出版社 | 研究社 |
著者 | 伊藤和夫 |
発行日 | 2017/3/17 |
ページ数 | 320 |
価格 | 1,728円 |
表紙 |
1977年に発売されて以来、受験生に絶大なる支持を得ている伊藤和夫の解釈本である。今更語るまでもないほどの地位を築き上げており、この本のタイトルはwikipediaにも掲載されている。元来、「英文解釈教室」というのは受験英語が精読全盛期だったころに発売され、難解な英文をどう訳していくかということに主眼が置かれた。そのため、昨今の一般受験生にとってはその構文が難しすぎるという声が聞かれた。しかし、1990年代後半において入門編、基礎編と立て続けに発売され、英語マニアの受験生以外にも伊藤先生の解釈法に触れることが可能となった。よって、無理して「無印英文解釈教室」を使う必要がなくなった。よほどの英語マニアでもない限り、入門編、基礎編、テーマ別から選ぶことをお勧めする。ただし、数学と異なり英語の場合は、少々レベルが上の本を使っても勉強法次第で何とかなってしまう場合もあるので、一概に使うなとは言えない。分からない単語や構文が出てきてもその場で覚えれば済むことだし、日本語訳もそれに同じである。つまり、レベルのあっていない人がこの本に手を出すと覚えることが多すぎてパンクしてしまう可能性があるということである。しかし、それをパンクせずに一度に記憶できる人ならば手を出してもかまわないと思う。
定期的に改定され、最終改定は2017年であり、2019年現在でも十分に通用する受験書となっている。
一度目は解説を読みながら訳し方、講文、単語を暗記する。
2〜3セクション進む
その日の復習をする。手書きで全て訳を再生できるか確認する。
間違ったところにチェックを付け、翌日の復習で確認をする。
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