国公立医学部出願状況

  • 国公立医学科のみの集計です。
  • 18歳人口概算(文科省学校基本調査)=3年前の中学校卒業者数+中等教育学校前期課程修了者数
  • 出典:当ページコメント欄

医学科入試形態別

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  • 2012年に医学部人気のピークが来て、以降、景気の回復とともに人気は低下している。

1987年〜

西暦前期・A日程後期・B日程推薦・AO進学選択学士編入18歳人口和暦
募集志願者倍率募集志願者受験者志願倍率実質倍率募集志願者倍率理二全科類北大金沢筑波定員募集延べ志願
20233584159604.4倍3517550137321.5倍3.40倍151450383.3倍10310151961973589万人令和5
20223636150874.1倍3637255115819.9倍2.73倍148845253.0倍1035161951953879111万人令和4
20213604147734.1倍4087110157517.4倍3.30倍146846673.2倍104512012013905113万人令和3
20203597147424.1倍4547404204416.3倍4.06倍140349203.5倍103512012013515116万人令和2
20193644163904.5倍5249081247117.3倍4.19倍136050773.7倍103512082083490116万人平成31
20183676170644.6倍5398969252316.6倍4.20倍132448803.7倍10352082083829117万人平成30
20173699180934.9倍5419927283618.3倍4.79倍133450243.7倍10352082083???119万人平成29
20163683183425.0倍55610073304318.1倍4.82倍133449433.7倍10352082084487118万人平成28
20153658189995.2倍58611047324818.7倍5.10倍131651543.9倍10352082084???119万人平成27
20143619199195.5倍61112586388920.6倍5.95倍130050843.9倍10352082085???117万人平成26
20133592196745.5倍65112813473419.7倍6.81倍126448453.8倍10352082185???122万人平成25
20123591204835.7倍67014103517021.0倍7.20倍121046203.8倍10352092145???118万人平成24
20113570190235.3倍67513717655020.3倍9.17倍119641503.4倍1032072176???119万人平成23
20103576171774.8倍6851269318.5倍111237273.3倍1032072526???121万人平成22
20093393170415.0倍7231265317.5倍集計中1032072376???121万人平成21
20083116172405.5倍7511326917.7倍集計中1032052106???123万人平成20
20072987170925.7倍8801326215.1倍集計中102102156???129万人平成19
20063014183316.1倍89516.2倍614集計中102052055???132万人平成18
2005集計中5.8倍13.8倍102052085???136万人平成17
2004集計中6.1倍14.4倍101901955???141万人平成16
20033006177205.9倍106613940721613.1倍6.77倍51123174.5倍101851854???146万人平成15
20023016集計中6.0倍102013.7倍504101551554170150万人平成14
20013030178635.9倍104514255768113.6倍7.35倍47519984.2倍101251254650151万人平成13
20003123集計中10421065653353151万人平成12
19993196集計中10771035351494154万人平成11
19983235集計中11201035353421162万人平成10
19973211集計中1134101010208168万人平成9
19963232集計中1128380101010207173万人平成8
19953260186905.7倍10981362312.4倍38018814.9倍101010135177万人平成7
19943297集計中10883551010101??186万人平成6
19933245174455.4倍11501369411.9倍3451929*5.6倍*1010101??198万人平成5
19923120154815.0倍12801279810.0倍3731986*5.3倍*1010101??204万人平成4
19912955151745.1倍1385130049.4倍35418095.1倍101010126204万人平成3
19902822集計中14921010101??200万人平成2
19892363集計中21721020201??193万人平成元
1988集計中1020201??188万人昭和63
19872396集計中24451020201??188万人昭和62
  • 2021年1月〜 共通テスト
  • 令和(2019.5.1〜)
  • 2002年 AO方式を導入(旭川医科大学)
  • 2000年〜 出身高校別の合格者数のみ公表(掲示板、新聞、雑誌、週刊誌)となる
  • 1997年 地域枠を導入(札幌医科大学)
  • 1990年1月〜2020年1月 センター試験
  • 1989年2月〜 分離分割方式(前期日程、後期日程)
  • 平成(1989.1.8〜2019.4.30)
  • 1987年2月〜1988年3月 理三と京医のW合格が可能な2年間
  • 1987年2月〜1996年3月 連続方式(A日程、B日程)

1979年〜

西暦一元化(医学科)推薦(医学科)進振り学士編入18歳人口和暦
募集志願者倍率募集志願者倍率理二募集志願者
1986集計中国立3校10201??185万人昭和61
19855170153493.0倍国立3校10201??155万人昭和60
19845210154413.0倍10209?167万人昭和59
19835210157933.0倍10201??172万人昭和58
19825210165423.2倍10201??163万人昭和57
19815210169323.2倍10201??160万人昭和56
19805110164223.2倍10202??157万人昭和55
19794810181563.7倍10202??156万人昭和54
  • 1985年 推薦方式を導入(佐賀医科大学、大分医科大学、愛媛大学)
  • 1979年〜1986年 一元化
  • 1979年1月〜1989年1月 共通一次試験(インターン制度の廃止と共通一次に関連あり)

1955年〜

西暦国立一期校(医学進学課程)国立二期校(医学進学課程)公立1.5期校(医学進学課程)進振り学士編入18歳人口和暦
募集志願者倍率募集志願者志願倍率募集延べ志願志願倍率理二募集志願者
19782950185756.3倍13202838721.3倍480512210.6倍10201??158万人昭和53
1977集計中10201??162万人昭和52
1976集計中10202??154万人昭和51
19751725527206450610203??156万人昭和50
1974集計中10162万人昭和49
1973集計中10166万人昭和48
1972集計中1873010173万人昭和47
1971集計中10184万人昭和46
1970集計中10194万人昭和45
1969集計中10213万人昭和44
1968集計中10235万人昭和43
196710242万人昭和42
1966集計中10249万人昭和41
196510194万人昭和40
1964集計中10140万人昭和39
1963177万人昭和38
1962197万人昭和37
1961集計中189万人昭和36
19601080330460199万人昭和35
1959108072856.7倍330548216.6倍460945320.5倍187万人昭和34
1958108079937.4倍330508715.4倍420775618.5倍166万人昭和33
1957153万人昭和32
19561090*集計中倍*260320174万人昭和31
19551050*7297*8.0倍*285732525.7倍320793124.8倍168万人昭和30
西暦国立一期校(医コース・理乙)国立二期校(医コース・理乙)公立1.5期校(医コース・理乙)18歳人口和暦
募集志願者倍率募集志願者志願倍率募集延べ志願志願倍率
195461542216.86倍260263810.14倍180193610.75倍171万人昭和29
1953158万人昭和28
1952昭和27
1951200*1950*9.75倍*42*225*5.36倍*30*251*8.37倍*昭和26
1950昭和25
  • 1975年〜 学士編入(阪大)
  • 1971年 東大の入試制度改革→5教科の一次試験その後の共通一次の雛形となった→ 一次試験通過者に4教科の二次試験
  • 1969年 東大入試が中止に追い込まれる
  • 1968年 医師法が改正され、インターン制度を廃止
  • 1967年 東大医学部のインターン生が中心となり・・・
  • 1962年 理科三類を設置
  • 1961年 国民皆保険
  • 1955年 医学進学課程を設置
    学制改革(1949年)以降は、国立大学医学部を希望する場合は、新制大学他学部の一般教養課程2年を修了して、医学専門課程の選抜試験(公募)を受験する必要があった。しかし、1955年に医学進学課程が設置されてからは、高等学校(新制)卒業から直接、医学進学課程を受験できるようになった。医学進学課程から医学専門課程への進学は無試験(ただし、学内の進級試験あり)となった。ただし、一部の大学(京大、東北大、群馬大、信州大、岡山大・・・)では、1957年以降も、医学専門課程の公募(10〜20名)も並存した。その他の大学でも、医学専門課程に欠員が生じれば、若干名を公募していた。
    1955年と1956年の北大理類乙140は、北大医80や札幌医科60の医学専門課程に無試験で進学できた。1955年と1956年の北大理類の入試では、理科系と理類乙の間の第二志望が認められていた。ゆえに、理類乙のみの厳密な志願者数は公表されていない。ゆえに、1955年と1956年の国立一期校(医学進学課程)の募集人員*に北大理類乙140名は加えているが、志願者数*や、志願倍率*は、北大理類乙を除いて計算した。北大理類乙は、1957年から医学進学課程となった。
    奈良県立医科大学は、1958年に医学進学課程が設置された為、1959年まで、医学専門課程の選抜試験(公募)が継続された。
    東大は、1962年に理科三類が設置された為、1963年までは、医学専門課程への進学を希望する場合は、選抜試験(他大学からの公募もある)を受験する必要があった。駒場の教養課程2年生で、医学専門課程のみを志願する上位40名に該当するX組に属する者には、入試に際し、優先権(幾らかの加点)が与えられた。尚、駒場の教養課程2年生の医学専門課程のみの志願者は、X組、Y組、Z組という3つの組で編成されていた。
  • 1954年以前は、医コース、理学部乙、文理学部、学芸学部、工学部、農学部、鉱山学部、教養部、理学部二類、理科丙類などの中に、医学専門課程の受験希望者が必修単位を履修する目的のコースがあった。ただし、そのコースに在籍していても、国立大学の医学専門課程への進学を希望する場合は、他大学からの志願者と対等の条件の公募の選抜試験が必須であった。つまり、国立大学医学部に進学するには、大学入試が2回も必要であった。当時も、国立大学医学部が最も競争が激烈であった。

1949年〜

西暦医学専門課程の公募医学専門課程の公募(10〜20名)の並存18歳人口和暦
1963東大80177万人昭和38
1962東大80京大197万人昭和37
1961東大80京大189万人昭和36
1960東大80京大199万人昭和35
1959東大80 奈良40京大187万人昭和34
1958東大80 奈良40京大 京府12166万人昭和33
1957東大80 奈良40京大 東北 群馬 信州 岡山 京府15153万人昭和32
西暦国立一期校(医学専門課程)国立二期校(医学専門課程)公立1.5期校(医学専門課程)18歳人口和暦
募集志願者倍率募集志願者志願倍率募集延べ志願志願倍率
1956集計中174万人昭和31
195580034044.25倍58047198.13倍67041616.21倍168万人昭和30
195480033534.19倍58036456.28倍66033625.09倍171万人昭和29
1953158万人昭和28
1952昭和27
1951昭和26
1950昭和25
1949昭和24
  • 1950年〜 進学振分け(東大)  旧制第一高等学校(駒場)=新制東大教養学部  旧制東京帝国大学(本郷)=新制東大各学部
    東大では、各学部専門課程へは進振り、医学専門課程へは選抜試験(公募)
  • 1949年6月〜1978年 国立一期校 国立二期校 公立1.5期校 (但し、一期校、二期校の分類は、他学部と医学専門課程では、異なっているので注意)
  • 1949年3月 学制改革→旧制高等学校=新制大学教養学部  旧制大学=新制大学各学部
    学制改革医学専門課程の受験資格は「大学の一般教養課程2年修了者で科目及び単位の要件を満たす者」となる→大学予科、理学部乙 でも要件を満たす
  • 1948年 医師法 医療法
  • 1947年3月 第2回医師国家試験(医専の卒業生が受験) 受験者1646名 合格者1364名 合格率82.9%
  • 1946年11月 第1回医師国家試験(臨時科出身の歯科医師のみを対象) 受験者268名 合格者137名 合格率51.1%
  • 戦後(1945.8.15〜)→GHQ指導の下、医学教育改革→アメリカ医学→インターン(卒後1年以上ほぼ無報酬の研修)の後に国家試験 → 学制改革

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  • 1942年 医師法(旧)を国民医療法に統合
  • 戦時下(1939年5月〜1945年)→陸軍省・海軍省・厚生省の要請→臨時附属医学専門部の附置、旧制医学専門学校の増設
  • 昭和(1926.12.25〜1989.1.7)
分類新制旧制設立起源
旧三商大一橋大学合格者数1920 東京商科大学官立1887 高等商業学校1875 商法講習所
神戸大学合格者数1929 神戸商業大学1902 神戸高等商業学校
大阪公立大学1949 大阪市立大学1928 大阪商科大学市立1901 市立大阪高等商業学校1880 私立大阪商業講習所
旧三工大閉鎖1922 旅順工科大学官立1910 旅順工科学堂
東工大合格者数1929 東京工業大学1901 東京高等工業学校1890 東京工業学校
1881 東京職工学校
阪大合格者数1929 大阪工業大学1901 大阪高等工業学校1896 大阪工業学校
旧六医大千葉大学1923 千葉医科大学1901 千葉医学専門学校1894 第一高等学校医学部
1887 第一高等中学校医学部
1874 共立病院
岡山大学1922 岡山医科大学1901 岡山医学専門学校1894 第三高等学校医学部
1887 第三高等中学校医学部
1870 岡山藩医学館
金沢大学1923 金沢医科大学1901 金沢医学専門学校1894 第四高等学校医学部
1887 第四高等中学校医学部
1862 彦三種痘所
長崎大学1923 長崎医科大学1901 長崎医学専門学校1894 第五高等学校医学部
1887 第五高等中学校医学部
1857 長崎奉行所西役所
新潟大学1922 新潟医科大学1910 新潟医学専門学校1869 施蘭薬院
熊本大学1929 熊本医科大学
1922 県立熊本医科大学
1921 熊本県立医学専門学校
1904 私立熊本医学専門学校
1756 再春館
旧二文理大筑波大学1949 東京教育大学1929 東京文理科大学1902 東京高等師範学校
1886 高等師範学校
1873 東京師範学校
1872 師範学校
広島大学1929 広島文理科大学1902 広島高等師範学校1875 広島県公立師範学校
1874 白島学校
神道皇學館大学1940 神宮皇學館大學1887 神宮皇學館
1883 皇學館
1873 神宮教院
公立大阪大学1931 大阪帝国大学医学部
1919 大阪医科大学
1915 府立大阪医科大学
府立1903 大阪府立高等医学校1880 府立大阪医学校
1873 大阪府病院
1869 仮医学校
1838 適塾
名古屋大学1939 名古屋帝国大学医学部
1931 名古屋医科大学
1920 県立愛知医科大学
県立1903 愛知県立医学専門学校1901 愛知県立医学校
1881 愛知医学校
1872 義病院
1871 名古屋県仮医学校
京都府立医科大学1921 京都府立医科大学府立1903 京都府立医学専門学校1872 京都療病院
熊本大学1929 熊本医科大学
1922 県立熊本医科大学
県立1921 熊本県立医学専門学校
1904 私立熊本医学専門学校
1756 再春館
  • 第一次世界大戦(1914.7.28〜1918.11.11)
  • 大正(1912.7.30〜1926.12.25)→1918年 大学令
分類新制大学旧制大学医学部の起源
旧帝大東大合格者数1897 東京帝国大学
1886 帝国大学
1897 東京帝国大学医科大学
1886 帝国大学医科大学
1877 東京大学医学部
1874 東京医学校
1869 大学東校
1868 医学校
1861 西洋医学所
1858 種痘所
京大合格者数1897 京都帝国大学1911 京都帝国大学医科大学
1903 京都帝国大学京都医科大学
1899 京都帝国大学医科大学
九大合格者数1911 九州帝国大学1911 九州帝国大学医科大学
1903 京都帝国大学福岡医科大学
1879 福岡医学校
1867 賛生館
東北大合格者数1907 東北帝国大学1919 東北帝国大学医学部
1915 東北帝国大学医科大学
1912 東北帝国大学医学専門部
1901 仙台医学専門学校
1894 第二高等学校医学部
1887 第二高等中学校医学部
1880 宮城医学校
1879 宮城病院附属医学校
1872 共立病院附属学舎
1872 宮城県医学所
1817 仙台藩医学校
1760 養賢堂
北大合格者数1918 北海道帝国大学1919 北海道帝国大学医学部
阪大合格者数1931 大阪帝国大学1931 大阪帝国大学医学部
1919 大阪医科大学
1915 府立大阪医科大学
1903 大阪府立高等医学校
1880 府立大阪医学校
1873 大阪府病院
1869 仮医学校
1838 適塾
名大合格者数1939 名古屋帝国大学1939 名古屋帝国大学医学部
1931 名古屋医科大学
1920 県立愛知医科大学
1903 愛知県立医学専門学校
1901 愛知県立医学校
1881 愛知医学校
1872 義病院
1871 名古屋県仮医学校
ソウル大学校1924 京城帝国大学1926 京城帝国大学医学部
国立台湾大学1928 台北帝国大学1936 台北帝国大学医学部

参考文献

アドバイス

医学部の志願倍率は低下しているが、他学部(東大は難化)の志願倍率&偏差値はもっと低下している → 少子化 & 共通テストによる足切り強化 の影響

  • 募集人員の配分は、2021年は、前期65.7%、後期7.4%、推薦26.7%となっている
    募集人員の配分は、2022年は、前期66.0%、後期6.6%、推薦27.2%となっている
  • 推薦・AOの募集が増加しており、推薦・AOの志願倍率が低下している → 地域枠の影響と考える
  • 2000年頃と比べて、前期は、募集人員が増加しているが、足切りが強化され、志願者が減り、前期の志願倍率が低下している → 共通テストの重要性が高まっている
    都市部の難関国公立医学部の前期志願倍率は、2001年は4〜5倍だった。一方、地方国公立医の前期志願倍率は、2001年は6〜10倍だった(隔年現象が激しかった)
    都市部の難関国公立医学部の前期志願倍率は、2022年は2〜3倍である。一方、地方国公立医の前期志願倍率は、2022年は3〜6倍である(足切りが強化されている)
  • 足切り強化の理由は、面接試験にある→会場や試験官のキャパシティーが関係している
    以前は、特に前期日程では、なるべく足切りを行わないよう、文部科学省から国立大学に指導があった
西暦前期推薦・AO後期追加合格含まない追加合格含む
募集募集志願者後期足切り後期志願−前期−推薦・AO−後期足切り=計算受験者募集実質倍率合格者数実質倍率
202335841514755029037550−3584−1514−2903=−45113733513.914033.40
202236071488725528147255−3607−1488−2814=−65211583633.194282.70
202136041468711021427110−3604−1468−2142=−10415754083.864773.30
202035951403740416707404−3595−1403−1670=73620444544.55034.06
201936441360908123519081−3644−1360−2351=172624715244.725894.19
201836761324896921148969−3676−1324−2114=185525235394.686004.20
201736991334992726419927−3699−1334−2641=225328365415.245924.79
20163683133410073247210073−3683−1334−2472=258430435565.476314.82
20153658131611047321511047−3658−1316−3215=285832485915.56365.10
20143619130012586413512586−3619−1300−4135=353238896116.366535.95
20133592126412813242312813−3592−1264−2423=553447346517.276956.81
2012359112101410314103−3591−1210−足切=9302−足切51706707.727187.20
2011357011961371713717−3570−1196−足切=8951−足切65506759.707149.17
2010357611121269312693−3576−1112−足切=8005−足切集計中685
200933931265312653−3393−−足切=−足切723
200831161326913269−3116−−足切=−足切751
200729871326213262−2987−−足切=−足切880
20063014614−3014−614−足切=−足切895
2005−−−足切=−足切
2004−−−足切=−足切
200330065111394013940−3006−511−足切=10423−足切721610666.77
20023016504−3016−504−足切=−足切1020
200130304751425514255−3030−475−足切=10750−足切768110457.35
  • 後期は、志願倍率は上がっているのに、実質倍率は下がっている → 後期足切り突破すれば、チャンスが大幅拡大する → 共通テストの重要性が高まっている
  • 後期の受験者(実質)が減っている理由は、足切り強化に加え、上記の表に記載した計算をすれば納得できる
  • 足切り強化の理由は、面接試験にある→会場や試験官のキャパシティーが関係している
  • 2000年頃と比べて、足切り強化、後期志願者↓↓、前期募集↑、推薦・AO募集↑ の結果、後期の実質倍率が低下している → 後期の志願倍率に惑わされるな
  • 後期に鬼の志願倍率となった大学は、後期足切り突破者に占める前期合格者(後期試験場に来ない)の割合が上がり、後期の実質倍率が下がる(前期合格者アシスト)
    例えば、ある大学の後期志願倍率が50倍を超えると、後期足切り突破者の大半は前期で合格するので、その大学の後期実質倍率が1倍を下回るリスクがある
    2023後期 旭川(志願倍率 66.6倍) 宮崎(志願倍率 57.9倍)→足切りラインを大幅緩和(旭川 5倍→15.1倍、宮崎 14倍→22.6倍)し実質倍率1倍未満を回避した
実質倍率旭川秋田山形千葉医歯山梨浜松名古屋岐阜三重富山福井奈良山口佐賀宮崎鹿児島琉球平均
2023後期2.102.736.723.701.613.313.683.60-4.25-2.034.113.094.163.761.952.533.40
2022後期1.102.274.662.352.362.461.951.602.661.40-1.783.362.093.382.521.724.882.70
2021後期3.602.163.862.953.103.471.875.003.482.186.813.104.044.601.751.521.683.253.30
2020後期10.663.464.173.142.542.861.253.403.752.545.421.414.655.804.772.132.044.704.06
2019後期8.603.243.473.402.633.102.384.804.003.456.331.845.593.505.582.952.283.424.19
2018後期12.201.413.233.802.083.252.252.005.003.404.333.075.694.542.812.722.045.424.20
2017後期10.722.626.703.042.163.355.081.605.673.703.504.114.724.504.273.403.704.384.79
2016後期5.922.173.784.601.423.623.841.805.392.804.962.965.835.304.273.952.485.884.82
2015後期9.002.403.903.081.503.833.442.166.422.005.402.846.714.814.002.953.473.465.10
2014後期7.622.827.074.502.314.474.812.606.503.206.123.306.193.403.003.7517.754.685.95
2013後期10.791.934.754.571.533.9315.302.6025.002.813.822.927.123.183.364.5014.783.116.81
2012後期10.453.204.384.222.564.9314.073.4023.682.725.724.765.303.8011.423.1513.254.687.20
2011後期7.171.899.404.802.065.4412.273.2069.363.806.434.323.903.067.8011.9011.523.579.17
2010後期6.913.592.594.473.884.7611.201.8057.8610.456.591.363.683.226.098.158.372.887.91

コメント

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  • かなりの専門家だな。 -- [7e27938c] 2022-02-06 (日) 12:24:03
  • 神データ -- [76f016ef] 2022-02-08 (火) 09:23:36
  • すご -- [7be17580] 2022-02-12 (土) 02:27:13
  • ここまで詳しくわかるものなのか! -- [7ef53cec] 2022-02-12 (土) 08:09:57
  • こうみるとある程度簡単になるのは当たり前だよな。 -- [7122b182] 2022-02-28 (月) 18:54:08
    • 特に近年は簡単になっている。だって上位企業の方が稼げるし。 -- [7e27938c] 2022-02-28 (月) 23:14:07
      • 金だけで医学部志望なのが去ってくれると、本当に興味のある人が入りやすくなるからありがたい -- [7e713c06] 2022-03-02 (水) 10:27:05
  • ナイスデータ -- [76f016ef] 2022-03-15 (火) 12:39:16
  • 志願者層レベルの変化が考慮されていない。 志願者数/18歳人口の数値でしかない。 -- [99b51f80] 2022-03-20 (日) 08:14:27
    • 医師という職業がそれ程注目されていない時代の私立医など超定偏差値で国立医学部も工学部と変わらない時代もあった。 -- [99b51f80] 2022-03-20 (日) 08:18:24
      • 私立医学部偏差値が40台、国立医学部が50台ほどだった時代も長く続いた。高偏差値が顕著になったのは2009年以降のリーマンショック後から。 -- [99b51f80] 2022-03-20 (日) 08:24:24
      • http://aoki-education-rc.blogspot.com/2012/08/19852012.html -- [99e705b7] 2022-04-28 (木) 07:51:58
      • 1975年 東大理喫从甲60.0、京大理 偏差値60.0、京大工 偏差値57.5、阪大工 偏差値55.0、東工大 偏差値57.5 -- [99e705b7] 2022-05-02 (月) 06:55:24
    • 医学部入試が変わった? 専門家「努力が報われやすくなってきている」AERAdot https://dot.asahi.com/wa/2022052600056.html?page=1 -- [99e705b7] 2022-06-11 (土) 20:24:59
      • 足切り強化により、国公立医学部受験を回避する人が増えた影響である -- [3c20e859] 2022-06-26 (日) 07:16:14
  • その時代は、京大工も阪大工も東工大も偏差値50台ですね。つまり、大学受験する人は勉強好きな一部の層のみで、大半は高卒で就職していた世代ですね。つまり、偏差値の意味は年代で異なります。 -- [99e705b7] 2022-04-28 (木) 07:57:35
  • 医学部入試が変わった? 専門家「努力が報われやすくなってきている」AERAdot -- [99e705b7] 2022-06-11 (土) 20:26:42
    • 足切り強化により、国公立医学部受験を回避する人が増えた影響である -- [3c20e859] 2022-06-26 (日) 07:07:30
  • 偏差値65の場合、近年最も倍率が高かった2014年の合格率は35%だったが、2022年には60%となった。つまり、偏差値65で医学部に合格できるのは2014年は3人に1人だったが、今は3人に2人程度にまで増えたことになる。 -- [99e705b7] 2022-06-11 (土) 20:28:21
    • ここ2,3年は足切り倍率を3倍などと厳しくした大学が激増した。少数精鋭のなかでの入試に変わりつつある。 -- [719e3296] 2022-06-11 (土) 21:06:12
      • 前期足切り倍率3倍など→理掘3.5倍)、東北(3倍)、北大(3.5倍)、千葉(3倍)、金沢(3倍)、筑波(2.5倍)、群馬(3倍)、京府(3倍)、和歌(3.3倍)、大分(3倍) -- [3c20e859] 2022-06-12 (日) 03:20:12
      • 昔は、前期日程で足切りを多く出した場合、文科省から各大学に、「前期日程に関しては、足切りをなるべく出さず、二次試験を受験させなさい」と指導が入っていた。 -- [3c20e859] 2022-06-12 (日) 03:32:35
  • 1991〜2021難易度の変遷 -- [3c20e859] 2022-06-20 (月) 03:22:34
  • 1982難易度ランキング -- [3c20e859] 2022-06-20 (月) 03:28:17
  • 2022後期の実質倍率→旭川1.4倍、秋田2.3倍、千葉2.4倍、医科歯科2.4倍、福井1.8倍、山梨2.5倍。岐阜2.7倍、浜松2.0倍、三重1.4倍、奈良3.4倍、山口2.1倍、宮崎2.5倍、鹿児島1.7倍 -- [3c20e859] 2022-06-25 (土) 23:25:35
    • 素通りやん -- [7e27938c] 2022-07-10 (日) 22:04:00
    • 旭川は辞退者2人いたから1.1倍やな -- [3c90d1fd] 2022-07-10 (日) 22:18:12
  • 理系では農学系が105%で志望者が増加。私立でも同じ傾向が見られた。医療系は今春入試と同様に人気が高く、薬学が前年比110%、医学は109%だった。 https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1581010 -- [db4be245] 2022-07-10 (日) 23:02:45
  • 私立医と違って国立は易化してない -- [67058c87] 2022-07-11 (月) 08:46:27
  • 筑波大総合学域群から医学類へ6名移行 -- [3c20e859] 2022-07-30 (土) 09:53:10
  • 2022総合入試(理系)入学者の医学科移行人数10名 -- [3c20e859] 2023-01-22 (日) 21:33:11
  • ボーダーよりも合格者の層を見ればその大学のレベルが分かる -- [34c5b7b5] 2023-01-22 (日) 23:00:58
  • す、すごい。。。 -- [7e4ceca0] 2023-03-09 (木) 21:05:02
  • この統計って臨時増員分抜かれてます? -- [72a66dfe] 2024-01-13 (土) 10:16:10
    • 大学が公表している発表をそのまま集計しています。臨時増員分を抜いたりなど細工は一切していません。駿台の入試状況分析とほぼ同じ値になっています。Kei-NETやY-SAPIXの集計とも同じになっています。 -- [3c20e859] 2024-01-13 (土) 11:46:21
      • 全部の国公立大学の全データを、Excelに入力して、計算しています。抜けているデータは昔の赤本を購入したりして補っていることもあります。 -- [3c20e859] 2024-01-13 (土) 12:25:18
      • データー収集に10万円以上費やしています。 -- [3c20e859] 2024-01-13 (土) 12:29:20
      • 『医学部学士編入試験情報』『医学部受験の高校』のデータ収集を含めると、50万円程度費やしていると思います。 -- [3c20e859] 2024-01-13 (土) 12:39:55
    • 臨時増員分を地域枠(推薦・AO)に回している大学が多いです。ゆえに、後期は言うに及ばず、前期も募集人員が減っています。 -- [3c20e859] 2024-01-13 (土) 11:58:54
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