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栃木県 †
- 概要
人口 | 1,924,591人 |
人口密度 | 300人/km2 |
面積 | 6,408.09km2 |
県庁所在地 | 宇都宮市 |
高校 | 75校:公立61校、私立14校 |
学区 | なし(2015年より廃止) |
- 人口
順位 | 都市 | 人口(人) |
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1 | 宇都宮市 | 519,026 |
2 | 小山市 | 166,791 |
3 | 栃木市 | 155,628 |
4 | 足利市 | 144,796 |
5 | 佐野市 | 116,220 |
6 | 那須塩原市 | 115,282 |
7 | 鹿沼市 | 94,074 |
8 | 真岡市 | 78,221 |
9 | 日光市 | 77,651 |
10 | 大田原市 | 72,123 |
高校の序列と事情 †
- 北関東の伝統か、群馬県の高校と同様に男女別学高校が多い。
- 2023年現在、公立男子高校は日本国内にわずか18校しかなく、その内栃木県の高校が5校を占めている。
- 地方都市であるため公立中心であるが、比較的私立高校も健闘している。ただし、私立は特別進学科のみが勝負になるレベルである。
- 公立高校は、2015年から全県一学区となった。
- 偏差値や歴史的には宇都宮高等学校、宇都宮女子高等学校の二強であるが、進学実績に関しては宇都宮が抜けている。東大合格者数が二桁に達する高校は宇都宮のみであり、この傾向は過去50年単位で当てはまる。
- 宇都宮女子は女子高のためか進学に関してはガッツク感じはなく、平穏無事に現役進学するという感じで、進学実績二番手は栃木高等学校である。
- ただし、宇女の東大累計合格者数は140名を超えており、100名を超える公立女子高は浦和第一女子高等学校のみである。
- 宇都宮、宇都宮女子に一極集中しているかというとそうではなく、各都市に位置する地元固有の進学校も存在感を放っている。佐野市の佐野高等学校や真岡市の真岡高等学校、下野市の石橋高等学校は地元の優秀層を受け入れている。特に、佐野や真岡は入学偏差値は低いものの、旧帝大に10名程度進学させるなど進学実績は良い。
- 六校会と言われる生徒会の集まりがある。
- 年2回、宇都宮高校、宇都宮女子高校、栃木高校、栃木女子高校、佐野高校、とゲスト校1校の生徒会役員が集まって、意見交換を行う。
- いずれも伝統ある学力の高い高校の集まりである。
- 男子のトップは宇都宮高等学校へ、女子のトップは宇都宮女子高等学校へ進学する。
- ただ、両校の進学実績はかなりの開きがあり、国公立医学部に関しては宇都宮が宇女をダブルスコアで引き離す年もよく見られる。
- 進学校は、宇都宮、宇女、宇東であり、全て宇都宮市に位置している。
- 男女別学が多い地域でもあるが、宇女に共学化の話が出たときは、宇女OBが烈火のごとく反対し、知事に脅しをかけたという話もある。
- 今市高等学校や茂木高等学校は普通科の総合学科化があり、その後落ちぶれた。現在は国公立大学ですら数名の模様。昔は東大合格者もいたが。
- 今は茂木町民でも優秀な子は真岡、真岡女子に流れる。ただ茂木高校も一応選抜クラスは優秀で、学年トップは宇大より上位の大学(5S~金岡千広クラス)に行くから、真岡や真岡女子の中堅層よりはずっと優秀。旧帝大、医学科、早慶は今の茂木高校じゃほぼ無理だが。
- 栃木県には国立医学部がないため、近年入りやすいと言われている地域枠の推薦が使えない。医学部志望者にとっては痛手である。
公立高校入試制度 †
一般選抜 †
- 3月実施
- 原則、保護者と同居する県内居住者であれば受けられる。
- 学力検査の他に、面接や実技試験を実施する高校もある。
- 一般選抜の際に必要な調査書に記載される内申点については、中学1~3年生の全9科目・5段階の評定を合計して点数を出す。135点満点となる。一般選抜ではこれを500点満点に換算して内申点とする。
- 合否判定における内申点の割合は高校ごとに異なり、学力検査:内申点=9:1
5:5のような比率となっている。ほとんどの高校が当日の学力検査の結果を重視しており、一般的に偏差値の高い高校ほど内申点の比率がより低い傾向にある。
時間 | 教科 |
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~ 8:40 | 集合 |
9:25~10:15 | 国語 |
10:40~11:30 | 社会 |
11:55~12:45 | 数学 |
| 昼食 |
13:40~14:30 | 理科 |
14:55~15:45 | 英語 |
※栃木県公立高校の入試時間割
特色選抜 †
- 2月実施
- 志願校の資格要件を満たし、合格後の入学を確約できる者であれば受験が可能。
- 推薦書の代わりに、受験者自らが『特色選抜志願理由書』を作成し、願書とともに提出する必要がある。
- 各高校が提示している「定員の割合」「出願するための資格要件」「選抜の方法」「選抜の手順等」「その他、特記事項」に基づいて作成する。
- 定員の割合は、募集定員の30%を限度として、各高校・学科ごとに定められている。
- 面接に加え、作文や小論文、学校独自検査(学校作成問題、口頭試問、実技など)のうち、各学校・学科の特色に応じたものが実施される。
合格実績比較 †
2021年 †
昔の受験事情 †
- 栃木南→栃木翔南開校前の時代:当時の栃木市の中学生は市内の県立高を受験する生徒が多く市外の県立高を受験する生徒は少なかった。栃高、栃女が無理な場合は男子は栃工の情報技術科、女子は栃商を受験していた。どうしても普通科に行きたい場合は男子は佐野、女子は小山城南だった。そんな状況だったので栃工情報技術科や栃商の女子は結構優秀な生徒がいた。
コメント †