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洗足学園高等学校

概要 †

分類	私立
設立	1924年
地域	神奈川県の高校
所在地	神奈川県川崎市高津区久本2-3-1
小学校	洗足学園小学校
形態	完全中高一貫校
男女	女子校
偏差値	(65)
進学力	C
学年	240名
HP	こちら

解説 †

• 前田若尾が自宅に作った私塾に起源を有する。
• 1948年洗足学園幼稚園開園、1949年洗足学園小学校開校。
• 元は単なる音大付属校であったが、近年は神奈川県有数の進学校へ躍進している。
• 2002年に、洗足学園大学附属中学校・高等学校から現在の校名に改称した。その頃から進学に対しての意識が変わったと。Fラン付属校であることを名前から消すことで、生徒の意識からも消すことができたのではないだろうか。
• 横浜の北に立地して、田園都市線と南武線の交差する交通の要所にあったことが発展の要素となった。
• 幼稚園から大学までがそろった一貫校である。大学は、洗足学園音楽大学、洗足こども短期大学であり、受験戦争とは無縁の大学である。しかしながら、本高校は進学校であり、生徒を鍛えて高偏差値大学へ送り出す。毎年付属の大学へ進学するのは10名程度である。
• 近年の進学実績の躍進は目覚ましく、2022年度は東大に20名の合格者を輩出。女子の進学校では関東で屈指の実績を出した。
• 東京大学理科三類にも合格実績はある。
• グローバル教育にも力を入れており、海外大学への進学も多い。2020年はハンガリーの医学部にも2名合格している。進学したかどうかは不明である。
• 大昔は東京に本拠を置いていた「三流女子校」であった。今の川崎市の洗足は、本家と区別して「第二」と呼ばれていた。「第二」は主に短大（音楽）に力を入れていた。そして、川崎市に本格拡張移転し、元々（東京）の「洗足」は消滅した。偏差値レベルは、当時は低く、近年まで定員割れ目の前であった。そこで、今は進学校として急速に力を入れはじめた。同じような低レベルの定員割れ状態から急速に進学校に力を入れたのは、鷗友、品川学院などで、この三校を略して、SOSと称された。
• 週刊文春にて、ここ25年で偏差値の上がった中学として取り上げられている。
  
• 一昔前の洗足学園は、「系列に音楽大学がある女子の学校」という印象だけだった。しかし、現在では神奈川県下の女子校では、フェリス女学院と並ぶ最難関校の地位を築いている。

合格実績 †

赤色は1位
参照：大学合格実績
参照：進学校データ名鑑(洗足学園)
参照：サンデー毎日　週刊朝日　医学部に入る(週刊朝日ムック)　大学入試全記録　大学通信

上記集計の国公立医は、防衛医を除いています

• 2022年の進学実績にて、東大へ20名の合格者を出すという衝撃の末脚を見せた。
• 2010年に非帰国生の生徒がアイビーリーグのコーネル大学に合格した。

高校生活 †

• 授業時間は試行錯誤され、2015年からは65分制となっている。
• 2019年度からは、授業は土曜も3限まで行うようにした。
• 30年以上にわたって帰国生を受け入れている。１学年250～260人のうち、30～40人ほどが帰国生だ。
• 6クラス中、2クラス半から3クラスが理系である。
• 海外進学を目指す生徒のためには、SAT（大学進学適性試験）の講座もある。
• 模擬国連などで男子校の聖光と交流するなど、女子校だけではない活動を広げている。
• 洗足学園の図書館の雑誌棚は、サイエンス系で埋め尽くされており、理系に進学することによる将来の広がりを、メッセージとして伝えている。

洗足学園中入試 †

第1回　試験日　2月1日 †

試験科目（4教科）：国語100、算数100、社会75、理科75
試験科目（2教科）：国語100、算数100

★2教科合格者数には、4教科受験で2科判定合格者を含む

第2回　試験日　2月2日 †

試験科目（4教科）：国語100、算数100、社会75、理科75
試験科目（2教科）：国語100、算数100

★2教科合格者数には、4教科受験で2科判定合格者を含む

第3回　試験日　2月5日 †

試験科目（4教科）：国語100、算数100、社会75、理科75

参照：出願者数速報
参照：入試DATA
参照：四谷大塚

帰国生　試験日　1月 †

試験科目（A方式）：英語100、英語面接100
試験科目（B方式）：英語100、国語100、算数100、英語面接100

コメント †