大枠 †

- 上記の流れが全てである。
- 多くの者は日本の医師国家試験予備試験の受験資格を申請して認可してもらい、予備試験に合格したら本試験を受ける。
- 外国の医師免許を取得した者は直接本試験を受験できることもある。
受験資格認定者数 †

- 2003年の時点では15人だったが、2017年には134人となった。
国籍 †
- 学校所在地に関しては、2017年の例を取ると、中国31、韓国31が最も多く、次いでハンガリー22名であった。
- これは、日本から中国や韓国の大学に言っているというわけではなく、国籍をみると、日本38、中国20、韓国32であり、中国人と韓国人が地元の大学を卒業して日本でも医師免許を取るというパターンである。
- 国籍に比して群を抜いてハンガリーの大学卒業者が多く、これは日本人がハンガリーに行っているということを示す。
難易度 †
- 海外で医師免許を取得してから日本の医師国家試験を受ける人への対応については、日本語診療能力調査の合格基準が厳しくなった。これまで、海外の医学校を卒業した人もしくは海外で医師免許を取得した人は、事前に行われる日本語診療能力調査で「50%以上かつ0点の項目がない」という合格基準を満たした場合に日本の医師国家試験を受けることができたが、この合格基準を「60%以上かつ0点の項目がないこと」に改める方針が示された。これは近年、外国の医学校の卒業後に医師国家試験を受ける人が増えつつあり、評価方法を充実すべきとの意見があったことを受けてのもの。報告書には、引き続き評価方法の検討を行うと共に適宜見直す必要があるとの意見も併せて記載された。加えて、世界医学教育連盟(WFME)により、卒前教育の国際基準を踏まえた評価の準備が進められていること、全国医学部長病院長会議を中心に日本医学教育評価機構の設立準備など、卒前教育の国際標準への対応を踏まえた準備が進められていることなども同報告書にまとめられた。(海外医学部総論コメント欄2015年7月21日)
医師国家試験予備試験 †
医師国家試験予備試験
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