概要 †
解説 †
- 北海道の私立高校の中では毎年最多の国公立大学合格者を輩出する。
- 中央に配された「四つ葉のクローバー」には、一葉ずつに教育理念となる「4H(Head,Heart,Hand,Health)」の意味を持たせている。
- 入学者は「総合進学コース」と「文理コース」にわけられており、2009年には「文理コース」の中からさらに「選抜クラス」「北大進学クラス」にわけられた。「文理北進クラス」では、3年生になると文系と理系にクラスわけを行う。
- 国公立大学の合格者は16年連続で100人を超え、〝国公立大学に強い札幌第一〟と称される。近年は150名以上を記録している。
合格実績 †
年 | 国公立医 | 東大 | 北大 | 東北 |
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2022 | 3 | 1 | 47 | 2 |
2021 | 4 | 0 | 34 | 1 |
2020 | 8 | 1 | 22 | 5 |
2019 | 3 | 0 | 31 | 2 |
2018 | 2 | 0 | 28 | 3 |
参考文献:https://www.kibou.ac.jp/daiichi/career/shingaku/
不祥事 †
入試問題流用事件 †
- 同校は、2024年2月20日に実施した一般入試の理科で、三重県立高校の問題の一部を流用していたと発表した。流用について、著作権法上は問題ないものの、入試問題とは不適切と判断し、問題を削除する措置を取った。流用があったのはアジサイの葉や茎の働きを扱った生物分野の大問。イラストや問題文が、昨年の三重県立高校のものと同じだった。翌21日に学習塾関係者から指摘があり、同校が確認したところ、他にもミスが見つかった。このため、同校は理科の16点分について、全員満点扱いとした。合格ラインは変えず、約10人が追加で合格ラインを超えた。不利益を受けた受験生はいない。
- 同校の八木和彦校長は取材に対し、「(担当者は)参考になるものを探したところ、良問だったため、そのまま使ってしまった」と謝罪した。
- となると、札幌第一高等学校の入試問題に関しては、単に他高校の入試問題を流用しただけのものが他にもあったと推測されるし、高校独自の問題を練る努力をしてこなかったと思われる。
高校生活 †
- 入試に関して、第一の文理はBランク以上で臨まないと厳しい。Cランクで文理はきつい。試験も文理はかなり難しい。札幌南高等学校合格者でさえ230点しかとれてない。入試の点数で文理の選抜クラスと北大進学クラスに分けられる。優秀者は試験前に第一に届けを出せば授業料タダになる制度がある(特待)。選抜クラスは3組まででほとんどが東西南北落ちた生徒である。学校では選抜・北進・進学総合で階が違う。選抜クラスだけは土曜日も午前中授業がある。週3日予備校の講師がきて授業する。医学部受験に特化したカリキュラムをくんでいるらしい。選抜クラスだけは休み中も会場をあちこち借りて勉強合宿や講義をする(私立でなければここまでできない)。選抜クラスの半分以上は難関大学にいく。今年の進研模試は数学は南高より第一の方が偏差値上。完全理系のクラス。ついて行けない生徒も多いみたい。選抜クラスの生徒の30%は南高の生徒と比べて何の遜色ないと言われている。第一は来年度の卒業生から相当偏差値高い。進研模試で証明済み。選抜に行くのなら勉強はかなり厳しくシゴかれるから覚悟したほうがいいで。南高校や西高校も今年からは物凄い宿題量ですからどこも大変。校風は校舎は昔の病院あとでかなり古い。規則も厳しい様子。生徒は真面目のガリ勉系がほとんど。浮いた生徒はいない。選抜クラスで部活する生徒はほぼ誰もいないらしい。
- 学力向上に直結する「学習コンパス」では、アクティブラーニングや定期的な単元テストを実施し、思考力や表現力、協働性を向上させる。1人に1台提供されるタブレットPCを活用したICT教育も導入済みだ。
- 「探究コンパス」では、生徒自身が好奇心を持って取り組める「口頭発表」や「ポスター発表」などを実施。さらに「進路コンパス」では職業セミナーや難関大学見学ツアーなどに加え、個別面談による進路指導を徹底している。
- この他にも、北大に通う卒業生がチューターとなって、在校生たちにわからない問題を教えたり、進路や勉強に関するアドバイスをする制度や、海外ランゲージセンターによるオンラインスピーキング授業など、生徒の学力向上に向けた取り組みは多彩だ。
- 教育にかかわる最先端を行くこうした取り組みは、2020年のコロナ禍においても効力を発揮した。「対面以外でできるすべての教育活動を進める」という学校方針のもと、さまざまな教育活動をおこなっている。代表的なのがタブレットPCを用いたオンライン授業だ。通常の授業シラバスと変わらない1日5時間・週27コマの授業を進めている。1コマ50分を前時復習動画20分と授業動画30分に分け、動画の視聴中や視聴後に質問をコメント欄に記入すると、教科担当者にすべてのコメントが集約。すべてのコメントに返信しつつ、生徒からの質問を中心に次回の前時復習動画を配信していく仕組み。
- 外出自粛によるストレスや不安軽減などを図るため、1週間に1度の個別面談も実施。部活動も例えば合唱部ではリモート合唱に取り組むなど、オンラインで可能な限り取り組んでいる。これらの取り組みの結果、休校中の教育活動における生徒アンケートの満足度はなんと98・9%にも達している。
コメント †