出版社 | 駿台文庫 |
編集 | 朝霞靖俊 |
発行日 | 2003/12 |
ページ数 | 142 |
価格 | 1,890円 |
偏差値 | 60〜75 |
表紙 |
駿台文庫が発行する医学部に出題されやすい分野、問題傾向に焦点を当てて作られた問題集。医学部では、生化学の分野(光合成、呼吸)に深い問題が出題されたり、遺伝の分野で分子遺伝レベルの詳しい内容が問われたりする。そうした問題は通常の問題集理系標準問題集生物では対応しづらい。そこでこの問題集の意義が出てくる。内容的にはハイレベルであるが、生物という科目の特性上、解説を読んでいけば必ず理解できるようになっている。河合塾の「医学部への生物」よりも解説が詳しく、医学部対策生物シリーズの中では最も人気がある書である。
ただし、生物の問題集は全国大学入試問題正解生物を使えば問題ないと感じる。それではポイントが絞りづらい人のみ本書を利用するといいかもしれない。
2019年現在、本書は改訂がなく古いままで経過している。15年以上も経過しており、こういった傾向対策本としては致命的である。代替品として、出版社は異なるが医学部の生物?が2018年に出版されている。
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