出版社 | 桐原書店 |
編集 | 瓜生豊、篠田重晃 |
発行日 | 2014/11/1 |
ページ数 | 511 |
価格 | 1,436円 |
表紙 |
桐原書店が発行する文法の演習書・中堅編の参考書である。仲本の英文法倶楽部?文法入門解説書を終えた人が取り組むような本である。頻出英文法・語法問題1000と同じ出版社、編集者であるが、本書のほうが易しく作られている。
1400問近くの問題数により、非常に高い網羅性を実現している。メインは4択問題で、そこにプラスして整序、空欄補充がある。対象は中堅私大受験生であるが、ネクステージを完璧にし、正誤問題をこなせば早慶でも十分に戦える力が付く。簡単な解説は付いているが、あくまでもこの本の目的は、今まで学んだ文法事項の確認、アウトプットの練習である。ネクステージで大量のインプットをできると期待しないようにしよう。インプット用にしては解説が少なく、文法の基本がわからないままになってしまうからだ。例えば、不正解選択肢がなぜ不正解なのかがこの本だけでは分からない。仲本の英文法倶楽部等で調べながら進めることで疑問は解決できるので、ネクステージの前に一冊何か参考書を仕上げておく必要がある。
1400問といっても文法問題なので、初めの一周こそ時間はかかるかもしれないが、2、3周目になったらすぐに一周できる。一日100〜200問を解けば10日程度で一周できるので、これを5〜10周しよう。ただし、ネクステージは、語法や会話等、章立てされているため、無理に全てをこなして一周する必要はない。自身の志望校と照らし合わせ、語法のみ、会話のみをこなすだけでも十分である。できなかった問題に印をつけておけば、試験直前の復習も効率良くできる。復習は付属CDを用いることで効率よく行うことができる。
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