mito.jpg

概要

分類公立
設立1878年
地域茨城県の高校
所在地茨城県水戸市三の丸三丁目10番1号
形態共学
偏差値73
進学力C(21/280)
1学年280名
HPhttp://www.mito1-h.ibk.ed.jp/
https://i.imgur.com/14D3uiL.png

解説

  • 茨城県水戸市に位置する公立校である。1878年に茨木師範学校の予備学科として設置された。
  • 土浦第一高等学校と並び、茨城県のトップ校である。
  • 医学部進学ガイダンスや医学部へ進学した皆さんへというページが設置されるなど、公立高校ながらに医学部を意識した取り組みもある。また、茨城県が主体になって2019年度入学生から医学コースを設置した。筑波大学への訪問や体験学習、進路講演会などのイベントが実施される。医学部コース概要。これは、医師不足に対しての県の取り組みであり、5つ掲げた政策のうちの一つである。2年生から医学部進学希望者がともに学ぶ学級を編成し、医学部進学指導を充実させる。1校あたり1クラス約40人を想定している。
  • 茨城県は18年12月時点で人口10万人あたりの医師数が187.5人と、埼玉県に次いで全国で2番目に少ない。この医師不足を解消するため、水戸第一を含む五つの県立高校と中等教育学校で、20年度の2年生(中等教育学校は5年次生)から「医学コース」を編成している。
  • 水戸第一高では1学年約320人のうち40~50人が医学コースを志望し、2クラスに分かれ、他の理系志望の生徒を交えたクラスを編成する。
  • 2023年、中高一貫化になり、定員が280→240名へ減少する。ますます生徒の質が高くなるであろう。

合格実績

国公立医学科東大京大一橋東工北大東北名大阪大九大筑波
合計東北弘前秋田山形筑波群馬福島
202323103281015742122847241
2022910003021454272501123
20212111405022332293842523
20201900116018513133122234
201990020511845493127228
2018120050300634782622031
20178000140016532113425130
20162500534041449753221028
20152210414031144673766234
201418201160319381084635031
2013181020404663552323230
20121611305121547423627030
201112013120014571272404030
2010130021121682972123126
20091320022011532692834116
20081512122111045713214130
2007910020111662493932021
2006123210300854572111032
20051400022121368262011030
20047111188793312123
200314116118491182300432
20021146722941016
20011483222861022
20002358643811023

赤色は1位
参照:進路実績
参照:進学校データ名鑑(水戸第一)
参照:サンデー毎日 週刊朝日 医学部に入る(週刊朝日ムック) 大学入試全記録 大学通信

上記集計の国公立医は、防衛医を除いています

  • 2021年、東大合格者数が8→23と大きく増え、国公立医、東北も増えた。要因はコロナでの休校であろう。学校の授業がないために勉強に専念することができ、成績が上がったと。2021年の公立校ではよく見られている現象で、如何に普段の授業が生徒の学力をつぶしにいっているかがわかる。
  • 2022年はコロナ休校がなくなったために合格実績が元のレベルに戻っている。

高校生活

  • 作家、恩田陸さんの代表作「夜のピクニック」は、水戸第一高校が舞台だ。元になった行事「歩く会」は約70キロのコースを一昼夜かけてひたすら歩く。

医学研究会

  • 1年次を「志を育む」、医学コース選択後の2年次を「医学に近づく」、3年次を「未来を拓く」と位置づけ、医学部志望者のためのプログラム「医学研究会」を構成している。医学コーディネーターの宮内健一教諭は「1年次は医師から直接話を聞くなど医師の仕事や職業観を理解し、2年次は実際に大学や病院を訪れるなどして体験を重視。3年次に受験に向けた対策、と段階を踏んでプログラムを組んでいます」と話す。
  • 2年次には、医学コースの生徒を対象に、OB・OGによる医学セミナーや講演会を随時開催。夏休みには病院を訪れて、仕事を実際に見学したり現場の第一線に立つ医師の話を聞いたりする。
  • 2年次に生徒全員が行う探究活動「知道(ち・どう)プロジェクト」では、医学コースの生徒は医学をテーマにした研究をすることになっている。2年の福井悠介さんは、「ゲノム医療でがんに勝てるのか」をテーマに研究した。「知り合いががんを患った時、たまたまゲノムをテーマにしたテレビ番組を見たことがきっかけです。ゲノムは全く未知の分野だと思っていましたが、調べるうちに自分とも関係していることがわかりました。医学部に進学したら、もっと深く研究してみたいですね」
  • 12月には予備校の講師を招いて、医学部入試の説明会を開催。2年次の学年末には、志望理由書を作成する。本格的な受験勉強に入る前に志望動機を書かせることで、改めて医学部への進学を自覚させることが狙いという。
  • 3年次には医学部進学に向けた講座や、小論文、面接などの個別指導が行われる。受験では、県内で働くことを前提にした医学部の地域枠を希望する生徒も多いため、地域枠に特化した面接や小論文などの講座も開設している。

高校野球

  • 県トップの進学校であるにもかかわらず、伝統的に野球も強いという文武両道をいっている。
  • 専用グラウンドはなく、サッカー部や陸上部など他部活と共有して使う。そのため、平日はフリーバッティングが難しいなど、場所に制限があるだけではなく、時間も2時間半程度しか使えない。
  • 2021年は、春季大会では県大会ベスト4まで勝ち上がると、続く夏の大会でベスト8入りと、文武両道で結果を残した。

コメント

コメントはありません。 コメント/水戸第一高等学校?

お名前: