信州大学医学部

大学データ

  • 一般入試配点
    前期セ:二次450:600
    センター試験英100、数100、国100、理(2)100、地歴・公民50
    二次試験英150・数150・理(2)150・面接150
    後期セ:二次-
    センター試験-
    二次試験-
  • 推薦入試
    定員20(現役15・1浪5)
    評定平均4.3以上
    出身地制限あり
    浪人1浪可
    科目センター試験900、面接

大学解説

 長野県松本市に位置する総合大学である。新八医大の一つである旧制松本医科大学を前身とする。
 大学は8学部8研究科を設置し、学部学生数9000人、大学院生数1800人、計11000人程度が在籍する。全学教育機構は医学部のある松本キャンパスにあり、全学部1年生はここで学ぶ。ただしいわゆる蛸足大学でもあるため、2年生以降卒業まで松本に居続けるのは人文、経法、理学、医学部だけである。つまり、医学部医学科で1年から6年まで同じキャンパスで学べる数少ない大学の一つである。
 日本一標高が高い(621m)医学部でもある。松本市は盆地なので夏は暑く冬は寒い。しかし、寒冷地ではあるが積雪は少ない。格安バスを使えば最安1500円で新宿まで行ける。JRのスーパーあずさを利用すると新宿〜松本間最短145分である。

入試情報

 国公立医学部の中では中堅レベルの難易度である。2013年までは2次試験の学科試験は数学(+小論文・面接)のみという珍しい入試形態であったが、14年以降に順次入試制度が変更された。14年に英語の追加及び面接・小論文が点数化(合わせて100点)、15年には化学が追加、16年には後期入試を廃止して前期は理科2科目化及び小論文を廃止し面接点が150点となり、現在の入試形態に落ち着いた。また16年から数学が30分短縮され120分に、17年から理科2教科の試験時間が30分短縮され150分になっている。

入試改革の変遷

2013年以前数学(+面接小論文)
2014年英語追加、面接小論文点数化
2015年化学追加
2016年後期試験廃止、小論文廃止、理科2科目化、面接点増、数学制限時間30分減
2017年以降理科制限時間30分減

 出願の際に履歴書及び志願調書を提出する。志願調書の内容は志望理由8行、卒後将来の希望6行、自分の長所短所の質問5行といった一般的な質問から、ボランティア活動や社会活動などで夢中になったこと5行などの質問もある。
 なお、面接の面接点は合格者らの報告によると、2016年以降合格者は全員満点もらえるという名古屋市立大学医学部と同じ形態をとっている。それまでも満点ではないが少なくとも合格者は一律の点数であった。

英語

2014年から前期入試で英語が課されるようになった。
例年長文読解総合問題が3題、長文を読解したのちに内容について英語で答える英問英答形式の英作文問題が1題という編成である。90分の試験時間で、長文の内容は多岐にわたり、英文量はそこそこ多く、設問も記述式であるため速読力が要求される。

数学

大問5つで120分。ボリュームはあるが地方国立大としての難易度は標準。誘導が少ないのが特徴であったが、2016年から誘導になる小問が多くなってきた。

新課程からの過去問分野(★は旺文社の「やや難」☆は旺文社の「難」)
2015年前期は、2次関数(II)、★不等式の証明と確率(II+A) 、★2項定理(II+III)、円の方程式と漸化式(II+B)、微分の不等式への応用(III)
2015年後期は、曲線と面積(II)、加法定理(II)、2次関数(II)、定積分(III)、★微分と方程式(III)
2016年は、★確率(A)、体積(III)、★定積分と数列(III)、数列(B)、★複素数平面(III)
2017年は、平面ベクトルと三角比(IIB)、図形の面積と最大最小(II)、微積分(III)、アステロイド曲線(III)、数列と漸化式(B+III)
2018年は、平面ベクトルの内積(I+B)、漸化式(B)、微積分(III)、加法定理(II)、☆ド・モアブルの定理と整数(III+A)

物理

大問4つで2016年は力学、波動、電磁気、熱力学、4問中2問は1部他学部と異なる問題であった。2017年は力学、熱と仕事、電磁気、原子からの出題で全問全学部共通となった。2018年は力学、光波、コンデンサー、熱力学。難易度は重要問題集で対応できるレベル。答えのみを書かせる形式であり、部分点は期待できない。

化学

大問4つで基本的に全学部共通。理論から無機、有機とまんべんなく出題される。難問奇問ではなく標準レベルの問題を着実に解けるようにしよう。広く知識を身につけ、ミスのないよう心掛けたい。

生物

大問4つ。難易度はそこそこ難しく、何より記述問題が多く出題されるので物理選択者と比べて圧倒的に不利である。
16年度は記述量は合計で700字超(ひとつの設問あたりでの最大文字数は250字)、17年度は合計で800字近くに達し、これに加えて「解答用紙の枠内に収まる形で理由を説明せよ」といった問題も加わるので書かねばならない文字数はさらに多くなる。しかも描図問題や計算問題(ちなみに物理選択者は書かなくていい計算過程は生物の問題では書かされる)が毎年出る。

2017年度は物理化学選択約350人中81人合格(合格率23%)、生物化学選択が約150人中19人合格(合格率13%)であった。

面接

受験番号により、朝8:20集合と昼12:20集合の2グループに分かれる。朝のグループは全員の面接が終わり再面接者の番号が呼ばれるまでは全員帰れないため、解散時間は午後2時ぐらいになる。食事の持ち込みを勧められる。電子機器の使用は禁止だが、待機時間中に飲物を飲んだり読書したりすることは可能。面接試験の遅刻は一切認められないので注意。昼のグループは、再面接に呼ばれなければ面接が終了後順次解散となる。
受験生6人、面接官3人の集団面接30-40分。
集団面接であり、前半は全員に同じ質問がされ、後半は個々に面接官が気になったことを聞く。志願書に適当なことを書くと突っ込まれることがある。

  • 最近感動したことは
  • どんな医師になりたいか
  • 高校の部活動
  • 大学ではどんな生活をしたいか
  • 志願書に書いた内容について
  • 研究医を増やすために大学は何をすべきか
  • リーダーシップをとった経験
  • つらかった出来事、そこから何を学んだか

再面接

受験生1人に面接官3人の形式。いわゆる再受験生だけとかではなく、現役生などでも気になった人はすぐに呼ばれるのが特徴であり、よって呼ばれる数はかなり多くなる。再面接を受けても受かる人はたくさんいるので恐れることはない。

入試結果

合格最低点

年度区分満点合格最高点合格最低点合格平均点センター:2次
2018前期1050937.0818.2852.5450:600
2017前期1050955.5861.4886.3450:600
2016前期1050950.9807.2839.3450:600
2015前期950860.5711.4746.5450:500
後期1050912.7812.5845.2450:600
2014前期850697.9627.4651.6450:400
後期950800.4688.3725.8450:500
2013前期1050965.8854.2894.8900:150
後期950833.2667.7710.1450:500

合格者男女割合現浪割合

年度現役1浪2浪3浪4浪以上
2018年91(87)36(33)45(43)44(41)17(15)3(3)18(18)
2017年85(83)38(37)44(42)46(45)17(17)1(1)15(15)
2016年81(78)43(42)46(46)40(38)14(13)4(4)20(20)
2015年87(85)37(35)45(43)39(37)18(18)8(8)14(14)
2014年82(76)47(44)62(55)30(30)13(12)6(6)18(17)
2013年90(86)35(34)58(54)29(28)11(11)7(7)20(20)

()は入学者数

大学生活

大学入学後の成績上位3名は学費免除。再受験生は単位認定を24単位まで受けられる。

立地

医学部は松本キャンパスを使用し、少し足を延ばせば安曇野、白馬など自然豊かな観光地に行くことができる。寒冷地ではあるが積雪は少ない。
県内でも通学可能地域からの入学者は少数で、車での通学も禁止されていることから、大学近くに下宿している人が多い。医学部でも意外に寮生はいる。松本駅まではバスで15分。
駅前は良くも悪くも小さめの地方都市という感じ。松本キャンパスの周囲は1K、1DKといった学生用のアパートは非常に多い。また、北に行くほど標高が高くなり、キャンパスの北側に住むと、通学が楽だが帰宅が大変、南に住むと通学が大変だが帰宅は楽ということになる。大学周辺はスーパーがたくさんあるので生活には困らない。

単位認定

大卒者であれば20単位ぐらい認定してもらえる。

  • 数年前に入学した在学生です。単位認定はした方がいいですよ。大体20単位は取れます。特に、物理・微積・化学は人によっては苦しむので、前も理系だった方は単位認定をすると楽です。それとどれがどの単位で認定できるかの突き合わせが結構大変なので、早めに前の大学のシラバスと成績証明を手に入れたほうがいいですよ。
    • 参考までにどの科目が認定されたか教えていただけないでしょうか?理系だったのですが何を申請するかで迷ってます。
      • 微積・物理とかは講義名もほぼ同じなので認定できると思います。他に、一般教養系で「哲学」「文学」「ドイツ語」などがつくものを、シラバスの説明と付きあわせて少しでも引っかかりそうなら申請してみれば、案外認定されます。講義の名前は完全一致する必要はないので。英語はTOEICで認定を受けるので、申請が別枠です。
        参考:当サイトコメント欄2016年3月18日

TOEICのスコアで本人の申請に基づきそのスコアにより,1年次に修得すべき英語の単位として認定される制度がある。
スコアリポートは,申請時より過去2年前までのものが有効。

TOEIC点数認定される単位数
860以上4単位:認定
780以上3単位:認定FAEは1単位のみを認定
700以上2単位:認定FAEの単位を除く
600以上1単位:認定FAEの単位を除く

なお、初修外国語(第2外国語)の必修はない。

コメント

過去のコメント

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