概要

出版社学研教育出版
著者照井俊
発行日理論:2013/9/24
無機:2015/10/27
有機:2014/10/14
ページ数理論:440
無機:272
有機:384
価格各1,620円
表紙

解説

 河合塾の人気講師が執筆した有名な化学の解説書。3人対話形式で化学の理屈を説明してくれる。初学者にもとっつきやすい内容であるが、この本のメインは解法カードにある。正直、3人の対話形式は回りくどい場合があって、普段そのような形式に慣れていないため読みづらい。基礎の部分は岡野の化学をはじめからていねいにで固めて、照井式では解法カードの暗記に終始しよう。一度目は眺めるだけでも良いが、徐々に赤シートを使用してアウトプットの練習をしていこう。
 個人的には理論よりも無機・有機の方が使えると感じている。特に無機は暗記科目なのでカードを使ってごり押しで覚えてしまうのがいいだろう。理論に関しては、化学重要問題集等の演習形式の問題集を一冊やって体で覚える方がいいような気がする。
 分厚い内容の割に中身は薄く、「解法カード」という言葉に惹かれて買うと肩透かしを食らう。初学者には向かず、かといって医学部受験レベルまで対応できるものではない。

その他情報

  • 理論化学の熱計算の部分がいまいち。
  • 理論化学編に関しては例題の選択が悪い。 一部で学んだことの復習を越えていきなり難易度の高い問題が出てくるので戸惑う人も多いだろう。
  • 知識の羅列になってしまう傾向がある。もう少し「なぜ」について突っ込んでほしい。
  • 異常に分厚いが、覚えるべき内容は少ない。

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