解説

本書の特徴は、記号を使って長文を読み解いていくこと、全文音読のCDが付いていることである。記号に関しては、名詞や形容詞をかっこで囲むというものであり、内容把握を助ける。上級者には必ずしも必要ではないため、無理に使う必要はない。特筆すべきはCDである。これが付いているだけで復習スピードが格段に上がる。一度読み終わった長文はCDを用いて復習する。これは通学途中などの空き時間で構わない。一度精読しているため、多少リスニングが苦手でも聞きとることができるはずだ。
難易度は最下部の表のように分類されているため、自身のレベルに合わせて取り組むのがいい。

good

・解説の語句リストが非常に豊富で,ほとんどの語句は掲載されているので,辞書無しで知らない語句の学習も並行できる。

・長文は12題で,類書に比べると少ないですが,解説豊富でCD付属ですので,900円はお買い得。

・こちらの文法版についても言えることだが、シンプルな構成で量をこなすのに向いている。 頭で考えるというより、反復して体に叩き込むことを目的としているよう。

・解説が素晴らしかった。英語を勉強する方なら英文の構造がいかに大事か分かると思う。しかし、その英文の構造をまるごと色つきでSVOC・・・などと解説してくれる参考書は実は少ない。

・本の核は、なんと言っても長文の構文解析をしている上に、その視覚化された構文解析を見ながら、CDをシャドーイング出来ることである。これにより、速読と構文分析を直接結びつけ、実感することが出来る構成になっている。

bad

・レベル4で英検2級合格レベル、センター試験レベルとあるが、それを真に受けてしまうとかなりのギャップがある。選択肢だけで解答できる短絡的な問題も多い。さらに、問題文から本文に解答を探しに行く読み方をすると、制限時間20分とあるのに簡単に対応箇所が見つかり3分ちょいで終わってしまう。

データ

タイプ対象偏差値問題数著者出版社発行日価格
1長文読解中学〜高校12安河内哲也
大岩秀樹
ナガセ2007/09945円
2公立高校入試
3センター試験
4中堅私立2007/121,000円
5中堅国立2008/03
6難関大

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