数学が苦手な人、授業を聞いても分からなかった人に向けて作られた基礎レベルの学習書。最も多くの受験生に支持されている基礎本である。
各項目の導入解説や学ぶ内容の定義、公式の証明等、重要なポイントはきっちりとまとめられている。さらに、例題の解説における着眼点や、解法の一般化を図る「検討」を見ることで、問題の意味を深く知ることができる。また、生徒が持ちそうな素朴な疑問に答える「Q&A」や各章末にあるその章に関連する"教養的"なことが書かれている「Tea Time」というコラムは、他の点数重視の問題集と一線を画した内容となっている。
・レベル的には黄色のチャートぐらい。初学者には難しいが、センター程度までは学力を向上させることができる。
・例題に多くのポイントが含まれている場合がある。できる人にとっては良いが、苦手な人にとっては厳しいかも。
・この本でわからない人は、高校これでわかる数学を利用して基礎を固める必要がある。
分野 | 分類 | 対象偏差値 | 問題数 | 著者 | 出版社 | 発行日 | 価格 |
A | 解説 | 45〜60 | 700〜800 | 文英堂編集部 | 文英堂 | 2008/03 | 1,596円 |
B | 1,764円 | ||||||
C |