訪問者
今日:29/昨日:33
合計:259987
概要 †
- 一般入試配点
前期 | 共:二次 | 450:450 |
共通テスト | 国100・数(2)100・理(2)100・外100・社(1)50 |
二次試験 | 数150・理150(物・化)・面接・小論150 |
後期 | - |
- 推薦入試
定員 | 37 |
評定平均 | A段階 |
出身地 | |
浪人 | 不可 |
科目 | 共通テスト、面接、小論文 |
解説 †
- 群馬県前橋市に位置する総合大学であり、医学部は1948年に設立された旧制の官立大学である前橋医学専門学校に起源を持つ。1949年に群馬大学医学部となった。新制八医科大学の1校である。4学部が3つのキャンパスに分かれている。
- 首都圏の医学部の受験生循環の範囲内に位置しており、首都圏高難易度大学にもれた受験生の受け皿として位置づけとなっている。ただ、東京駅から1時間30分の乗車時間であり、横浜市立大学医学部や千葉大学医学部と比較すると倍程度の時間がかかる。そのため、入試難易度はその2校よりも大きく落ち、地方国立医学部相応の難易度となっている。
- 定員は108名であり、そのうち女性は25〜30名程度である。しかし、女性の合格者は推薦入試が大半を占め、一般入試の合格者は数名である。
- 2000年代に起こった「55歳一発不合格事件」により「年齢に厳しい大学」の称号を得てしまい、再受験生は群馬大学を避けるようになった。しかし、編入試験では40代、50代の合格者が存在し、一般入試でも30代の合格者がいる年もある。
- 2022年の大量留年事件など、何かと話題豊富な大学である。
- 編入試験は15名もの募集枠があり、筆記試験は英語と小論文のみ。数学や理科不要で受験できるため、再受験生は併願する価値がある。
入試の変更点 †
2022年 †
- 学校推薦型において、共通テストを課すこととなった。
一般入試 †
- 2次試験は6割5分程度の得点を目指したい。
- 共通テストは素点が半分に圧縮される。
- 「英語」の個別試験はないが、小論文が実質英語試験である。
- 理科は物理化学指定
数学 †
- 大問5つ解答用紙5枚。120分。
- 数学は標準的な問題が多いものの、計算量が多い問題が並ぶことも多い。難易度自体は高くないが、問題数と計算量が多いため時間との勝負になる。他学部と題材は同じでも小問が異なる大問がある。
理科 †
- 2科目で120分。
- 物理化学必須。医学科専用問題。
- 化学の問題は易しいため高得点が必要。
- 化学は5題中3題が有機化学から。
小論文 †
- 90分。
- ほぼ英語試験と言っても良い
- 医科学系、生物系の英文を読んで答えさせる形式である。LancetやNew England Journal of Medicine、Natureなどの雑誌や、海外の著書などの文献からの出題が多い。英文量は4ページ程度である。基本的に生物的内容がほとんどだが、稀に物理的な内容の時もある。求められる能力は英文読解と論述力である。
- 出題形式は、150字程度の内容説明や字数制限なしの意見論述などである。
- 時間に比して文章量は少ないが、専門性が高いため読めない人も多い。低得点者が多いのではと言われている。
面接 †
- 受験生3人、面接官3人のグループ面接。25分程度。学長が変わり、面接も和やかな雰囲気になったとの言。
- 2022年に再受験生が合格最低点を超えて不合格となった開示報告あり。当該再受験生はその後、編入試験で国立医学部に複数合格している。
推薦入試 †
- 37名の定員。うち12名は地域枠となり、月額15万円の貸与金を貰う。
- 卒後義務は、県内の特定病院において10年間勤務すること。
- 2020年度入試において出題ミスが認められ、4名が追加合格となっている。(参考文献:産経新聞)
入試結果 †
参考文献:https://www.gunma-u.ac.jp/admission/adm001/g2123
志願状況 †
年 | 募集 | 志願 | 受験 | 合格 | 志願倍率 | 実質倍率 | 入学 |
2021 | 71 | 188 | | | 2.5 | | |
2020 | 71 | 202 | 188 | 76 | 2.8 | 2.5 | 71 |
2019 | 73 | 279 | 200 | 76 | 3.8 | 2.6 | 73 |
2018 | 73 | 196 | 178 | 79 | 2.7 | 2.3 | 73 |
年齢別入学者数 †
年 | 性 | 年齢 | 計 |
---|
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25〜29 | 30〜34 |
---|
2023 | 男 | 45 | 28 | 5 | | 1 | | | 1 | 1 | 81 |
女 | 16 | 8 | 1 | 1 | 1 | | | | | 27 |
2022 | 男 | 39 | 19 | 9 | 2 | | | | | | 69 |
女 | 30 | 8 | 1 | | | | | | | 39 |
2021 | 男 | 35 | 16 | 4 | 4 | 2 | 1 | | | | 62 |
女 | 32 | 12 | 2 | | | | | | | 46 |
2020 | 男 | 41 | 21 | 11 | 2 | 1 | | | 2 | 1 | 79 |
女 | 26 | 6 | 1 | | | | | | | 33 |
2019 | 男 | 27 | 32 | 6 | 5 | 4 | | | 2 | | 76 |
女 | 21 | 9 | 2 | | | | | | | 32 |
2018 | 男 | 26 | 27 | 10 | 8 | | | | 2 | | 73 |
女 | 21 | 11 | 3 | | | | | | | 35 |
2017 | 男 | 24 | 27 | 6 | 2 | 2 | | | 2 | 1 | 64 |
女 | 28 | 13 | 2 | 1 | 1 | | | | | 45 |
2016 | 男 | 41 | 25 | 9 | 3 | 1 | | 2 | | | 81 |
女 | 12 | 8 | 6 | 1 | | | | | | 27 |
入学者の構成(出身高校所在地別) †
| 19年 | 20年 | 21年 | 22年 |
群馬 | 43 | 36 | 38 | 29 |
東京 | 23 | 31 | 26 | 28 |
埼玉 | 14 | 15 | 17 | 18 |
千葉 | 6 | 12 | 7 | 8 |
神奈川 | 6 | 8 | 7 | 14 |
大学生活 †
立地 †
- 1年目は荒牧キャンパスで教養課程を学び、2年目以降は昭和キャンパスで学ぶ。
- 荒牧キャンパスは前橋駅から8km、昭和キャンパスは4km離れている。交通の便はそれほど良いとは言えず、駅からもそこそこ遠い。群馬県は人口1人当たりの自動車保有台数1位の県であり、学生といえども車を持たないと満足に行動できない。
- 前橋駅は県の主要駅のわりには閑散としていて、オフィスビルが中心である。繁華街は中央前橋駅のあたりであり、こちらはキャンパスにより近い。と言っても歩いたら1時間程度はかかるが。群馬県最大の商業都市はお隣の高崎市であり、高崎駅前はある程度発展している。
主な就職先(2020年度) †
- 【群馬】大学附属病院、前橋赤十字、国立病院機構高崎総合医療センター、公立藤岡総合、群馬中央、伊勢崎市民、SUBARU健康保険組合太田記念、 済生会前橋、利根中央、公立館林厚生、桐生厚生総合、国立病院機構渋川医療センター、日高病院、公立富岡総合 等
- 【栃木】獨協医科大学病院
- 【東京】東京大学附属病院、東京医科歯科大学、都立駒込、順天堂附属練馬、順天堂附属浦安、女子医科大学病院、日本赤十字社医療センター、東京都立墨東、東京品川、関東中央、国立国際医療研究センター 等
- 【埼玉】自治医科附属さいたま医療センター、さいたま赤十字、埼玉医科大学総合医療センター、国立病院機構埼玉、春日部市立医療センター 等
- 【千葉】千葉大学附属病院、東京歯科大学市川総合、国立病院機構千葉医療センター、千葉市立海浜 等
- 【神奈川】横浜市立大学附属病院、医療法人五星会菊名記念、横浜栄共済、横浜市立市民、国立病院機構横浜医療センター、横浜南共済 等
- 首都圏病院での初期研修医採用実績はそれなりにあるが、やはり北関東に位置する大学なので、首都圏私立医学生とのマッチングでの戦いにおいてやや劣勢に立たされる事は否めない。
- (ただそれでも地方医よりははるかに有利ではあるが。)
- 群馬県外に出て行くことに関して妨害してくるとかもないしけっこう良心的な大学だと思うよ
- 卒業後の話ね
- 病院見学する期間を大学が作ってくれてるから病院見学はかなり行きやすいはず。大学にもよるけど、他大とかだと病院見学行く暇なさそうで大変って聞く
- このへんは群大の言い良いところ -- [99a7a3b8] 2019-09-07 (土)
- 東京にもすぐ行けるから俺はここにして良かったと思うな。研修医のマッチングで東京とかの病院受ける時にも比較的楽らしい。関東圏外だと就活の時移動がなかなか大変みたいだよ。 -- [a32c3bb7] 2020-01-24 (金)
進級 †
- 近年は優しい。
卒業試験は30個程度ある。
- 10月中旬より開始し、週に2個ぐらいこなしていく。
大量留年記事 †
コメント †
過去のコメント †
コメント/群馬大学医学部2014年3月以前
コメント/群馬大学医学部2014年4月〜2015年1月
コメント/群馬大学医学部2015年2月〜3月
コメント/群馬大学医学部2015年4月〜12月
コメント/群馬大学医学部2016年1月
コメント/群馬大学医学部2016年2月
コメント/群馬大学医学部2016年3月
コメント/群馬大学医学部2016年4月〜5月
コメント/群馬大学医学部2016年6月〜12月
コメント/群馬大学医学部2017年1月
コメント/群馬大学医学部2017年2月A
コメント/群馬大学医学部2017年2月B
コメント/群馬大学医学部2017年3月A
コメント/群馬大学医学部2017年3月B〜4月
コメント/群馬大学医学部2017年5月〜2018年1月
コメント/群馬大学医学部2018年2月〜3月
コメント/群馬大学医学部2018年4月〜2019年3月
コメント/群馬大学医学部2019年度〜2021年度
現在のコメント †