東海大学学士編入試験


□ 概要

医師率医学部の編入試験はほとんどが一般入試の延長線上にあるのに対し、東海大学は純粋な編入試験を課し、一般の勉強をしていない再受験生にもチャンスがある。特筆すべきは定員40名というところであり、かなり期待できる。特別な対策は必要ないので、受験者の多くが働いている社会人である。管理人が受験したときもGD組全員が働いており、もしかしたら意図的に受験専念を弾いている可能性もある。しかし、当然無職の者も合格している。合格すれば5円間の学費は3600万円程度であり、中堅私立医大と同等である。


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試験内容

@ 願書提出

A 筆記試験(定員の3倍程度)

B 面接・グループ討論

願書は非常に簡易的なものですぐに書き上げることが出来る。書類選考は行われない。筆記試験は英語と適性試験で、あまりにも簡単すぎて差がつかない。特に2007年は問題数が異常に少なく(合わせて30問程度)、やっつけ作業であることが露呈された。合格した者には配達記録郵便でお知らせが来るので、不在票が郵便受けに入っていると合格と分かる。

面接は評価に厚みを持たせるために2面接官対1受験者、10分程度のものを2回行う。学費のことについて聞かれた者が多い。また、毎回必ずプレゼンテーションをさせられる。これは、その場でお題を見せられ、それを元に2,3分程度でスピーチするものである。いかに素早く論理的に話を組み立てられるかが勝負どころである。

GDは1つの医学的なテーマに基づいて40分行われる。ほとんどが社会人なので討論のレベルは高い。事前に知識の整理と討論の練習をしておいた方がよい。