浜松医科大学

概要

  • 入試
    偏差値共通前期86%
    後期90%
    二次前期68.5
    後期-
    駿全国前期65
    後期66
    再受験厳しい
    定員100:前期66、後期14、推薦20
    (地域医療枠15を再申請中)
    編入試験あり
    調査書点数化あり
    過去問
  • 一般入試配点
    前期共通:二次450:700
    共通テスト国100・数(2)100・理(2)100・外100・社(1)50
    二次試験数200・理科(2)200・外200・面接100
    後期共通:二次900:350
    共通テスト国200・数(2)200・理(2)200・外200・社(1)100
    二次試験小論100・面接250
  • 推薦入試
    定員20
    評定平均A段階
    出身地制限なし
    出願現役のみ
    科目共通テスト950、小論文100、適性試験300、面接150

解説

 静岡県浜松市に位置する単科医科大学である。国立大学医学部であり、1974年設置された新設医大の1つである。
 東海圏にあるが、岐阜大学医学部三重大学医学部と比較すると、名古屋駅からの所要時間は東海道線で1時間40分と多くかかる。そのため、上記医学部が名古屋市立大学医学部などと志願者数や難易度での相互作用を及ぼすのに対し、本学への影響はあまり強くない。難易度は、前述の大学よりはやや易しいと言われている。
 学士編入試験を実施している分、一般入試では再受験生に厳しい大学として名前が挙がる。2019年度入学組では3人。1人京大出身。入学時22歳以上の人数は2017〜2019年の3年間で4人しかおらず、他大学と比較するとかなり少ない。県内出身者の合格率が高かったが近年は県外の合格者がかなり増えつつある。2浪は多数おり3浪は2人。
部活が盛んであり、西日本医科学生総合体育大会(西医体)で総合優勝を何回も成し遂げている。また、少人数制のグループ学習・PBL教育が功を奏し、国家試験の合格率も高い。
 滋賀医科大学と姉妹校であり、全ての部活で5月頃に交流戦がある。
 2016年4月より、学長が変わった。新学長は「医療の国際化」を強く意識しており、浜医生に英語力の強化を説いている。地域医療を偏重しない新学長の意向が入試に反映される可能性は否定できない。
 2019年3月、静岡大学浜松キャンパスと合併し、新大学を作ることで合意がなされた。新大学の名称は浜松医科工科大学、浜松国立大学医学部が有力である。

入試の変更点

2021年

  • 増員分15名の暫定措置が終了し、前期75→65、後期15→14、推薦25→20へ減員された。

2020年

  • 2020年度入試から一般枠が減り地域医療枠が15名新設された。地域医療枠は奨学金1440万円を受け取る代わりに静岡県内に卒後9年間(そのうち4年が僻地勤務)働くことが義務付けられた。自治医科大学のようなシステムである。このためよく考えて受験する必要がある。一般入学生も奨学金を借りることができるが2020年度からは6年借りることが義務付けられた。
    • 一般前期75→66、後期15→14、推薦25→20、地域医療枠15となった。

2019年

  • 前期日程センター試験の配点が950点→450点に。さらに、面接点は150点→100点に。
  • 後期日程センター試験の配点が900点→950点に(外国語250点→200点)

一般入試傾向・対策

  • 2018年までは950:750のセンター重視型であった。だが2019年からは450:700の2次試験重視型へ転換した。(センター高得点逃げ切りで入ってくる学生の質を嫌うためか)
  • これにより、2次試験での逆転が可能となった。(センター試験7割台での合格も散見され、真に力のある学生を求める姿勢が伺える)
    それでも合格者センター平均は86%前後ある。

数学

国立医学部でも類をみない90分というスピードテストが最大のネック。易化傾向で年によっては問題を捨てることができなくなった。以前の“高難度の微積や重い計算が大好きな浜松医大”というハイレベルレースは消えつつある。データの分析は2020年度も出題され浜松医大の特徴になってきた。この分野は定義を押さえ演習を行うべきである。一方、2019年度は全4題中、3題が証明問題という異例難化の年であり数学が4割を切った合格者が多く見られた。要は、典型問題に加えデータなど意外な出題が特徴の医大である。

英語

記述問題が減少傾向にあり、選択肢から選ぶ問題の割合が増えている。以前は長文は医療系や生物系が出題され読みにくかった。最近では医療をベースは変わらないが読みやすい傾向が続く。7割取れれば上出来である。
英作文はしっかりと対策して得点源にすることが必須である。最近の英作文は必ずしも医療テーマではない。日常のありふれた話題での出題が目立つ。

理科

理科はやや易〜標準。2科目120分というスピードテストであるため考えている余裕は本当にない。化学は電子軌道やKクラウンエーテルなど見慣れない問題が見られるが、惑わされず基本問題を落とさないことが肝心である。生物は記述問題が多く、字数指定もないため、物理に比べてやや不利である。物理は標準的な問題が多い。いかにスピードに乗って解くかが生死の分かれ目だ。浪人生・再受験生はここで現役生に差をつけておきたい。

面接

面接で聞かれたこと:志望動機、調査書の内容、アドミッションポリシーのどこに共感するか、アドミッションポリシーを生かしてどのように医師として働きたいか、高校時代熱中したこと、好きな学科は何か、愛読書は何か、最近腹を立てたこと、etc アドミッションポリシーに関する質問はほぼ聞かれるので対策が必要。
前期は面接は比較的緩めだが、後期は圧迫気味なので要注意。

推薦入試

適性試験300点が課される。理科3科目(物理、化学、生物)が出題されるため、3科目の勉強が必要となる。

入試結果

参考:https://www.hama-med.ac.jp/admission/senbatsu.html

志願状況

  • 前期
    募集志願受験合格志願倍率実質倍率入学
    202075389259755.23.571
    201975362263754.83.572
    201875248213753.32.874
  • 後期
    募集志願受験合格志願倍率実質倍率入学
    202015221252014.71.318
    20191512843188.52.416
    201815237361615.82.315
  • 推薦
    募集志願受験合格志願倍率実質倍率入学
    2020204440202.2220
    5292955.85.85
    2019257975253.2325
    20182599952543.825

合格者得点

  • 前期
    形式最高点最低点平均点配点
    2020409.4 (91.0%)341.5 (75.9%)379.5 (84.3%)450
    952.5 (82.8%)830.9 (72.3%)875.7 (76.1%)1150
    2019406.9(90.4%)349.9 (77.8%)386.6 (85.9%)450
    932.6(81.1%)789.8 (68.7%)835.7 (72.7%)1150
    2018889 (93.6%)766 (80.6%)822.0(86.5%)950
    1378.3(81.1%)1237.0 (72.8%)1288.0 (75.8%)1700
  • 後期
    形式最高点最低点平均点配点
    2020838.6 (93.2%)769.6 (85.5%)802.0 (89.1%)900
    1160.3 (92.8%)1031.4 (82.5%)1086.2 (86.9%)1250
    2019853.8 (94.9%)761.6 (84.6%)815.7 (90.6%)900
    1160.1 (92.8%)1047.8 (83.8%)1103.0 (88.2%)1250
    2018886 (93.3%)847 (89.2%)870.1 (91.6%)950
    1212.0 (93.2%)1144.0 (88.0%)1169.0 (89.9%)1300
  • 推薦
    形式最高点最低点平均点配点
    2020817.6 (90.8%)715.0 (79.4%)778.7 (86.5%)900
    1249.5 (86.2%)1068.3 (73.7%)1154.8 (79.6%)1450
    2019840.6(93.4%)746.4 (82.9%)794.4 (88.3%)900
    1216.7 (83.9%)1114.5(76.9%)1176.2 (81.1%)1450
    2018878 (92.4%)775 (81.6%)826.8 (87.0%)950
    1264.3 (84.3%)1164.7(77.6%)1206.0 (80.4%)1500

浜松医科工科大学 、浜松国立大学医学部

  • 浜松医科大学と静岡大学浜松キャンパスが合併する。
  • 2019年3月に合意された。2022年から入学者を受け入れる。
  • 静岡大学浜松キャンパスは、工学部と情報学部が存在するため、「情報学部の存在が隠れてしまう」と静岡大学側はこの新大学の名称に対して消極的である。

大学生活

  • 進級判定は緩いため、趣味や部活に時間を注ぐ学生も多い。医学科と看護科しかないので学生同士の距離が近い。教養の先生方はとても熱心で先生との距離が近いのが特徴。(少人数ゼミの影響か)
    学生の家で集まって飲み会や遊びをする傾向にある。
  • 過去問がGoogleドライブで管理されている。
  • 東名高速IC(三方原IC)がとても近いため便利である。休みの日は車でおでかけをする印象。
  • 夏休みは1か月ほどと短い。春休みは2か月近くある。

1年生

  • 教養科目中心のカリキュラムであるが、医学部らしい授業も散見される。理科に力を入れており理科だけでも1年で10講座ほど受ける。
  • 英検準一級やTOEICの点数で英語の授業が単位認定されるため、取っておくと有利である。
  • 前期は座学中心でかなり緩い。しかし後期は理科実験が多く、課されるレポートも多いためしっかりこなす必要がある。物理学、物理実験を怠ると危ない。教員が厳しく、なめていると留年させてくる。ただし人と同じことをしていれば大丈夫である。2018年入学は5人、2019年入学は3人留年した。

2年生

  • 前期に解剖学が始まる。進級が緩い浜松医大であっても、この前期が医学科6年の中で最もしんどいという人もいる。原因は解剖実習に加えて重い試験が定期的にやってくるためである。
  • 解剖学試験は骨学、総論、組織学、総試験の4大柱で構成される。
  • 後期も生理学や生化学など、基礎医学を詰め込むので、高頻度でのテストに追われる日々である。医生理、薬理など「理」がつくものは要注意である。
  • 例年5〜8名ほど2年生で留年する。

3年生

  • 臨床医学の勉強が始まる。
  • 各科目ごとにテストは多いが択一式のテストも多く、緩い。授業の出席も緩いため、勉強以外のことに精を出している学生が多い印象である。
  • 9月一杯は基礎配属の期間となり、研究室によって忙しさが分かれる。

4年生

  • 授業自体は三年生と変わらず、臨床医学や手技の勉強である。
  • 3年生同様テストは多い。
  • 10月にCBT、11月にOSCEが実施され、1月からポリクリが始まる。CBTの合格基準%は年によるが、60%前後である。CBTは私立医と比べると格段に通りやすいといえる。

5年生

  • 4年生に引き続き、ポリクリが実施される。
  • 12月まで各科2〜3週間かけて全科回り、1月・2月は完全に休みである。
  • 科によって忙しさはまちまちである。現在の4年生から新カリキュラムの施行に伴い、専門ポリクリの期間が延び、1月・2月の休みが大幅に短縮する模様。

6年生

  • 3月から専門ポリクリがスタートし5月まで実施される。
  • 6月〜10月までは卒業試験をこなす日々となる。
    講義は大学校舎に行くことが激減し病院付属の講義棟で授業を受ける。

環境

  • 夏は暑く、冬は寒い。しかし全国屈指の晴れの日数を誇る浜松。大学、図書館と改修工事が進んでおり綺麗になっている。そのため学習環境にとても恵まれている。以前に附属病院も綺麗になったため良い環境ができあがっている真最中である。
  • 家庭教師や塾講でバイトする浜医生も多い。
  • キャンパス内は程よく緑があり春や夏はとても心地よい
  • 浜松駅まで医大から車でも35分ほどかかる。バスは本数が多いが、駅まで460円とやや割高。
  • 大学から徒歩圏内にスーパーなどもないため、車を持つ学生がほとんど。

コメント

過去のコメント

コメント/浜松医科大学2015年12月以前
コメント/浜松医科大学2016年1月
コメント/浜松医科大学2016年2月A
コメント/浜松医科大学2016年2月B
コメント/浜松医科大学2016年3月
コメント/浜松医科大学2016年4月〜12月
コメント/浜松医科大学2017年1月〜2月
コメント/浜松医科大学2017年3月〜9月
コメント/浜松医科大学2017年10月〜2018年12月
コメント/浜松医科大学2018年4月〜2019年3月

現在のコメント

最新の20件を表示しています。 コメントページを参照

  • 二次配点変わったと言っても最近の浜医は易化傾向だから結局センターで決まるんじゃないかな。 -- [7eb6f767] 2020-05-09 (土) 10:42:55
  • やっぱり国医はセンターゲーじゃない? -- [7eb6f767] 2020-05-09 (土) 10:43:24
    • 殆どがそう -- [7966618f] 2020-05-10 (日) 12:24:29
  • そうですよね -- [caefe5d9] 2020-05-09 (土) 11:26:08
  • センターすら取れないのが国医を受けるのは厳しいものがある。来年からセンターじゃないけど、基礎力は重視すべき -- [7ee9a30f] 2020-05-12 (火) 01:04:19
  • 浜医に行った知り合いは慶應の理工と早稲田の先進理工余裕だったって言ってたから2次力はある程度は必要 -- [7ee9a30f] 2020-05-12 (火) 01:06:24
  • 本当の学力と関係ないところでのちょっとしたミスがかなりの命取りになるのがセンターだから、基礎力あっても最後はいかにミスをしないかだな -- [caefe5d9] 2020-05-12 (火) 01:39:01
  • まあ地方だけど国立の医学部はやっぱ難関だわ -- [7ec78ed1] 2020-05-12 (火) 23:21:49
  • 附属浜松中→浜松北高、浜松医大に受かる医大卒の医師子弟ばっかりだよ。面接の点数はそのため -- ?[0e0b9521] 2020-05-21 (木) 21:31:55
    • 自分が受からないのを環境のせいにする典型的な可哀想なやつ -- [cafd2ecf] 2020-10-05 (月) 14:28:08
  • いや受かる学力あればそこまで面接関係ないわ。 -- [7eb65380] 2020-05-22 (金) 08:06:11
    • せやな -- [79665df5] 2020-05-22 (金) 11:52:31
  • 名古屋市立、三重、岐阜、浜医だと、どこが1番難しい??評判としていいのはどこ?? -- [7a918ed2] 2020-05-24 (日) 20:41:25
  • 旧帝とか除いて国医はどこも難関だから大した差はないよ。年の倍率によっても変動するしね。ただ名市、三重、岐阜の方が浜医よりやや入るのは難しいイメージある。 -- [7eb64cf6] 2020-05-25 (月) 11:06:36
  • 浜松医大は2浪だと浮きますか?ちなみに2郎以上の人はどのくらいいますか? -- [998796fc] 2020-05-26 (火) 12:05:28
  • 普通に名市が一番難しいけど関連病院がすくないだろ。 -- [7ad8c882] 2020-05-26 (火) 17:33:30
  • 二浪3割くらい -- [7ec1500d] 2020-05-27 (水) 09:40:41
  • ま? -- [caefe5d9] 2020-05-27 (水) 18:04:45
  • 3割はないわ笑1割くらいだわ -- [7e5edf95] 2020-05-28 (木) 15:53:53
  • コロナだけど頑張っていこー! -- [7eb61373] 2020-05-31 (日) 10:02:43
  • 2020年度後期試験・・・受験者23人、合格者19人、実質倍率1.2倍はやばくないか -- [b69ee019] 2020-09-05 (土) 02:36:50
    • いうてセンターの合格者平均と最低点ほぼかわらんけどな -- [6fef9ddb] 2020-09-09 (水) 02:21:28
      • ゴミが消えただけか -- [dc646fdb] 2020-09-09 (水) 13:11:44
      • 医大ホームページに成績公開。かなりのハイレベルにびっくり。福井の事件とはまるで別物。 -- [316abb5a] 2020-09-13 (日) 15:46:02
      • 効率的入試だなw -- [dcd2b402] 2020-10-07 (水) 01:39:34
    • かっこいい・・・ -- [79665edf] 2020-10-05 (月) 20:53:34
  • 静岡と浜松の風土のちがいが分断合併の伏線? -- [316ac08a] 2020-09-14 (月) 16:04:22
  • 国立後期は凄まじい戦いなのが分かる大学だな -- [7e5ed2a2] 2020-09-30 (水) 09:19:12
    • さすがだ -- [79665f9d] 2020-10-04 (日) 14:59:31
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