地学選択の考察

まず地学を選択するという受験生はほとんどいないと思う。平成23年度のセンター試験では、物理15万人、化学21万人、生物15万人に対し、地学は2万5千人であった。受験できる大学の少なく、高校の授業で取り扱われなかったりするため、他の理科科目と比べると圧倒的に受験者が少ない。しかし、そこであえて地学を選択するにはそれなりのメリットがあるからであろう。ここではそのメリットを考察していく。

地学選択のメリット

とにかく簡単であること。これに尽きる。1週間前から始めても9割が可能な科目である。暗記量は、生物よりも少ない。
メリットは簡単であること以外にないが、もう少しデータを交えて解説していく。以下はH23のセンター試験平均点である。

科目平均点
地学64.30
物理64.08
化学56.57
生物63.36

なんと、地学の平均点が一番高い。これは驚くべきことである。センター地学は、その科目特性を考えると、捨て科目として受験している人の割合が最も多いと推測される。逆に、物理などは理系エリートが真っ先に選ぶ科目であり、それでも地学よりも平均が低くなっているのだ。このことを考えると、地学はよっぽど簡単なのだと推測される。
地学を選ぶメリットが、データによっても裏付けられているのだ。

地学を選択できる医学部

まず、2次試験で地学のある医学部は無い。よって、センターで地学が受験でき、2次試験で理科の課されない、もしくは理科1科目の大学を選ぶことになる。
そうなると信州大学が真っ先に浮かぶ。2次試験は数学のみだ。他には・・・・思い浮かばないが、もしかしたらあるかもしれない。ちなみに、東大はセンター地学の選択は可能である。

地学選択のデメリット

これも単純に「選択できる大学が少ない」ことに尽きる。地学の問題集が少ないという声も聞かれるが、地学は簡単なので問題集の少なさは仇にならない。それに対して、生物はそこそこ難しいのに問題集が少ないため、これは致命的である。

地学の問題集一覧

分類書名偏差値Amazon
解説新しい高校地学の教科書40〜60○:?
問題演習一問一答まる覚え地学I50〜65○:?

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