概要

1年生で一般教養、2〜3年生で基礎系の実習、4年生で臨床講義、5年生で病院実習、6年生は就職活動といった流れである。再受験生に限ったことではないが、6年間の概要を知ってもらうとその他の話も理解しやすくなると思うので記載しておく。

1年生

一般教養課程。外国語2つ。社会学、心理学、経済学、物理化学生物など。6年間で一番楽な時期であるが、他大学から来た再受験生にとっては厳しく感じるだろう。なんだかんだで毎日9時から4〜5時まで授業がある。また、生物選択者の物理はどの大学でも苦戦する科目となる。
アルバイトが十分にできる時期。

2年生〜3年生

解剖学などの基礎系科目が始まる。実習がかなりの時間を占める。
実習はほぼ班単位で動くため、作業を円滑に進めるためにある程度仲よくなっておく必要がある。仲の悪い班は大変である。

4年生

臨床講義スタート。打って変わって座学中心である。かなりの頻度でテストが課される。勉強は大変になるが、授業の終了時間が決まっているためプライベートなスケジュールを組みやすい。
ここで学んだことは5年生の病院実習で見て確かめる。

5年生

1年間の病院実習である。スケジュール的にはかなり大変。特に外科系の科を回るときはしんどい。バイトはしない方がいい。部活をやっている人も、5年生は遅刻などが許容されたりする。
進級判定は総合試験が行われるのが一般的であるが、テストの無い大学もある。

6年生

マッチングと国家試験の勉強である。多くの大学で6年生前半期までは病院実習が入る。特に地方国立では、病院見学の至適時期(4月〜6月)に病院実習を組み入れて県外に出さないように画策してくる。それに縛られないためにも、春休み中から病院見学を始めたほうがいい。
後半期は卒業試験以外は大学に出てくることはないが、慶応大学のように11月まで実習をやらなければいけないところもある。

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