背景

  • 1990年以降、医科や調剤の医療費は増大するものの、歯科の医療費は2兆5000万円で変わらず推移した。
  • 一方で歯科医師数は7.5万人から10万人へ増加し、一人あたりの取り分は減った。
  • また、私立歯学部における国家試験合格率は低下し、留年率も高くなった。
  • 適切な教育がなされないとの見立てが広がり、私立歯学部の入学志願者が大きく減少した。
  • 歯学部の学費は私立医学部の学費と同等程度であるが、待遇面では医師に劣るため、敢えて私立歯学部に進学する者はいなくなった。

充足率と入学試験倍率

大学定員充足率倍率
東京医科歯科大学5396.2%3.22
九州大学歯学部5398.1%3.23
岩手医科大学歯学部5793.0%1.14
奥羽大学歯学部9675.0%1.39
鶴見大学歯学部11575.7%1.47
松本歯科大学9690.6%1.08
福岡歯科大学9392.5%1.22
  • 北海道医療大学において、2018年入学者は57/80で定員割れをしていた。
  • 国立歯学部に関しては定員割れというよりは、直前で辞退者が出ただけであろう。

2012年

  • 2012年度の各大学歯学部の入学状況によると、全国に17校ある私立大学歯学部のうち、4割にあたる7校が2年連続で入学者数が募集人員を下回る定員割れしていることが明らかになった。そのうち6校は3年連続で定員割れしており、定員の2割に満たない大学もあった。
    • 立大学で定員割れしているのは、北海道医療大学(入学定員に対する入学者数:67.5%)、岩手医科大学(61.4%)、奥羽大学(16.7%)、神奈川歯科大学(81.0%)、鶴見大学(65.2%)、愛知学院大学(91.4%)、福岡歯科大学(99.0%)の7校。
    • 定員割れしている大学はすべて国家試験合格率が7割に満たず、厳しい状況が伺える。
      出典:リセマム

問題点

  • 2000年頃から現在において、競争なく歯学部に入学できたものが一定数存在する。そうした者が日本の歯科医療を担っていくことは適切なのであろうか。
  • 厚生労働省は歯科医師国家試験の合格率を60%台に落として人材を選抜しているが、このやり方も落とされる方に多大な負担がかかってしまい、長くは続けられないだろう。

参考文献

コメント

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  • 残念 -- 2020-01-14 (火) 17:27:19
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  • さすがは、東北大対策の先生!!!。「食材王国みやぎの地産地消推進店舗」では、その王国の名の通り、「素晴らしい食材」が豊富にありますから。海の三大'カイ'神学校(東海、海城、開成)の'神学生'を何年にも渡って魅了し続けてきました。 -- 2020-01-21 (火) 13:27:45 New!
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