解説

  • 経常収支差額=経常収入−経常支出
  • 経常収入=教育活動収入(学生納付金等)+教育活動外収入
  • 経常支出=教育活動支出(研究経費,人件費)+教育活動外支出
  • 経常収支差額は、経常的な大学運営の収支状況がわかる数字で、マイナスが続いている=大学運営になにかしらの問題があるということ。当然、マイナスの大学もあるが、一方でプラスでしっかりと利益を確保している大学もある。プラス=大学経営が経常的に安定しているということ。
  • 今回、この経常収支差額が少ない(利益が少ない)大学つまり「利益を確保していない私大ランキング」を作成。
  • 同時に経常収入の額と、収支のバランスを見る指標として、「経常収支差額比率」も合わせて記載。経常収支差額比率は、経常収入にしめる経常収支差額の割合で、企業でいえば経常利益に相当。ただ、運営する大学は株式会社のように利益を追求する団体ではないので、この比率が高ければ正解というわけでもない。黒字を保ちつつ、いかに、充実した教育や研究に使っているかも重要。そうした点にも留意してランキングをみてもらいたい。

利益が少ない大学ランキング

  • 単位は円。令和元年度決算。
大学経常
収支
差額
経常
収入
経常
収支
差額
比率
資料
1岩医−68.8億491.0億🔍
2松歯−10.8億64.3億🔍
3奥羽−6.6億34.8億🔍
4鶴見−5.5億101.3億🔍
5日歯−2.2億121.4億🔍
日新
6北医−2.0億89.2億🔍
7福歯0.7億72.6億1.0%🔍
8神歯0.8億82.4億1.0%🔍
9大歯1.9億79.3億2.4%🔍
10愛学11.8億245.9億4.8%🔍
11東歯12.8億278億4.6%🔍
12朝日35.6億202.9億17.5%🔍
13明海39.6億132.5億29.9%🔍
14昭和49.7億1212.0億4.1%🔍
15日大126.1億1989.9億6.3%🔍
松戸

特徴

  • 単科歯大はどこも厳しく、ギリギリもしくは赤字である。東歯,昭和などが比較的良いのは、医科病院があるため。
  • 奥羽経常収支差額は前年−6.7億,前々年−7.4億と慢性的な赤字。
  • 明海,朝日の財務状況は良好。総じて総合大学は安定。
  • 岩医は今回たまたま1位なのだろう。前年は+7.6億で利益が出ている。

コメント

最新の10件を表示しています。 コメントページを参照

  • もし、奥羽が公立大学になったら、関東以東で5番目の国公立になって人気出るだろうね! -- 2020-08-11 (火) 16:10:18
    • 奥羽は既に挽回し始めている。 -- 2020-08-11 (火) 16:45:45
    • 郡山市は以前医学部誘致に負けた過去がある。医療にチカラを入れている中で、大学は必要不可欠だろう。 -- 2020-08-11 (火) 17:14:42
      • ちなみに医学部は東北医科薬科大学に持っていかれた。 -- 2020-08-11 (火) 17:15:47
お名前: