医学部受験と再受験
TOP海外の医学部>海外で働く
海外で働く
日本での医師免許取得がかなり厳しいという現実から、海外医学部卒業生の視線は必然的に日本以外に向けられます。では日本以外で医師をするというと、具体的にどのような選択肢があるのでしょうか。


 USMLEを狙う

USMLEとはアメリカの医師国家試験のことをいいます。USMLEは多くの国の医学部卒業生に門戸を開いており、日本の予備試験に合格を期待するよりかは希望が持てます。試験会場等で見かける東欧の医学部留学斡旋機関はこのUSMLE受験資格を売りにしています。当然、医師免許取得条件(市民権や永住権が必要)等において制約が課されますが、それでもそのハンディは十分克服できるものであるようです。寧ろ問題は試験自体の難しさにあります。ここでは、言語の壁が大きくのしかかります。ここを克服できるかが最大の分かれ道だと思います。ただ、先にあげた東欧の医学部などは英語での授業を行っていますので、在学期間中に英語能力を磨く十分な機会があるのではないかと考えます。


 EUで働く

東欧の医学部を考えた場合、卒業後にその付近のEU加盟国で働くという選択肢が思い浮かぶと思います。私も留学を検討したときに、できたら卒業した近くの国で働くことが出来たらいいなと思いました。しかし、この道は日本の医師免許取得よりも厳しいようです。そこには就労ビザの取得の難しさが関係しているようです。そのためにはまず、現地の言葉を習得しなければいけませんし、それでも、外国人に対する就労ビザはほとんど許可されないというのが現状のようです。留学斡旋機関ですらEUでは厳しいという旨のことを言っています。ですので、残念ながらこの選択肢は日本で働く以上にないようです。
[医学部再受験をネット内職で乗り切る]