再受験をするうえで仕事の継続をどうするかは重要な選択事項である。勉強時間のことを考えると仕事を辞めた方がいいことは間違いないが、仕事の継続は精神的な安定につながる。
薬剤師や歯科医等の独占権を持った有資格者は退職しての勉強で問題ないかと思われるが、資格職の中でも独占権を持たないもの、中小企業診断士などの資格であれば、一般のサラリーマンと同様に企業でのキャリアが重要となる。そのため、再就職が確約されるわけではないため、退職は慎重に検討したい。当然、一般のサラリーマンの退職も慎重に検討したい。
余程の信頼関係がなければ言わない方がいい。勉強のアドバイスは得られないし、退職のアドバイスも得られないことが多い。なぜなら経験者はいないからだ。また、いずれ会社を出る者に対して冷たくなるのは当然である。
20時に仕事が終わって、早めに準備できたとしても勉強開始は21時。1日仕事をしてきてかなり疲れている状態でのそこから3時間は本当にしんどい。2時間でも褒められるぐらいのレベルである。そして翌朝も早く起きなければいけない。これが毎日続く。本当に3時間できたらかなりの精神力である。少ない勉強時間を生かすためにも、効率の良さを追求したペース配分が必要となる。
仕事では理不尽なことがつきもの。私も色々あったが、悔しい気持ちを勉強に昇華させるのが一番いいと思う。恥ずかしい話であるが、「絶対受かってここを出てやる」と思って勉強していた時期があった。
社会人では飲み会も仕事のうちなので、これを断り続けるのは難しいが、できるなら行きたくないイベントである。たとえ飲み会が早めに終わったとしても、アルコールの入った状態では勉強効率は著しく低下する。弱い人ならば次の日まで残ってしまう。一刻も早く合格しなければいけない再受験生は、出来る限り断れる関係を築いておくべきだろう。
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