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概要 †
- 入試
偏差値 | 河 | 共テ | 86% |
二次 | 65.0 |
駿 | 全国 | 68 |
共テ | 68 |
再受験 | 寛容 |
定員 | 95 | 前期80・推薦10・AO5 |
編入試験 | なし |
調査書点数化 | なし |
過去問 |
|
- 配点
前期 | 共:二次 | 650:800 |
共通テスト | 国100・数(2)200・理(2)200・外100・社(1)50 |
二次試験 | 数300・理(2)300・外200・面接 |
後期 | - |
解説 †
- 大阪市阿倍野区に位置する公立総合大学である。2022年4月に大阪市立大学と大阪府立大学が合併して新設合併した。市大の商学系の強みと、府大の経済、獣医系の強みが合わさった総合大学。1学域11学部を有する総合大学となり、学部大学院合わせて16000名の学生が在籍することとなる。学生の内訳としては両大学半々程度となる。この規模感は、阪大、東大に次いで全国3位の国公立大学となる。キャンパスは森ノ宮キャンパスを新大学の象徴として設立するが、2025年開校の予定なので、それ以前は既存のキャンパスで対応することとなる。新キャンパス完成まで、医学部は引き続き阿倍野キャンパスを使用する。
- 医学部は、戦時中に設置された旧制大阪市立医学専門学校に起源を有し、1947年の大阪市立医科大学を経由して1955年に大阪市立大学へ合併された。旧設医科大学の一つである。医学部の母体である大阪市立大学自体の設立は古く、1800年代にまでさかのぼる。一橋大学、神戸大学とともに「旧三商大」の枠組みで名門校とみなされている。文系学部において、同じ三商大の神戸大学が旧帝国大学並の難易度を誇っているのに対して、本学はやや落ちる。ただ、その格落ち感も2大学の合併により払拭できることになるかもしれない。今回の合併も神戸大学をライバル視している感がある。(府大との合併により、工学部の定員を加味した平均偏差値は既に神戸大を超えている。)
- 実は非常に良い立地であることが知られており、当サイトの国公立医学部立地偏差値において68を記録し、全国2位である。ただ、「公立大学である」という点で今一歩全国区になり切れていなかった面もある。府立大との合併により全国最大規模の国公立大学となり、その知名度は大きく知れ渡っていくことになるであろう。
- 入試難易度としては、上記立地の良さが大きく寄与して地方旧帝国大学と並び、旧六医科大学と同格である京都府立医科大学よりやや上となっている。今までは歴史の差から本学より京都府立医科大学の方が入試難易度が高かったが、近年の都市部医学部人気により逆転現象が見られている。
- さらに今回の合併により大学自体の評価が上がり、医学部の偏差値もまだまだ上昇する可能性がある。近年は灘高校からの進学者も多くなってきた。
- 現役好きの教官が退官したため、再受験には優しくなった。再受験生自体が少ないだけで合格率は決して低くない。
- 大学人気ランキング2022年11月版では、本校は2ランク上昇し、公立大学で3位となった。(参考)
新大学構想 †
名称 | 大阪公立大学 |
英語表記 | Osaka Metropolitan University |
本部 | 大阪市阿倍野区旭町1-2-7 |
学部 | 1学域11学部 |
大学院 | 15研究科 |
学生数 | 16000名 |
認可 | 2021年8月27日 |
- 大阪府立大学と統合して新大学になる。
- 2022年に大阪府立大学と統合され、「大阪公立大学」として開学する。今まで市大や阪市という略称だったのが、公大や阪公となるのか?(詳細は大学統合の欄に記載)
- 英語表記は「Osaka Metropolitan University」となった。
- 以前は「大阪公立大学」の英語表記「University of Osaka」を巡り、「Osaka University」の大阪大が「紛らわしい」と反発しておりそれを受けての変更となった。
- 大阪大は「海外でも定着している本学の名称と酷似し、世界に羽ばたく両大学の未来に大きな障害となる」と。
- 新キャンパスの場所(当サイトコメント欄2020年10月3日頃)
- 大阪城公園駅の東側が、新キャンパスができる場所。そして大阪城の北東には大阪ビジネスパークobtがある。
- 新しい建物なので当然ながら、図書館も学食も講義室もトイレも全て新しいキャンパス。 遅くとも2025年4月からはこの設備を使えるようになる。
- 2024年4月の入学生だと、遅くとも2回生前期からは使うことができるので、CBTの勉強を新しい快適な図書館で行えるというメリットがある。
- 勉強する環境も遊ぶ環境も十二分に整う。ただデメリットもあって周辺家賃が高騰する。それとグラウンドとかないだろうから、体育系の部活に入るとどこか郊外のグラウンドまで移動しないとというちょっとした面倒くさはあるはず。
- まさか大学の部活のために隣の大阪城の敷地内のグラウンド使わせてもらえるとは思えないので
森ノ宮キャンパス †
大阪公立大学森之宮キャンパス
入試の変更点 †
2022年 †
- 大学統合により大阪公立大学となった。
- 入学金変更:大阪府民222,000円→282,000円
2021年 †
- 大阪府指定医療枠の出願資格変更
2020年度:志願者または保護者が平成27年4月1日以前から大阪府内に居住(住民票がある)、もしくは大阪府内の高校出身者
↓
2021年度:出身地、出身高校による制限なし
2020年 †
- 前期定員は80名。大阪府指定医療枠(5名)を含む。
2019年 †
一般入試傾向・対策 †
- 【大阪市立大学の過去問-解答付き2016年〜2020年】
- 受験者レベルに比べて問題レベルがかなり易しいので、少しの取りこぼしが命取りになる。また、少々偏差値が低くても、確実に解答できれば合格を狙える。
- 二次目標は7割程度。
- 2015年入試は数学の難化により大幅に最低点が下がった。
- 総点数1450点のうち、社会50点(3.45%)国語100点(6.9%)であり、 国語+社会だと、10.34%と低い。
- 大阪公立大学HPに新大学入試のサンプル問題が掲載されており、大半が大阪市立大の過去問で構成されている。
英語 †
長文3題、英作文1題の構成。100分。
英作文は、和文の一部に下線が引かれており、そこを訳す形式。前後の文脈を踏まえて、うまく表現できるようにする。比較的余裕を持って取り組める時間と内容である。
サンプル問題には例年第4問にあった空所補充がなかった為、廃止の可能性がある。
配点も低く、他科目の目標点が狙えるなら5割強〜6割弱でよい。
数学 †
- 大問4題。
以前ほど簡単ではなくなり、7割弱ほどを目標にしたほうが良い。
2015年はやや難化した印象があり、この傾向が続くかもしれないとされた。
例年数3は1問出るか出ないかだったが、2018年度は4問全て数3の問題だった。
2021年度の合格最低点付近は6割ほど。
物理 †
標準的で高得点が期待できる。一般に生物よりも有利と言われる。
答えが間違っていても、過程で評価された。
理科は合計8割強を狙いたい。
生物 †
生物選択の合格者は1桁。多くて20人。
有利不利は少ない。
化学 †
問題は易しい。標準かそれ以下。
2021年度はコロナの配慮からか、教科書傍用問題集における標準レベルと大幅に易化。
面接 †
面接官4名による個人面接5〜15分程度。バラツキあり。志望動機や以前の大学生活についてなど基本的な質問である。
面接で落とそうという意思は感じられない。
- 昔は集団面接だったが今は個人面接になった。
- 面接室のドアを係の人が開けてくれ、その際に「入室したら受験番号氏名を言ってください」と言われた。
- 2021年度は合格者のうち女子が4割強を占め、男女差別は皆無と言える。
- 欠席日数が多くても、反省している旨伝えたら問題なく合格できた。無理に詐病する必要はない。
入試結果 †
合格者得点 †
- 2020年
| センター | 個別 | 総合点 |
満点 | 650 | 800 | 1450 |
最高 | 623.1 | 715.0 | 1296.2 |
平均 | 576.7 | 603.4 | 1180.2 |
最低 | 511.8 | 528.5 | 1122.3 |
- 2019年
| センター | 個別 | 総合点 |
満点 | 650 | 800 | 1450 |
最高 | 621.9 | 711.0 | 1302.4 |
平均 | 591.9 | 617.9 | 1209.8 |
最低 | 562.2 | 565.5 | 1166.3 |
- 2017年
| センター | 個別 | 総合点 |
満点 | 650 | 800 | 1450 |
最高 | 623.7 | 717.5 | 1317.8 |
平均 | 588.6 | 625.1 | 1213.7 |
最低 | 541.8 | 526.5 | 1150.2 |
- 2015年
項目 | 総点1450中 |
最高 | 1296.0点(89%) |
平均 | 1170.1点(81%) |
最低 | 1106.0点(76%) |
以上参考文献-osaka-cu.ac.jp
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躍進シリーズ †
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