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1対1対応の演習
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1対1対応の演習のデータ

タイプ 対象偏差値 問題レベル 掲載問題数 学習ペース 1周の目安
入試問題演習型 60〜75 私立医・地方国立 140〜200 1問20分〜40分 2週間


解説

数学問題集の定番です。一通り基礎をマスターした後に入試導入レベルにまで学力を引き上げてくれます。チャートのような網羅型をこなした後に接続すると良いと思います。掲載問題数は意外と多く、数学Uでは演習題を合わせると200題程度になります。例題と演習題には難易度の開きがあり、例題は基礎的、演習題は入試標準レベルのものになります。個人的にはU・Vの出来が素晴らしいと感じました。私は微分積分はほとんど未習でしたが、この本のおかげで入試レベルにまで引き上げることが出来ました。一方、確率分野等は若干手薄いかなと感じましたので、物足りないと思った分野は別の専用問題集を併用することをお勧めいたします。

私は以下のように使用しました。

@ 例題のみを一通りやる(分からない問題は答えをすぐに確認)

A 例題のみを一通りやる(答えが出るまで考える)

B 演習題をやる(答えが出るまで考える)


@の例題のみを一通りやるのは受験日の1年前ぐらいまでに完了しておくと良いと思います。私個人的にはBの演習題を答えが出るまで考えた経験が非常に役に立ったと思います。知らない問題でも、解答以外の方法で解けたときは達成感がありましたし、そうした問題は忘れることがありませんでした。私立医大を目指す方も演習題を何回かこなしておくと良いと思います。

1対1は演習題をしっかりこなせば受験の最後まで使える問題集だと思います。全部で6冊ですので、全てを一通り終えるのにはかなりの時間を要しますが、出来れば3,4週はしたいところです。


その他情報

『長所』
・青チャートと違い基本問題が一切省かれていて,良質,かつ標準的な問題を網羅している。
・他の標準レベルの問題集に比べ,解説が丁寧。
・「なぜそのような解き方をするのか」というのがちゃんと述べられていて,他の問題で指針を立てるときにイメージしやすい。
・解法はどれも,やや難しい問題や難問を解くときに,大いに役立ってくれるものばかり。
・Iには整数問題,BにはIAIIB融合問題などの入試頻出問題が収録されていて,初めて取り組む人にも適している。

『短所』
・「その単元の教科書が終わったら使用できる」と書いてあるが,嘘。やはり入試問題で構成されているとだけあって,I・AでもII・Bの範囲の知識をガンガン出してくる。
・教科書レベルの問題は完璧にしないと,解説や回答の意味が理解できず,無駄な時間が過ぎていくだけ。
・他の出版社には見られない,大数特有の用語がよく出てくる。

・確率分野が手薄である。解法の探求を用いて最終的な仕上げをしたい。


チャート式との比較

チャート式 基礎からの 比較項目 1対1対応の演習
網羅型 タイプ 演習型
T+A:781(例題248)
U+B:1022(例題322)
V:596(例題166)
C:393(例題107)
問題数 T:例題57 演習題57 
A :例題46 演習題46 
U:例題102 演習題102
B:例題59 演習題59
V:例題81 演習題73
C:例題54 演習題44
基礎〜入試導入 問題レベル 入試導入〜入試標準
〜地方国立 対象大学 私立医〜地方国立
10〜25分 1問にかかる時間 15分〜30分
3か月 1周の時間(T〜C) 2か月
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