前期 | 比 | 共:二=450:800 |
共 | 国100,数(2)100,理(2)100,外100,社(1)50 | |
二 | 数250,理(2)250,外200,面接60,調査書40 |
定員 | 地域医療枠15名,地域医療特別枠15名,佐賀県枠2名,宮崎県枠2名,グローバルヘルス研究医枠10名 |
評定平均 | 4.3 |
出身地 | 県枠は制限あり |
浪人 | 宮崎県枠は現役のみ,他は1浪可 |
科目 | 共テ900,書類80,面接120 |
長崎市に位置する総合大学。大学自体は理科系学部が多く占めており、医学部だけでなく歯と薬も有する。旧六医科大学の一つでもあり、日本最古の医学校。前身は1923年に設立された長崎医大であり、さらにその前身は1887年に設立された第五高等中学校医学部。1857年にオランダ海軍軍医のポンぺが日本人に初めて西洋式系統的医学講義をを行ったことを起源とする。日本にある医学部では最も歴史がある。
かつて、精神科医で著名な歌人の斉藤茂吉も教授として教鞭をとった。
熱帯医学研究や原爆後遺障害医療研究という、極めて珍しい研究所を備える。感染症医療分野では日本最高峰。特に長崎大の熱帯医学研究所は有名で、ケニアとベトナムにも海外拠点を持つ。また'20年度の稼動を目指して「バイオ・セーフティ・レベル(BSL)4」施設の新設が決定。
海外の有力大学との学術交流も盛んで、オランダ最古のライデン大、米国のミシガン州立大、ドイツのヴュルツブルグ大、さらに大学のワールドランキングで近年アジアでのNO1に位置するシンガポール国立大(NUS)など数多くの大学と学生交流が行われている。
入試難易度としては、大学の歴史や立地が考慮されて、中堅より上に位置すると言える。共通テストの割合が低いので、共通テストに失敗した場合の選択肢ともなる。九州では、熊本大と同様に再受験に寛容な大学の一つと言えたが、'18年度入試から、志願理由書と履歴書の提出が必要となった。合否にどう関わるかは現時点では不明。
現役生の一般合格者は少ない。'15年度は9人、'16年度は13人。'17年度は11人。このことからも、純粋に学力で判定していることが伺える。ただ、推薦入試が現役と一浪までなので、現役は推薦で多く入学することも一般入試の現役率が低いことの原因であろう。'16年度は推薦合格者41人のうち現役は16人であり、一般入試と合わせて、全体では29人が現役。'17年度の現役合格者は推薦28人,前期11人(前述)の合計39人。
評論1題、小説1題、空所補充1題、同意表現の選択1題、自由英作文1題。人によりけりだけど、自由英作文を20~25分で片付け、文法2題を瞬殺して流れにのり、余裕もって長文2題を片付ける(というスタイルもある)。自由英作文で差がつくと言われている。150語程度の内容。
1-3の個人面接。約10分。和やかな雰囲気の様子。医療系の質問に対して意見を述べるだけで、個人的なことは聞かれなかったというコメントもある。しかし平成30年度から志願理由書および履歴書の提出が必要になり、面接の形式が変更される可能性がある。
一口に推薦入試と言っても様々な形式がある。国際保健医療枠と熱帯医学研究医枠はAO入試扱いであり、大学院への進学を条件としている。
熱帯医学研究医枠に関して、1~3年次に熱帯医学研究に必要な生化学,分子生物学,組織学などの基礎知識の習得を目標に「プレリサーチセミナー」を受講し、配属研究室(基礎医学分野)で研究活動を行い、年に1回の発表会を行う。さらに、4~6年次には、「アドバンストリサーチセミナー」を受講し、3年生時までに設定した研究テーマをさらに発展させ、配属先研究室にて将来の熱帯医学研究医に必要な基礎を築く。年間到達目標設定し,学会発表・論文発表も行う。 卒業後、長崎大大学院医歯薬学総合研究科(医学系基礎研究分野)に進学することが条件。
長崎大/過去の入試結果に比較的詳しく載っている。
年 | センター | 二次 | 総得点 | 分布 | |
---|---|---|---|---|---|
平均 | 平均 | 最高 | 最低 | ||
'20 | |||||
'19 | 392.0 | 635.7 | 1146.20 | 998.45 | リンク |
'18 | 388.9 | 633.5 | 1091.05 | 985.50 | リンク |
'17 | 388.5 | 587.0 | 1053.85 | 937.20 | リンク |
'16 | 388.9 | 607.4 | リンク | ||
'15 | 392.8 | 581.2 | リンク | ||
配点 | 450.0 | 760.0 | 1210.00 | 1210.00 |
受験者のレベルが上がったのか、採点が甘くなったのか、問題が簡単になったのか分からないが、'18年以降二次平均点が大きく上がっている。
年 | 合格 | 倍率 | 男 | 女 | 現役 | 既卒 | 県内 | 県外 |
'19 | 76 | 59 | 17 | 14 | 62 | - | - | |
'18 | 86 | 4.1 | 64 | 22 | 18 | 68 | 15 | 71 |
'17 | 78 | 4.0 | 54 | 24 | 11 | 67 | 14 | 64 |
参考:入試結果
年 | 性 | 18歳 | 19歳 | 20歳 | 21歳 | 22歳 | 23歳 | 24歳 | 25歳 | 26歳 | 27歳 | 28歳 | 29歳 | 30〜34歳 | 35〜39歳 | 計 |
2020 | 男 | 23 | 23 | 18 | 10 | 3 | 1 | 3 | 1 | 1 | 1 | 1 | 85 | |||
女 | 18 | 13 | 3 | 1 | 35 | |||||||||||
2019 | 男 | 19 | 22 | 19 | 7 | 3 | 4 | 2 | 3 | 1 | 1 | 81 | ||||
女 | 18 | 17 | 1 | 2 | 1 | 39 | ||||||||||
2018 | 男 | 22 | 25 | 14 | 6 | 6 | 4 | 1 | 2 | 1 | 1 | 82 | ||||
女 | 12 | 13 | 7 | 4 | 2 | 38 | ||||||||||
2017 | 男 | 22 | 21 | 13 | 7 | 4 | 7 | 2 | 1 | 1 | 1 | 3 | 82 | |||
女 | 13 | 12 | 4 | 7 | 2 | 38 | ||||||||||
2016 | 男 | 19 | 39 | 15 | 6 | 2 | 2 | 3 | 1 | 1 | 1 | 89 | ||||
女 | 9 | 11 | 3 | 3 | 1 | 1 | 1 | 29 |
参考文献:https://portal.niad.ac.jp/ptrt/table.html
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