歯学部 | 合併先 |
詳細情報 | |
東京歯科大学 | 慶應大学 |
・既に統合に向け協議開始。2023年4月統合目指す。 | |
・東京歯科大は財務状況良好。 |
歯学部 | 合併先候補 |
詳細情報(根拠) | |
奥羽大学歯学部 | 廃校or公立化?? |
・2016年、大学前に医療機器の公設(福島県)試験研究機関が開所。 | |
・2017年、大学前にJR「郡山富田駅」開業。(当駅は、地元自治体の要望によりJR東日本が設置する請願駅であり、事業費約20億円を福島県郡山市が負担している。) | |
・2019年、「メディカルヒルズ郡山基本構想2.0」策定。〈同市内にある総合南東北病院(東北地方医科大新設の際立候補したが落選)との合併の可能性も示唆〉。 | |
・2021年、大地震で附属病院が損壊(現在附属病院は診療停止中)。 | |
・郡山市は(東北第二の都市にもかかわらず)国公立大学未だゼロ。公立化の場合、福島県立医科大学歯学部、薬学部に(ちなみに福島医大は21年4月、技師系養成課程新設。医,看,PTSTOT完備。歯学部、薬学部の設置で公立総合医療大学化へ。)。 | |
・郡山市は音楽都市であり、この地でGReeeeNも結成。2009年、郡山駅前にGReeeeNのモニュメント設置。2015年、楽曲を郡山駅新幹線、在来線発車メロディに採用。2019年、郡山フロンティア大使に就任。 | |
・「郡山グリーンカレー」は、福島県郡山市で販売されているご当地カレーライス。 | |
・経常収支差額赤字。 | |
・東日本大震災からの復興支援として現在も補助金を受け取っている。年間数千万円。 | |
・創立者一族の影山家次第。 | |
東京歯科大学短期大学部 | 慶應大学?? |
・慶応大歯学部口腔保健学科or慶応大看護医療学部口腔保健学科。この数年、歯科衛生士養成課程の4年制化&学部改組が目立つため可能性高し。 |
日本歯科大学 | 早稲田大学?? |
・+日本医科大の説あり。日本医科大は2022年度入試より学校推薦型選抜6名を早稲田大学の付属高校に導入。 | |
・日本医科大、借金500億円もある。 | |
・日医附属病院口腔科、千葉北総病院歯科は日歯卒。(もともと日医は飯田橋にあり関係良好) | |
・+東京女子医大の説もある。 | |
・東京歯科大(慶応大歯学部)に追いつきたい。 | |
・創立者一族の中原家次第。 | |
・経常収支差額赤字。 | |
日歯大新潟生命歯学部 | 廃部?? |
・新潟生命歯学部は日本歯科大学の財務状況を悪化させている。 | |
昭和大学歯学部 | 早稲田大学?? |
・医歯薬看リハを同時に獲得。 | |
・早稲田大卒業生医師による稲門医師会(→早稲田大学稲門医師会)には昭和大歯学部卒業生も多く在籍。昭和大医学部生理学講座教授は早稲田卒→昭和歯編入。 | |
鶴見大学歯学部 | ?? |
・仏教曹洞宗系(駒澤大,愛知学院大)。医学部もつ総合大(帝京大,東海大,北里大)。 | |
・経常収支差額赤字。 | |
松本歯科大学 | 廃校or信州大学?? |
・留学生割合が高い。今後コロナで留学生が激減し、定員充足率が低下すると補助金も減るだろう。 | |
・建て替えた新病院には、整形外科、皮膚科等の収益率の高い医科診療科を相次いて設置している。しかし、経常収支差額赤字。現預金も激減中。最も廃校に近いか? | |
・創立者一族の矢ヶ崎家次第。 | |
大阪歯科大学 | 関西医科大学?? |
・包括連携協定を締結。もともと大阪女子医専(現:関西医科大)は大阪歯科医専と関係あり。 | |
・大阪医科大と大阪薬科大の合併が起爆剤に。 | |
大阪歯科大学 | 大阪医科薬科大?? |
・2021年4月、大阪医科大と大阪薬科大が合併。大医サイドからは内々にオファーあり?大歯OB会が反対?大阪医科大口腔外科初代教授は大歯卒業生。 | |
・2022年には兵庫医科大と兵庫医療大も合併予定。 | |
九州歯科大学 | 産業医科大学?? |
・福岡県北九州市内には国立の九州工業大、県立の九州歯科大、市立の北九州市立大、私立の産業医科大がある。これらを統合する案がある(→北九州市議会定例会)。九州大を凌駕する大学へ。ただ、運営費交付金など現実的でない点あり。 |
上記の合併案に対し北橋市長は、「九州でも国立大学と(各県の)医科大学が合併し、九州大学は九州芸術工科大学と合併した」「将来ありえないことではない」と答えた。また「連携の良さ、国県市のパイプは大学にとって非常に追い風だと思う」とし、当面は各大学の動きを見守りたいとした。 |
・2005年、4大学スクラム講座開始。 |
・2014年、4大学で「ものづくり」継承支援人材育成協働プロジェクト開始。 |
大学 |
事業計画 |
東京医科歯科大学 |
・医学部附属病院と歯学部附属病院を実質的に統合。ハード面での一体化と管理運営の一元化をめざして、機能強化棟を建設中。 |
・2022年4月にはメディカルデータサイエンス学部を設置予定。 |
神奈川歯科大学 |
・都内への移転説あり?専門学校を買収。羽田空港にクリニック開設、品川に新病院建設予定、と段階的に都内への進出を行っている。合併はありえなさそう。 |
・また、短期大学部の看護学科を4年制に改組するか検討中。 |
・将来的には東京サテライトクリニックをアセアン地域に展開。「本学の留学生受入はこうしたアセアン展開の拠点作りを見据えた構想の一環であり、布石として位置づけています。」(鹿島理事長)。 |
明海大学歯学部 |
・2019年4月、保健医療学部口腔保健学科を浦安に開設。学部名称から、他学科の新設も構想中とのこと。坂戸キャンパス老朽化。浦安に移転で一発逆転狙う? |
福岡歯科大学 |
・水田祥代理事長は医師。口腔医学を推進中。 |
・2017年4月、福岡看護大新設。 |
・2020年9月には医科歯科総合病院を建て替え。「口腔医学部」実現に拍車をかける。 |
大学 | 偏差値 | 学 費 | 都 市 | 旧 六 | 医 学 部 | 薬 学 部 | 4年制 | |||
現 在 | 未 来 | 看 護 | 歯 衛 | 歯 技 | ||||||
慶應 | 55.0 | 65.0 | 安 | o | o | o | o | o | ∆ | |
昭和 | 55.0 | 62.5 | 安 | o | o | o | o | |||
日大 | 50.0 | 60.0 | 並 | o | o | o | o | |||
日歯 | 52.5 | 60.0 | 高 | o | o | ∆ | ∆ | |||
大歯 | 52.5 | 60.0 | 高 | o | o | o | o | |||
62.5 | 57.5 | 私立医学部最低値 | ||||||||
松戸 | 47.5 | 55.0 | 高 | ∆ | o | o | ||||
愛学 | 42.5 | 55.0 | 並 | o | o | |||||
明海 | 45.0 | 52.5 | 安 | ∆ | o | |||||
朝日 | 42.5 | 52.5 | 安 | × | o | |||||
岩医 | 42.5 | 50.0 | 高 | × | o | o | o | |||
神歯 | 37.5 | 50.0 | 高 | ∆ | ∆ | ∆ | ||||
福歯 | 37.5 | 50.0 | 高 | ∆ | o | |||||
北医 | 35.0 | 47.5 | 並 | × | o | o | ||||
BF | 47.5 | 私立歯学部最低値 | ||||||||
奥羽 | 高 | × | 合併/廃校/公立化 | |||||||
鶴見 | ||||||||||
日新 | ||||||||||
松歯 |
大分類
大学 | 現在 | 未来 | 北海道地方 |
北大 | 53 | 50 | |
北医 | 80 | 60 | |
計 | 133 | 110 | 人口:523.2万人 |
2.54 | 定員/人口10万人 | ||
大学 | 現在 | 未来 | 東北地方 |
東北 | 53 | 50 | |
岩医 | 57 | 50 | 歯学部振替枠 |
奥羽 | 96 | 0 | 募集停止 |
計 | 206 | 100 | 人口:856.0万人 |
2.41 | 定員/人口10万人 | ||
大学 | 現在 | 未来 | 関東地方 |
医歯 | 53 | 50 | |
明海 | 120 | 90 | 姉妹校の朝日と合併 or合わせての定員削減 |
日大 | 128 | 90 | 歯学部2つも有る |
松戸 | 115 | 90 | |
東歯 | 128 | 100 | 慶應と合併予定 |
日歯 | 128 | 100 | 歯学部2つも有る |
昭和 | 96 | 90 | 歯学部振替枠 |
鶴見 | 115 | 0 | 募集停止 |
神歯 | 110 | 100 | |
計 | 993 | 710 | 人口:4350.7万人 |
2.28 | 定員/人口10万人 | ||
大学 | 現在 | 未来 | 中部地方 |
新潟 | 45 | 45 | |
日新 | 70 | 0 | 募集停止 |
松歯 | 96 | 0 | 募集停止 |
朝日 | 128 | 90 | 姉妹校の明海と合併 or合わせての定員削減 |
愛学 | 125 | 100 | |
計 | 464 | 235 | 人口:2286.1万人 |
2.03 | 定員/人口10万人 | ||
大学 | 現在 | 未来 | 近畿地方 |
阪大 | 53 | 50 | |
大歯 | 128 | 110 | |
計 | 181 | 160 | 人口:2223.1万人 |
0.81 | 定員/人口10万人 | ||
大学 | 現在 | 未来 | 中国四国 |
岡山 | 53 | 50 | |
広島 | 53 | 50 | |
徳島 | 43 | 40 | |
計 | 149 | 140 | 人口:1091.2万人 |
1.37 | 定員/人口10万人 | ||
大学 | 現在 | 未来 | 九州沖縄 |
九州 | 53 | 50 | |
九歯 | 95 | 50 | 合併で総合大学化 |
長崎 | 50 | 40 | |
鹿大 | 53 | 40 | |
福歯 | 93 | 80 | |
計 | 344 | 260 | 人口:1419.2万人 |
2.42 | 定員/人口10万人 | ||
大学 | 現在 | 未来 | 日本全国🇯🇵 |
合計 | 2470 | 1715 | 人口:1億2427.1万人 |
1.99 | 定員/人口10万人 | ||
2000 | 1700 | 新規参入歯科医師数 | |
40% | 55% | (↓女性比率) |
Q BFの歯学部なんてあるから歯科医師のイメージが悪くなる。50未満は廃校にすべき。元々、私立歯学部に入れる家庭はお金持ちばっかなんだから、2~3年優秀な家庭教師でも付ければ、偏差値50にはなるだろうに。 |
A そうは言うが簡単な話では無い。事実偏差値50以下の私歯が半分以上なのだから、これを数年以内に潰すとなると、間違い無く需給バランスは崩れる。その結果国試のレベルは逆に低下するリスクも否定出来ない。文科省が私歯廃校を望んでいるとしても、物事順番と言うものがある。先ずは経営状況が芳しくない数校と言った所だろう。それだけでも効果はある。その大学にはいるはずだった入学者の内、親が歯科医の連中は他の大学に入る努力をしないとならなくなる。その結果生き残った私歯の難易度は上がる事になる。それは即ち留年&放校で調整していた今の形態から、入口でシャットアウトするより健全な形に持っていく事が出来ると考えるべきなのかもしれない。最も今の50歳以上の歯科医師がリタイアする頃には若年層の歯科医師の人数は激減している為に、間違い無く地方では医者と同じ様な医療過疎地域が多発する事になる。その解決方法は国公立歯学部をブロック化して各地域枠を設ける事が一番の近道だと思う。ただそうなると東北大学、新潟大学、東京医科歯科大学しかない本州東日本地域の歯科医師不足は私立も巻き込んだ解決を図らないと、西日本と比べて難しいものがある。ただこのアイデアは、例えば東歯(慶応)や昭和に入ったのに、山梨や長野、千葉の南部に行ってくれ、とかいう話は出て来るので、私立がそういった地域枠を設ける事に賛同するか否か、がポイントになるのだろうな、と思う。 |
Q 医科の様に地域枠ができるだろうか?医科疾患の様に心筋梗塞だとか、脳梗塞・脳出血など緊急性の高い疾患は歯科にないから、恐らく地域枠の必要性は無いと思う。歯が痛いくらいなら、NSAIDs飲んで我慢してという救急外来は多い。歯科があっても歯痛ぐらいでは口腔外科を呼ばない病院が多い。 |
A 勿論仰る様に、救急外来がプライオリティでは一番優先されるべきだという御意見は至極全うなものだと思う。ただ、ここまで歯周病の全身疾患に対する悪影響が研究で集合知として認識されている今、また、高齢者に対する嚥下訓練等の必要性、8020運動による健康寿命の延伸、等を考えた場合、歯科がある街、無い村での健康寿命の違いは統計を取っていけば差が出てしまう事になる、と個人的に考えている。昨今医療費抑制の動きが今後加速度的に強くなるであろう事を考えた時、病気になる前にそれを予防するアクティブな動きは厚労省側からしても歓迎されるであろう事を推察するなら、その先端にいる歯学は必ずしも軽んじて良いとは思えない。地方の子供だから虫歯も直せない、矯正も出来ないから歯並びも悪い、という未来は個人的には避けるべき事態であると考えている。その実現の為にも国公立、私立問わず今以上に地方枠を増やしていくべきなのではないか、という考えになるのです。今回の慶応による東歯吸収劇は、間違い無く医、歯、薬、看の再編へと繋がっていくでしょう。その時、一方的に地方の歯学が消滅しました、後シラネ、だと最悪の事態(地方歯科医の激減)という事態を招く事が容易に想像出来るのです。個人的にはこのままではそうなるだろうな、という危機感は持っています。 |
Q しかし、医学部の地域枠は過疎地域にも病院・診療所があるから成立する制度ですよね。歯科に関しては、過疎地域には歯科のある病院は無く、卒後研修に過疎地区での医師のような義務研修は無理だと思う。条件を少し緩和して、過疎地域で開業している診療所に、歯科・地域枠の研修修了した若手Drを派遣することも受入先の都合や、派遣歯科医師の専門研修の点などから言っても無理だと思う。 |
A レス有難う御座います。仰る通り研修先如何すんの?と言う問題点はありますね。ただ、こればかりは現状開設している過疎地域や人口減少地域にある診療所にお願いするしかないかな、と思っています。昔中学社会で過疎地域のインフラとしてのガソリンスタンドを町費or村費で経営資金を賄うというケースがある、という事を学びましたが医療インフラも同じ様に地域全体+都道府県予算で支える(無論これに関しては内科、耳鼻咽喉科、眼科等も含まれる)必要はありますよね。あるいは幾つかの村々の医療インフラを集約して医療コンビニの様な形態にしてコンパクト化するか…でも、患者の移動手段を如何するかが問題になりますよねぇ。 |
参考:コメント欄2020-12-14(月) |
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