化学重要問題集と同程度のレベルの問題集という位置づけであるが、問題レベルはかなり簡単〜東大過去問と幅広い。基礎から始まり、入試標準レベルまでそろっているので、中堅国公立理系、私立医学部までならこの本で大丈夫。問題数は重問275に対して、理標191と少ないが、解説は詳しい。
この問題集に取り組む前までに、照井式解法カードぐらいの基礎を身につけておいた方がいい。多くの問題が化学兇範動しているため、化学気世韻涼亮韻任鰐簑蠅解けない。難関大を目指す人で、化学機Ν兇凌訓藹?をやる予定の人は、つなぎの問題集としてこの理標を使うのはいい選択だと思う。化学重要問題集よりも早く終わるため、すぐに新演習に移れる。
・類書と比べて解説が詳しく、記述も分かりやすいので問題と解説を通じて高校化学への理解が深まる。
・解説が深く、問題数こそ重要問題集には劣るが、より短時間で同じ程の成果をあげることができるという点では長所にもなる。
・有機化学に関してはこの問題集とあわせて駿台の『有機化学演習』をあわせてやれば実力が大幅に上がると思う。
・解説のところにムラがあること。本書が共著書であるためか、とても丁寧な解説だと思うところから、わかりにくかったり誤りがあるものまで様々。
・解説が反応速度、平衡の所が少しわかりづらい。浸透圧の問題が少ない。
分野 | 分類 | 対象偏差値 | ページ数 | 問題数 | 著者 | 出版社 | 発行日 | 価格 |
全て | 問題演習 | 55〜65 | 148 | 191 | 石川正明, 片山雅之, 鎌田真彰 仲森敏夫, 三門恒雄 | 駿台文庫 | 2005/05 | 1,050円 |