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長崎県の高校

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長崎県 †

• 概要

  人口	1,299,257人
  人口密度	315人/km2
  県庁所在地	長崎市
  高校	全日制77校：公立55、私立22
  学区	7学区：県南・県央・島原・県北・五島・壱岐・対馬

• 長崎市の人口減少は著しく、2年連続全国1位だったと。
  • https://www.asahi.com/articles/ASM7B6DCNM7BTOLB00D.html
• 人口

  順位	市町村	人口	割合
  1	長崎市	426,631人	30.9%
  2	佐世保市	254,386人	18.4%
  3	諫早市	138,512人	10.0%
  4	大村市	95,784人	6.9%
  5	南島原市	47,070人	3.4%
  6	島原市	45,919人	3.3%

  ※2021年時点

高校の序列と事情 †

• かつては総合選抜制度が敷かれており、長崎五校、佐世保三校、諫早二校とあった。入学時横並びなので、国公立大現役合格率が学校や教師の評価の尺度となり、将来選択への弊害が著しいということで中止となった。
  • 総合選抜制度は1950年から2002年まで行われ、公立高校の学力が横並びに平準化された。つまり、伝統的に強かった長崎西高等学校、佐世保北高等学校が成績を落としている。
• 上記の流れの中で、1975年に青雲高等学校が開校し、進学実績を上げていく。それもそのはず、公立の有力校がないので、進学を真剣に考える家庭は無理してでも青雲に行ったであろう。県内の東大合格者の過半数を一校で占める状態が20年以上続いた。総合選抜制度終了の前年、2001年には44名の東大合格者を出した。
• ただ、結局総合選抜が終了し、公立高校が復権してくるとともに青雲は凋落する。凋落というか、総合選抜制度の中で有力私立一校という状況が恵まれすぎていただけで、完全競争市場の中でずば抜けた成績を残せる高校ではない。寮制度を駆使してスパルタで仕上げていくという方法も魅力が低下し、他県からやってくる生徒が減った。
• 公立は伝統高の長崎西がトップである。近年は青雲の東大合格者数を抜く時もあるが、国公立医学部に関してはまだ手が届かない。
• 単独選抜への移行に加えて、公立2番手グループの、長崎東、諫早、佐世保北が中高一貫化し、順調に成績を伸ばしている。諫早は現役国公立大学合格率が高く、県1位の時もある。
• レベルとしては、「西＞北陽台＞北＞東＞＞＞＞南」となる
• 大村市の優秀者は諫早高・附属中や長崎東中に流出している。2006年には大村高等学校から九大に16人も受かっていたのに近年は0-3名。
• 2021年入試より、前期試験、後期試験が導入された。よって、後期試験の方が定員は多い。
  • 「前期選抜」は各高校が全募集定員の5%から50%の範囲で定員を決め、国語・数学・英語合わせて60分の基礎学力検査や面接、プレゼンテーション、実技、作文・小論文から各高校が選び試験をする。「後期選抜」は各高校が全募集定員から前期選抜の合格者数を減じた数を募集し、これまでと同じ学力検査と面接、調査書などで合否を決める。長崎県教育庁高校教育課の狩野博臣課長は「前期選抜は受験生に志願理由書の提出を求めますのでその中で志願理由や自己ＰＲをすることも可能、検査方法がそれぞれの学校で違いますので自分の強みをより生かせる学校を志願することが可能になっています」と話した。
• 長崎五校と言われる総合選抜制度の名残の高校群が進学校として有名である。
  • 長崎西高等学校、長崎東高等学校、長崎南高等学校?、長崎北高等学校、長崎北陽台高等学校である。
• 佐世保市に限ると、佐世保三高というくくりもある。佐世保北高、南高、西高であり、佐世保市で進学希望の人で公立高校だと、この佐世保三高しか選択肢がない。総合選抜で校区によって自動的に振り分けられるので、どの高校もトップ層には秀才が存在し、高校間の優劣もない。

学区とトップ校 †

実績比較 †

• 医学部は青雲の圧倒的一強であるが、旧帝一工の枠組みでは公立高校トップの方が成績はいい。

2021年 †

2016年 †

長崎県高校主要大学合格者数

2015年 †

長崎県高校主要大学合格者数

国公立大学現役合格

コメント †