Top / 長崎大学医学部

長崎大学医学部 にそのファイルは見つかりません

概要 †

• 大学

  創立	1857年
  設置	1949年
  地域	九州の医学部
  所在	長崎市文教町
  学部	経済,医,歯,薬,工,水産 教育,環境科学,多文化社会
  校舎	片淵,坂本（医）,文教
  分類	旧六医科大学
  立偏	45
  進級	優しい
  ス卒	80.8%（2023年） 82.9%（2022年） 81.8%（2021年）
  合格率	94.4%
  HP	https://www.nagasaki-u.ac.jp/

• 入試

  偏差値	河	共テ	81%
  		二次	65.0
  	駿	全国	64
  		共テ	67
  再受験			かなり寛容
  定員			前期76,推薦A15,推薦B15,推薦C4,推薦D10
  編入試験			あり(5人)
  調査書			点数化あり
  過去問			長崎大学

  　
• 配点

  前期	比	共:二=450:800
  	共	国100,数(2)100,理(2)100,外100,社(1)50
  	二	数250,理(2)250,外200,面接60,調査書40

• 推薦入試

  定員	地域医療枠15名,地域医療特別枠15名,佐賀県枠2名,宮崎県枠2名,グローバルヘルス研究医枠10名
  評定平均	4.3
  出身地	県枠は制限あり
  浪人	宮崎県枠は現役のみ,他は1浪可
  科目	共テ900,書類80,面接120

解説 †

• 長崎市に位置する総合大学である。
• 大学自体は理科系学部が多く占めており、医学部だけでなく歯と薬も有する。
• 国内で最も歴史ある医学部として名高い。旧六医科大学の一つでもある。1857年11月12日にオランダ海軍軍医のヨハネス・ポンぺが長崎奉行所内に開いた医学伝習所を起源とし第五高等学校医学部（ナンバースクール）から長崎医科大学に昇格したという経緯がある。
• 旧六医科大学の中では比較的入りやすい部類である。
• 再受験や多浪にはかなり寛容であり、様々な属性の学生が在籍する。
• かつて、精神科医で著名な歌人の斉藤茂吉も教授として教鞭をとった。　
• 熱帯医学研究や原爆後遺障害医療研究という、国内では珍しい研究所を備える。また熱帯医学研究所はケニアとベトナムにも海外拠点を持っている。
• 日本で二番目、大学の施設としては初めて長崎大学に設置されるBSL4施設（バイオ・セーフティ・レベル４の感染症治療・研究施設）は、長崎大学・東京大学・大阪大学・慶應義塾大学・東京医科歯科大学・神戸大学・九州大学・北海道大学・東北大学の9大学の感染症共同研究拠点となる予定である。
• 感染症に強い。2019年の末に始まったCOVID-19のパンデミックにより、社会における感染症への関心が急速に高まった。以後、マスコミを通じて紹介される感染症学やワクチン学の分野の著名な研究者の多くが他大学の教授を務める長崎大学OBや本学の現役教授であり、この分野での長崎大学の強さを改めて示すこととなった。
• 臓器移植の分野でも長崎大学病院は、公益社団法人・日本臓器移植ネットワークが所管する6臓器のうち、肺と膵臓を含む4臓器の移植が可能な施設に指定されている。4臓器以上の移植が可能な病院は旧帝大の大学病院と長崎大学病院など少数の病院に限られている。
• 海外の大学との学術交流が盛んで、ヨーロッパ、アジア中心に多くの大学への留学が行われている。

入試の変更点 †

2023年 †

• 一般枠の募集人数が76→71で推薦含め120→115へ(2023年度入試のみ)

2022年 †

• 学校推薦型：地域医療ゼミナール（2021年7月31日）の受講が受験資格となった。レポートの作成をし面接時の参考資料となる。

2021年 †

• 調査書を点数化（40点）。
• 調査書点数化は全学部で行われる。医学部医学科一般枠において重視する項目は主体性である。調査書が発行されない場合は活動報告書を書く。推薦入試においては基礎学力も重視する。

2018年 †

• インターネット出願のみとなる。
• 推薦D、E、Fの各枠の計15が統合され、「グローバル・ヘルス研究医枠10」に再編される。

一般入試傾向・対策 †

英語 †

• 大問4つ。100分。
  評論1題、小説1題、空所補充1題、自由英作文1題。2021年度入試より同意表現選択の大問は解答しなくてよくなった。
• 自由英作文で差がつく。今まで150語程度の内容であったが、2021年度入試よりグラフを見て100語程度の英作文とグラフのお題に対する自分の意見について100語程度の英作文に変更された。
  北予備の英語の授業では、程度＝±10%、以内＝90%埋めるよう指導される。

数学 †

• 大問4つ。120分。
• ベクトルが必出。医学部専用問題は数�携�積分であることが多い。
• 最初の大問は小問集合で、最後の大問は医学科専用問題。
• 2021年度から医学部専用問題は4題中2題となった。
• 医学科専用問題も他大のように明らかに難易度が違う、ということはない。
• 誘導が丁寧で、突飛な発想力が要求されることはまずない。難易度は全国の国公医の中でも下から4分の1には入ると思われる。したがって、85%程度は得点したい。満点も普通に狙える。
• 問題に癖がないので普通の勉強をしてきた人が報われる。思考力よりもむしろ計算力が問われているイメージ。
• 長崎大は理学部や数学科がないので、工学部の教授が作問しているとの噂。

理科 †

• 2科目160分。
• 2021年度入試から少し難化気味だがそれでも標準レベルである。

面接 †

1-3の個人面接。約10分。名門医大だけあって上品で和やかな雰囲気の様子。医療系の質問に対して意見を述べるだけで、個人的なことは聞かれなかったというコメントもある。平成30年度から志願調書(志願理由書および履歴書)の提出が必要になり、面接の形式が変更された。医療系の質問などは一切なく、志願調書に沿った個人的なことしか聞かれなくなった。個人的なことと言っても医師の志望理由、何科か？本学志望理由といった志望理由書に書かれていることが聞かれたので、志望理由書を改めて確認するという趣旨だったように思う。ゆえに、志望理由書を空で言えるようになるとかなり楽である。
地元の予備校によると、面接点は60、45、30、…など15点刻みであるが総得点をきちんと取ってる人は基本満点だが最低点近辺やそれ以下の人の中には減点されている人がいるようだ。実際に在校生で45点の生徒は、いても片手で収まる程度と思われる。

• 多浪でしたが面接は60点で調査書は12点でした。面接はまさか一番最初にするとは思わなかったのとド緊張が過ぎて何を喋ったか正直覚えていませんでしたし自分で喋ってても何を言ってるんだろうと話しながら思いましたが良くて45点だったのかなと想像していましたが実際は違いましたね。面接は圧迫という感じは皆無で本当に優しい雰囲気でした。時期が早いのですがもし面接の配点がネックで受験するか悩んでる人に届けば良いなと思います。本当に長崎大学は色々な人が優しくて県としては確かに坂は多くて大変だなと思いますが自然豊かで本当に行きたかったです。長崎大学医学部を目指してる受験生の皆さん来年の春に喜びと希望に満ちた学生生活が送れることをお祈りしています！ -- [3162d94a] 2022-06-01 (水) 19:36:40

調査書 †

• 結構厳しめに採点して優劣をつけてるようだ。
• 現役一浪と多浪とで結構差がつく。
• 調査書を発行して貰えない再受験の人は総じて0点。
• 県外一浪評定平均4.2で、調査書32点でした -- [d9b2529f] 2022-06-04 (土) 22:11:26

推薦入試 †

• 一口に推薦入試と言っても様々な形式がある。グローバルヘルス研究医枠10名はAO入試扱いであり、大学院への進学を条件としているが、全国から志願可能であり、他県からも合格する。
  一方、地域医療枠、地域医療特別枠は長崎県内高校（or卒）からの出願しかできないのだが、各高校から最大2名の出願かつ定員が多すぎることから、年によっては定員割れを起こしていた。また、一次試験の基準点を設定していたものの、やはり定員が多すぎるためか、基準点以下でも合格している。数�靴鯤拔�していなくても合格している例もあり、一般枠と比較してかなり受かりやすい。長崎県内高校での現役一般枠合格は基本的に厳しいので、枠をフル活用してダメもとでも地域枠に出願させるべきだ。

熱帯医学研究医枠に関して、1〜3年次に熱帯医学研究に必要な生化学,分子生物学,組織学などの基礎知識の習得を目標に「プレリサーチセミナー」を受講し、配属研究室（基礎医学分野）で研究活動を行い、年に1回の発表会を行う。さらに、4~6年次には、「アドバンストリサーチセミナー」を受講し、3年生時までに設定した研究テーマをさらに発展させ、配属先研究室にて将来の熱帯医学研究医に必要な基礎を築く。年間到達目標設定し，学会発表・論文発表も行う。 卒業後、長崎大大学院医歯薬学総合研究科（医学系基礎研究分野）に進学することが条件。

入試結果 †

長崎大/過去の入試結果に詳しく載っている。

倍率 †

※二段階選抜5.0倍

合格者得点 †

年齢別入学者数 †

参考文献：https://portal.niad.ac.jp/ptrt/table.html

　

大学生活 †

立地 †

• 校門を出て左手に下ると飲食店が数多くある飲み屋街があり、右手に下るとコンビニ、カフェ、美容室、スーパー、Hotto Motto、スイーツ店、ピザ屋などが建ち並ぶ。
• どこまで乗っても140円の路面電車で市内を移動できる。また、市内はバスが縦横無尽に走っており、市内の移動に限れば車は全く不要。キャンパス付近ではバスが100m〜200m置きぐらいに走っていることが多く、すぐバスが来るのでココウォーク、アミュプラザ、夢彩都などへのちょっとした移動はほぼ待たずに行ける。
  医学部キャンパスからバス20〜30分圏で手に入らない・アクセスできないものはほぼないと思われる。長崎市は長崎県で最も栄えており、さらにその長崎市で最も栄えた所に位置するため、医学部キャンパスは地方に位置する医学部としては類を見ない利便性を獲得しているといえよう。医学科生は忙しいので平日学校終わりにちゃっちゃと用事を済ませられるのはありがたい。
  【生活圏にあり、よく使うお店を紹介しておく】
• スーパー
  食彩館→弁当は少なめだがアイス半額、冷凍食品4割引など定期的にイベントがある。
  エレナ→弁当そこそこある。隣にココカラファインがあるのでそちらに用があるとき使う。22時に閉まる。
  ジョイフルサン→弁当そこそこある。夕方は割り引かれていてお得だが夜に行くとほぼ売り切れている。21時に閉まる。
  Red Cabbage→弁当の品揃えは一番良いが微妙に距離ある。ついでにココウォークで何か買うとき用。
• 生活圏でおすすめの食事orおやつ
  マクドナルド、Joyfull、スシロー、いきなりステーキ、浦上ホルモン、ガスト、銀だこ、ミスド、パン屋色々、竹林、清香園
• 服、靴
  アミュ、ココウォーク、夢サイト内、ネットで買ってる。靴はABCマートが多い。
• ココウォーク、アミュプラザ長崎、夢彩都といった大型商業施設が生活圏にあるので大概そのどれかで解決する。またそれいずれにもフードコートがあるのでデートでも多用する。浜の町アーケードも店舗は色々ある。
• 医学部は長崎市の中心部に位置するため、みらい長崎ココウォーク、アミュプラザ長崎、浜の町アーケード、夢彩都といった数々の大型商業施設が生活圏にある。
  • 浜町アーケード街は長崎県一の繁華街であるが、大学からは徒歩圏内ではないところが残念だがバスで10分弱でいける
• 医学部最寄り駅である原爆資料館駅から路面電車で長崎駅方向へ向かうと数々の大型商業施設や浜の町アーケードへ行けるので医学部の立地はかなり良い。（実際はすぐバスが来るのでバスで行っても手早い。長崎バスと長崎県営バスが走っているので市内は本数が多い）
• 街自体が観光地。特に、平和公園周辺は修学旅行生や外国人が目立つ。
• 旧六だけあって、市の中心に位置する。

• 引っ越しは必要ないキャンパス配置であることはありがたい。車を所有する際も冬タイヤは不要。

• 現在新幹線開業に伴い、長崎駅、浦上駅の近代化が進んでいる。長崎駅については、現存する大型商業施設とは別の大型商業施設(１階ー4階、その上は四つ星ホテル)の建設が決定され、3年後に完成の見込みである。

校舎 †

1年次:月火は坂本キャンパスで専門科目、水木金は文教キャンパスで教養科目
2年次:月火は文教キャンパスで教養科目、水木金は坂本キャンパス専門科目
3年次以降：坂本キャンパスまたは大学病院（内の講義室）

• 坂本キャンパスはJR浦上駅から徒歩20分、路面電車平和公園停留場駅から徒歩10分、原爆資料館駅から徒歩12分で便利。
• 長崎県は坂の町であり、狭く傾斜の厳しい坂道が多い。キャンパスまでの道のりも坂道。（実際にはその手の長い坂を上るのはキャンパスぐらいだと思われる。路面沿いに色々発達しているので坂の上にはそもそも用がないので行くことはないと思う。一戸建ての民家とかは山の斜面沿いに位置しているけれども）
• 歴史のある大学であり、建物の造りは古い。　
• 九州の医学部

進級 †

• 進級は優しい。
• 2014年度入学者より、新カリキュラムが導入された。これはアメリカのECFMG（Educational Commission for Foreign Medical Graduates）の通告を踏まえたものであり、臨床実習の期間を増やすようなカリキュラムである。これにより、2014年入学者のストレート卒業率は86,0%(2020年9月発表)で全医学部中32位と改善した。
• 基本的に全科目再試験がある上に、そのうちほぼ全ての科目は恩情で拾ってもらえる。年に1科目ほど再試験なしの科目があるが、万が一、1科目落としても留年にはならない。
• 必修は1科目まで落とせる（仮進級制度あり）。2科目落とすと留年であるが、全科目取り直しなどといったことはない。　
• １科目落単して仮進級する場合は、試験のみを受ければよい。
• 本学では勉強したが留年したというケースは皆無と言って良い。また、レポート提出遅延、実習遅刻などで落単になることも無く、医学部としては極めて緩い雰囲気である。よく学びよく遊ぶ充実した学生生活が送れるであろう。

• 『在学学生数(2022年5月1日現在)』
  • 入学定員が125名であることから、各学年の留年者数は9名以下とわかる。

長期休暇 †

• １〜３年の夏休みは２ヶ月、春休みは１ヶ月である。前期・後期に分かれており、前期は夏休み前に本試験がある。夏休みの後半に再試験があるので、本試験に落ちた人は夏休みが少し短くなる。
• 後期は本試験・再試験共に春休み前にあるので春休みは短くなることはない。４年生は夏休み後にCBTがある。

研究 †

• 感染症、熱帯医学に関しての研究が盛んである。
• 熱帯医学研究所は日本で唯一の施設である。
  
  写真：熱帯医学研究所

その他 †

• 長崎紹介動画→こちら
• 都道府県人気ランキング第6位→こちら
• 長崎大学熱帯医学研究所→こちら
  →こちら２
• 放射線研究プロジェクト→こちら
• 長崎東京間の移動手段→こちら
• V ファーレン長崎→こちら
• 【長崎大学医学部医学科の口コミ】

コメント †

過去のコメント †

コメント/長崎大学医学部2014年3月以前
コメント/長崎大学医学部2014年4月〜2015年2月
コメント/長崎大学医学部2015年3月
コメント/長崎大学医学部2015年4月〜12月
コメント/長崎大学医学部2016年1月
コメント/長崎大学医学部2016年2月A
コメント/長崎大学医学部2016年2月B
コメント/長崎大学医学部2016年3月
コメント/長崎大学医学部2016年4月〜5月
コメント/長崎大学医学部2016年6月〜10月
コメント/長崎大学医学部2016年11月〜12月
コメント/長崎大学医学部2017年1月
コメント/長崎大学医学部2017年2月
コメント/長崎大学医学部2017年3月A
コメント/長崎大学医学部2017年3月B
コメント/長崎大学医学部2017年3月C
コメント/長崎大学医学部2017年3月D
コメント/長崎大学医学部2017年3月E
コメント/長崎大学医学部2017年4月〜6月
コメント/長崎大学医学部2017年7月〜11月
コメント/長崎大学医学部2017年12月〜2018年1月
コメント/長崎大学医学部2018年2月A
コメント/長崎大学医学部2018年2月B
コメント/長崎大学医学部2018年3月
コメント/長崎大学医学部2018年4月〜12月
コメント/長崎大学医学部2018年1月
コメント/長崎大学医学部2019年2月
コメント/長崎大学医学部2019年3月
コメント/長崎大学医学部2019年度
コメント/長崎大学医学部2020年度
コメント/長崎大学医学部2021年4月〜2023年12月

現在のコメント †

since 08/2011
presented by saijuken.com