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出版社 | 河合出版 | |
著者 | 三ツ矢和弘 | |
発行日 | やさしい:2013/7/1 ハイレベル:2013/7/1 | |
ページ数 | やさしい:135 ハイレベル:161 | |
価格 | やさしい:1,361円 ハイレベル:1,426円 | |
表紙 |
河合塾が作成する数学問題集。通称「やさ理」と呼ばれるが、全然やさしくない。1対1対応の演習から繋げる入試応用レベルの問題集として有名である。ある程度の仕上がりの目標として挙がってくる問題集である。この問題集までキッチリこなせば国立医学部の数学も十分解けるぐらいの実力がつくだろう。問題集の特徴としては、別解が豊富であることが挙げられる。様々な方向から問題にアプローチしていくことで理解が深まっていく。解法暗記に使うというよりも、1対1対応の演習や青チャート等で暗記した解法を入試レベルの問題に用いる練習として使用するのがいい。
問題数は、例題50問、演習問題150問である。ABと靴分かれた構成であるので、文系志望者も利用可能である(ABは、例題33問、演習問題99問)。
問題の難易度が高いうえに解説は簡素であるため、標準レベルの問題を解く力のある受験生でないと使いこなすことは難しい。
例題が50題あるので、まず初めにこれを一通りやる。初見で解こうとすると相当難しいはずだ。特に最初に整数問題が固まっているので、数学が苦手な人は苦労する。この時点でちんぷんかんぷんだったら青チャートに戻って解法を覚えて再度やさ理に戻ってくるといいだろう。
例題をやり終えたら演習問題も含めて2週目をやっていくわけだが、演習問題は必ずしも全てやる必要は無い。演習問題のレベルは例題よりも簡単なものも難しいものがある。1対1対応の演習のように、演習題が例題よりもかなり難しいという図式ではない。演習問題の中では簡単なものから順に掲載されている。
解説の別解が非常に良かったので問題集としての評価は高いが、地方国立医学部や私立医学部を目指している人ならば、この問題集より1対1対応の演習を重点的にやったほうがいい。上位国立医学部を目指される受験生は、入試レベルが正にこの問題集レベルなので是非とも解いておくことをお勧めする。
同シリーズにハイレベル理系数学というのがあるが、名称からしてやさ理よりも難しいのであろう。上位校受験者以外はお勧めできないと思う。
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