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再受験生の出身学部

私の大学の先輩や部活等で知り合った再受験生の方々のお話を聞くに、９割以上が理系学部出身です。皆関東の医大なので、東大の理系や薬学部、歯学部、早慶の理工学部の人が多いです。文系出身の人もいますが、そういった人たちは「医学部志望だったけど受からなかったからとりあえず進級の緩い文系学部に進んだ」と言う人が多いので文系出身と言えないかもしれません。まあ、だからと言って文系出身の人が再受験が無理なのかと言うとそうではありませんが・・・・。文系の人が少ないのは単に受験しようと思わないだけで、格段に難易度が上がるというわけではないと思います。 ただ、理系学部出身の方が入学後のメリットは大きいです。まず、単位認定制度を存分に利用できます。特に教養課程（１年）の科目は多くの大学で共通なので、理系出身の人は比較的多くの授業を免除される可能性があります。また、免除されなくても大学レベルの数学や物理化学といった科目を一度履修しているため、他の人よりも余裕を持って授業を受けることが出来ます。で、そうした授業の中で問題が解けると同級生から頼りにされます。まあ、再受験生の理想的なポジションですね。現に私の大学では、理系学部出身の人は化学や生物でとても頼りにされています。逆に文系出身の場合は辛いです。単に私の場合だけかもしれませんが、大学受験レベルの理数系科目はごまかせても、大学レベルの数学等には全くついていけてません。 「文系出身ですけど〜」という再受験生の方の質問をよく見かけます。文系出身の人はただそれだけで再受験を躊躇するということは全くしなくていいと思います。受ただ、入学してからがちょっとだけ大変になるということを頭の片隅にでも入れて置いてください。

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