2020-09-16
概要 †
医学部も法科大学院も再受験との親和性は高い。「どうしても医師になりたい」系以外の再受験生は法科大学院入学も検討したことがあるかもしれない。
学校比較 †
医学部 | | 法科大学院 |
6年 | 修業年 | 2-3年+司法修習1年 |
国立:60万 私立:300万〜600万 | 学費/年 | 国立:80万 私立:150万〜200万 |
高い | 入学難易度 | border free |
不可 | 仕事と両立 | 可 |
20歳? | 入学時平均年齢 | 25歳? |
90% | 国試合格率 | 30% |
修業年 †
- 医学部6年、法科大学院2-3年であるが、再受験で法科大学院を視野に入れる方は未習で3年になると思われる。さらに、司法修習が1年加わり、弁護士になるまでに4年必要となる。司法試験の結果ではこれが5年、6年と伸びる。
学費 †
- 法科大学院は意外と高い。国立でも80万円もする。医学部も高いが、近年は入学難易度も下がってきているので国公立を狙うことができる。
仕事と両立 †
年齢 †
- 法科大学院の方が5歳以上高いと思われる。
- 医学部の年齢は18歳から。法科大学院は22歳から。
- 入学者の年齢を公表している大学は少ないが、2016年成蹊大学法科大学院の入学者平均年齢は36.3歳、最高年齢は57歳であった。
合格率 †
職業比較 †
医師 | | 弁護士 |
1500万〜2500万 | 年収 | 2000万〜3000万 |
過剰気味 | 需要と供給 | 一時期過剰だった |
- 雇われの身としての給料は以上のようになるかと。
- 医師の給料でも話したように、医師であれば2000万円はそれほど労を要しない。しかし、そこからの伸びがない。保険制度に支えられているためか、勤務医一人当たりの稼ぎはベテランであろうが新米であろうがそれほど変わりがないのだ。
- 一方で、弁護士は3000万円以上も多い。ソースはopen workであるため隔日とは言えないが、医師よりも数段上と言ったところだ。
- なぜか「ワーキングプア弁護士」の特集が組まれたりするが、あれはなんなのだろうか。数千万稼ぐサラリーマン弁護士がいる一方で、営業力がないと300万とかなのであろうか。あまり想像できない。
- 弁護士事務所に依頼をかけると「紹介じゃないと受けない」「依頼を受ける場合にのみ折り返し電話する」と言った殿様商売が目立つ。一時期弁護士過剰が言われたが、実はもう不足に転じているのではないだろうか。そもそも、旧司法試験時代に合格者を絞りすぎて、砂漠のようにカラカラの状態だったので、ちょっとぐらい水を撒いても何の足しにもならないだろう。
まとめ †
- 稼ぎたいなら法科大学院
- ただし、意外と年数かかるし勉強も大変
コメント †