創立 | 1945年 |
設置 | 1948年 |
地域 | 関西圏の医学部 |
所在地 | 和歌山県和歌山市紀三井寺811-1 |
校舎 | 三葛:医学部1年保健看護学部 紀三井寺:医学部2年次以降 |
学部 | 医学部 保健看護学部 薬学部(2021年〜) |
分類 | 旧設医科大学 |
HP | http://www.wakayama-med.ac.jp/ |
定員 | 県内枠6、県民医療枠5、地域医療枠10 |
評定平均 | 4.3 |
出身地 | 県内枠、地域医療枠は制限あり |
浪人 | 県民医療枠・地域医療枠は1浪可 |
科目 | 共通テスト・面接 |
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合計:166441
和歌山県和歌山市に位置する単科医科大学である。1945年に創設された和歌山県立医学専門学校を起源とする旧設医科大学である。伝統と格式のある旧設単科医科大学ではあるが、2020年の2.0倍以下をはじめとして時折低倍率が話題になる。これは、関西圏の医学部の特殊性とでもいうべきか、周囲に名だたる国公立医学部が密集しているため、受験生が分散するためであろう。センター試験で、思うようには得点できなかったものの、関西圏最後の砦として2次試験で巻き返したい人が狙うことも多い。
公立なので研究というよりもむしろ地元志向の強い大学と言える。前期地域枠や地域推薦で30以上の定員が割り振られている。再受験や多浪生には面接が2回ある場合がある。とはいえ再受験生の合格実績はある。再受験生は比較的多く、各学年に10人以上は在籍している模様。2010年入学者の中には30代後半と思われる人もいた。大学中退20代後半でも合格実績あり。
文科省のデータを見る限り、20代から30代と幅広く合格している。
面接点もなく面接落ちも確認されてないので、再受験が安心して受けられる大学のひとつと言ってもいいだろう。
単科大学らしく難易度の高い問題であり、共通テストでは国語の配点は低い。理数系の得意な受験生に向いており、文系再受験生にとってはハードルは高いかもしれない。
2021年に薬学部が新設され、もはや単科医科大学と呼べなくなってきた。医療系総合大学の様相を呈してきた。
こちら
上記の実際に再受験で合格された方によると、再受験と4浪以上の人には再面接が課されているものの、合格後に教授に聞いた話によると実は面接ではよほどのことがないかぎりは大丈夫とのこと。
問題は難しい。特に近年数学が難化している。数学は3割程度取れれば受かる。単科医大という事で、あまり見ないような問題が出るが、取れる問題だけをしっかり答えられれば、十分受かる。
近年、小論文の点数が100点から50点に減らされて、より学科試験を重視する傾向となった。
とにかく、和医大の問題はクセがどの教科もあるので過去問対策がかなり重要だと思います。もちろん基礎力も大切ですが特に数学では明らかに通用しない問題が複数出てくるので注意が必要です。
数学は半分なんて取れなくて当たり前。センター8割しかなかった自分でも数学は3〜4割で大丈夫でした。英語もクセがありますが、過去問を何回も解くことで和医大英語を解くための勘というものを身に付けられると思います。とにかく、英語は過去問に慣れることです。記号がほとんどなので、1つ1つ丁寧になるべく解きやすい問いから解くことが重要だと思います。化学と物理ですが、まんべんなく基礎力をつけてから、あとは過去問で傾向をつかみながら、標準的な問題は必ず取れるようにすれば合格点は間違いなく取れるようになります。大問によっては変わった難しめの問題が出題されることもありますが、落ち着いて解けそうなものだけ手をつければいいでしょう。
難しい問題に時間を費やさないのが大切になると思います。化学に関しては年によっては記述が多数出題されることがあるので、記述対策も忘れずに。あと、実験の考察問題が頻出なので、学校でもらう資料集をよく見ておくことも対策になると思います。どの教科もある一定の分かりやすい傾向があるので、それをつかめば大きく合格に前進すると思うので過去問対策を直前に解きまくることをおすすめします。
付け加えると、ここの問題は全体的に安定して点を取ることが難しいので、センターの得点で逃げ切って確実に合格したい人には、あまりおすすめできないです。逆に自分みたいにセンター失敗してしまって8割くらいしかない人には一発逆転可能な大学だと思います。ただし、倍率が徐々に上がってきているので足切りには注意が必要です。
出典:コメント欄2015年4月5日
1-3の個人面接10〜15分。二次面接は1-7で10分程。
※2017年を最後に廃止となった。
小論文ですが、私が受けたときの配点が100点でした。それが50点という配点に変わったのは、小論文の出来不出来で合否が分かれてしまうことを防ぐための処置でしょう。この前より学科の点数で差がつきやすいようになっているので、小論文は後回しにしてもよいでしょう。ただし、おろそかにするのは禁物です。
出典:コメント欄2017年2月1日
地域医療枠に関しては、9年間、和歌山県が指定する県内の公的医療機関等に勤務する事。このうち、2分の1以上の期間はへき地医療拠点病院等において、へき地を含む地域医療に従事する事となっている。
年度 | 志願 | 受験 | 合格 | 入学 | 実質倍率 |
2020 | 171 | 151 | 78 | 77 | 1.9 |
2019 | 387 | 233 | 80 | 79 | 2.9 |
2018 | 226 | 200 | 81 | 80 | 2.5 |
2017 | 350 | 230 | 78 | 77 | 2.9 |
2016 | 292 | 235 | 89 | 88 | 2.6 |
2015 | 309 | 243 | 89 | 88 | 2.7 |
年度 | 配点 | 最高点 | 最低点 | 平均点 |
2020 | 1300 | 953.05 | 753.00 | 834.92 |
2019 | 1009.55 | 864.75 | 915.71 | |
2018 | 1070.35 | 820.20 | 890.06 | |
2017 | 1350 | 1019 | 854 | 893 |
2016 | 857 |
参考文献:https://www.wakayama-med.ac.jp/nyushi/nyushikekka/
年 | 性 | 18歳 | 19歳 | 20歳 | 21歳 | 22歳 | 23歳 | 24歳 | 25歳 | 26歳 | 27歳 | 28歳 | 29歳 | 30〜34歳 | 35〜39歳 | 計 | 高認 |
2020 | 男 | 25 | 27 | 12 | 1 | 3 | 4 | 5 | 77 | ||||||||
女 | 8 | 9 | 4 | 1 | 1 | 23 | 1 | ||||||||||
2019 | 男 | 20 | 24 | 12 | 3 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 65 | 1 | ||||
女 | 18 | 9 | 4 | 1 | 1 | 1 | 1 | 35 | |||||||||
2018 | 男 | 26 | 26 | 7 | 3 | 2 | 1 | 1 | 1 | 67 | |||||||
女 | 15 | 12 | 3 | 1 | 1 | 1 | 33 | ||||||||||
2017 | 男 | 21 | 23 | 7 | 6 | 1 | 1 | 1 | 1 | 61 | |||||||
女 | 14 | 14 | 5 | 3 | 1 | 1 | 1 | 39 | |||||||||
2016 | 男 | 14 | 29 | 8 | 9 | 1 | 3 | 1 | 2 | 1 | 2 | 70 | 1 | ||||
女 | 10 | 13 | 5 | 1 | 1 | 30 |
参考文献:https://portal.niad.ac.jp/ptrt/table.html
学年 | 2008年 | 2009年 |
1→2 | 3 | 4 |
2→3 | 1 | 2 |
3→4 | 0 | 0 |
4→5 | 0 | 3 |
5→6 | 0 | 0 |
6→卒 | 0 | 0 |
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