(男29女11) | 6(男4女2) | 5(男3女2) |
2022 | 2前 | 5 | 53(男36女17) | 47(男33女14) | 6(男3女3) | 5(男3女2) |
3前 | 5 | 50(男30女20) | 49(男30女19) | 5(男3女2) | 5(男3女2) |
2021 | 2前 | 5 | 32(男20女12) | 25(男16女9) | 5(男4女1) | 5(男4女1) |
3前 | 5 | 21(男15女6) | 16(男11女5) | 5(男4女1) | 5(男4女1) |
2020 | 2前 | 5 | 54(男33女21) | 54(男33女21) | 8(男7女1) | 5(男4女1) |
3前 | 5 | 24(男14女10) | 21(男11女10) | 6(男3女3) | 5(男2女3) |
2019 | 3前 | 10 | 122(男83女39) | 101(男71女30) | 11(男9女2) | 10(男8女2) |
2018 | 3前 | 10 | 160(男119女41) | 148(男110女38) | 12(男11女1) | 10(男9女1) |
2017 | 3前 | 10 | 210(男146女64) | 180(男125女55) | 13(男10女3) | 10(男7女3) |
2016 | 3前 | 10 | 215(男149女66) | 187(男128女59) | 12(男8女4) | 10(男6女4) |
2015 | 3前 | 10 | 214(男153女61) | 186(男131女55) | 11(男9女2) | 10(男8女2) |
2014 | 3前 | 10 | 233(男159女74) | 193(男130女63) | 11(男8女3) | 10(男7女3) |
2013 | 3前 | 10 | 269(男187女82) | 230(男156女74) | 12(男10女2) | 10(男8女2) |
2012 | 3前 | 10 | 274(男179女95) | 229(男150女79) | 13(男7女6) | 10(男5女5) |
2011 | 3前 | 10 | 244 | 203 | 13 | 10 |
2010 | 3前 | 10 | 238 | 206 | 11 | 10 |
2009 | 3前 | 10 | 230 | 198 | 10 | 10 |
2008 | 3前 | 10 | 261 | | | |
2007 | 3前 | 10 | 266 | | | |
2006 | 3前 | 10 | 191 | | | |
2005 | 3前 | 10 | 138 | | | |
2004 | 3前 | 10 | 196 | | | |
2003 | 3前 | 10 | 195 | | 13 | |
2002 | 3前 | 10 | 189 | | 14 | |
2001 | 3前 | 10 | 297 | | 14 | |
2000 | 3前 | 10 | 467 | | 13 | |
1999 | 3前 | 10 | 411 | | 10 | |
1998 | 3前 | 10 | 657 | | 12 | |
参照:shimane-u.ac.jp/nyushi/
- 試験日(面接)が2日間にわたる事に加え、立地も悪いため、欠席者辞退者が多い。毎年、1〜4人程度の追加合格者が出る。
3年次編入 †
- 他大学が次々と3年次編入を2年次編入に改編していく流れの中、コメディカル資格保有者限定ではあるが、5名の枠が残されている。
- ただ、4年次冬のCBTまでの約3年8ヶ月のカリキュラムを約1年8ヶ月に圧縮するため、かなり厳しいテスト三昧生活になることは覚悟しないといけない。
- (参考)2年前まで3年次編入を実施していた名古屋大学医学部は、『2023年問題の影響で実習が増え、カリキュラムが前倒し。教員学生過負荷。』という理由で2年次編入に改編した。
- 進級の厳しい大学(国立ワースト5校の常連)であり、3年次に編入したは良かったが、その年に留年してしまった人も少なくない。
- 来年以降は、2023年問題のため、さらにカリキュラムが厳しくなる事は間違いなく、留年者が増える可能性もある。(2年次、3年次共通)
- 『参考,学士編入に関して質問です。Yahoo!知恵袋』
交通手段 †
- 医学部所在地出雲市は、人口17.2万人を擁し、松江市(20.4万人)につぐ、島根県第二の都市である。米子市(14.6万人)よりも多い。
- 交通の拠点はJR出雲市駅。
- 出雲市駅⇔岡山駅,特急やくも
- 片道3時間15分。コロナの影響で、片道8本/日に減。
- 「出雲縁結び空港」にはJALしか発着がない。(ANAやLCCなし。)
- 航空費用が高いことは覚悟しないといけないが、JALの株主優待を利用すると軽減できるので、入学を考えるのであればJAL株を保有しておくと良いだろう。
写真:JR出雲市駅前
募集要項 †
令和4年度版 †
- 令和4年度版
- 7ページ) 第1次選抜合格者のうち地域枠志願者は,「島根県の地域医療の実態と自分の医療に対する考え」を800字程度にまとめて,令和3年9月17日(金)までに島根大学医学部学務課入試担当へ送付してください。
令和5年度版 †
- 7ページ) 第1次選抜合格者は,結果通知の際に同封する様式により「これまでの研究の概要と医学の研究,教育或いは診療への応用に対する抱負」を800字程度にまとめて,令和4年9月16日(金)(17時必着)までに島根大学医学部学務課入試担当へ送付してください。(これまでの研究の概要は研究のレベルを問うものではありません。)
- 7ページ) 第1次選抜合格者のうち地域枠志願者は,「島根県の地域医療の実態と自分の医療に対する考え」を800字程度にまとめて,令和4年9月16日(金)までに島根大学医学部学務課入試担当へ送付してください。
- 8ページ)7 その他の注意事項
- (1) 提出書類の記載事項が事実と相違していることが判明した場合には,入学許可を取り消すことがあります。
- 推薦書
- 2.内容について問い合わせることがありますので,推薦者の電話番号を必ず記入してください。
コメント †