難易度の高い問題を厳選して、解説をしっかりとしてくれる問題集。8章70標問で構成されており、各標問には答とべつに「精講」と「解説」が用意されている。レベル的には、化学重要問題集と化学機Ν兇凌訓藹?の間ぐらいであるが、この2冊よりも問題数が少ないため、直前に手をつけても仕上げることができる。。東大・京大・国公立医学部受験者を対象とし、最後の仕上げに演習するのがいい。この本は網羅型ではないため、この本に手をつける段階では、一冊以上の網羅型の問題集を完ぺきにこなしているという条件が付く。
お薦めの使い方としては、化学重要問題集と化学機Ν兇凌訓藹?等の網羅型問題集を一冊仕上げた上で最後の仕上げとして標準問題精講を解くといい。3周程度し、自力で全ての問題を解けるようになったら偏差値は70を超えるだろう。解説がしっかりしているので大丈夫だとは思うが、どうしてもわからない問題があれば化学機Ν兇凌係Φ?を用いて調べれば疑問は解決するであろう。
・頻出の難問が掲載されている。仕上げに最適。
・取りかかるのは冬休みに入ってからでも遅くはない。
・極論を言えば、大学受験には教科書とこの本、そして過去問だけでいい。
・理論化学は秀逸。理解力がものをいう問題はこの本だけで十分。
・旺文社の問題集では定番だが、「標準」ではなく「応用」レベルの問題が掲載されている。
・知識問題・無機の問題が少ない。
分野 | 分類 | 対象偏差値 | ページ数 | 著者 | 出版社 | 発行日 | 価格 |
全て | 問題演習 | 60〜70 | 271 | 鎌田真彰 | 旺文社 | 2005/06 | 1,260円 |