概要

 近年の歯科医師国家試験の合格率は65%程度であり、非常に難易度の高い試験となっている。これは歯科医師過剰を抑制するための施策である。
 1960年代、日本人の齲歯有病率は30%程度であった。それに対して歯科医師は10万人あたり35人であった。これを不足とみなして、1969年、日本政府は10万人あたり50人にするという方針を定めた。この方針を根拠にして歯学部の新設が計画され、10年間で入学定員を1100人から3500人にまで拡大した。
 その後も歯科医師は増え続け、2010年代には10万人あたり80人を超えている状態である。肝心の齲歯の方はというと、歯磨き習慣の確立や歯磨き剤の開発により減少し、歯科需要も減少した。
 2000年前後から合格率は徐々に下がり、2000年には69.7%と60%台に。翌年は90.7%であったが、2003年の91.4%を最後に90%台に乗ることはなくなった。2008年頃から70%前後で推移するのが当たり前になり、2014年からは65%前後となってしまった。

総合結果

出願者数受験者数合格者数合格率新卒合格率
1123,7233,2322,05963.7%79.4%
1113,7213,1592,03964.5%77.9%
1103,6913,0491,98365.0%76.9%
1093,7063,1031,97363.6%72.9%
1083,6953,1382,00363.8%73.0%
1073,6443,2002,02563.3%73.3%
1063,2212,36671.2%80.4%
1053,3262,36471.1%81.4%
963,2082,93291.4%

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