医学部再受験をネット内職で乗り切る
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日本医科大学
日本医科大学
データ

※大学データ
偏差値 学費 再受験 定員 編入試験 大学ホームページ
67 2,850万円 寛容 一般112 あり→なし こちら


※試験データ
配点 数学 物理 化学 生物 英語 面接 正規ライン
数300・理(2)400・外300・小論文・面接 参考程度 70%


 大学解説

再受験生の第一目標となる大学。再受験に対しては寛容で、差別が無いとも言われている。2008年度より順天堂・昭和が学費の値下げをしたため、優秀な受験者がそちらへ流れる傾向にもあるので狙い目とも言える。ただそれでも難易度が高く、国公立併願者でも余裕で落ちる。相当量の勉強時間が確保できる環境でないと試験突破は難しい。2次試験が2月上旬2日間にわたって開催されるので他の大学の入試を蹴らなければならない。ちなみに、受験番号上位の人たちは1日でその日程を終えることが出来るため、予め予定を考慮して出願時期を調整しよう。


 入試解説

数学が難しいことに尽きる。他の教科は基本的な問題が多いので勉強すれば得点できるだろうが、ここの数学はかなり難しい。反面、試験時間は十分にあり、どの教科においても見直す余裕が作れる。ケアレスミスを防ぐことが出来るので、自分の力が十分に発揮できると言える。

面接は40分のグループディスカッションが含まれる。討論の形態は部屋、日時によってもことなるようだ。中には面接官が討論の司会をしてくれるところもあった。試験形態のばらつきを考慮すると、かなりの時間を割いているが、討論や面接はそれほど重視していないのではとも思える。よく言われるように、日医は1次の点数で決まると思っていても間違いないようだ。

編入試験は一般入試1次試験を突破しないと申し込めない。非常に難易度が高く、一人受かるか受からないかの狭き門である。編入試験に落ちても一般の2次試験に合格すれば1年生からの入学は可能である。


 補欠繰り上がり状況

入学年 人数
2003 120人
2004 110人
2005 95人
2006 190人
2007 190人
2008 170人
2009 180人


その他情報

・2007〜2009年入学者の最高齢は20代後半(29が最高)

・2010年は、30代の入学者は二人。20代後半も数人。

・再受験に寛容な大学として有名であったが、最近は30〜40代の入学者なし。上級生にはいる。

・国試合格率の低下によりカリキュラム&進級が厳しくなった。

・学士入学は行っているが、2008年に1人、2009年、2010年は0人。

・寄付金は募集された記憶すらない。

2009年度の卒留は14人。うち6人が放校。ただし、6年生に限り再入学が認められる制度ができた。放校の翌年を独学で勉強し、6年生と一緒の試験を受けて合格すれば6年生として入学が認められる。例えば、2009年3月に放校となったら、2010年4月からは独学で勉強し、6年生と一緒に試験を受ける。厳しい基準の合格ラインを達成したら2011年4月から6年生として再出発できる。
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