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長野県の高校

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長野県概要 †

表1：長野県概要

学区 †

表2：長野県の通学区域

高校の序列と事情 †

• 公立高校優位な地域であり、全国レベルの私立高校はない。
• 公立高校は4つの学区に分かれており、第1学区は長野高校、第2学区は上田高校、第4学区は松本深志高校が統べている。長い歴史の中で、3校ともかつては東大合格者数で20名以上をコンスタントに出していた時期があり、全国でも上位～30番ぐらいに入る時期もあった。第3学区は伊那北と飯田の2枚看板である。私立は、佐久長聖と松本秀峰が公立に対抗できるぐらいである。

• 「長野は教育県だ」とよく言われるが、その真意は謎である。
  • 2016年の大学進学率は47.8%、全国29位であり、特にいいということはない。
  • 小学校、中学校の学力も平均かやや下である。
• 長野県は公立完全優位であり、名門私立高校はない。
• 公立は長野高等学校、松本深志高等学校が上位であるが、全国レベルでみると医学部合格者は物足りない。
• 県全体でも医学部合格者は少なく、問題視がされている。
  • 例えば、2015年の長野県内の医学部現役合格者は私立2校の推薦合格者4名を加えても全体で23名である。信州大の推薦入試合格者15名を除くと一般受験及び県外の推薦入試での現役合格はわずか8名である。2014年は長野3名深志9名、2015年は長野4名深志5名と大変少ない。
• 1970年頃は、長野、松本深志合わせて東大合格者は50名ほどいた。しかし、現在は10名程度に減少してしまった。
  • 1975年の長野県東大合格者は95人であった。高校別だと長野34　深志26　上田14　清陵13　飯田3　野沢北2　伊那北1大町1　諏訪二葉1　
• 1970年代は、長野県全体からの東大合格者数は、東京、兵庫、神奈川、鹿児島、愛知の次ぐらいだった。今は県全体で、かつての長野高校の一校分にも達しない。これは1976年入学者から、小学区制にしたためである。全国的に、高校格差は悪いことだから、是正との美名の下に実施した結果県全体のレベル低下を招いた。同じ頃、千葉県立では、学区を廃止したので長野高校や深志より格下だった県立千葉高等学校が1990年代に東大合格62名という過去最高記録を打ち立てた。

実績比較 †

2021年 †

2020年 †

昔の東大合格者数 †

国公立医学部 †

2021年

私立 †

合格者数：重複カウントあり

2021年週刊朝日

コメント †