医学部の面接

集団討論の流れ

  1. 着席
  2. 試験監督からテーマ発表
  3. 自分の意見をまとめる時間
  4. 司会・書記・タイムキーパーを決める
  5. 一人ずつ意見を述べる
  6. 議論を進める
  7. グループ全体の意見をまとめる

 まずは上記の大まかな流れを頭に入れておくことが大切である。流れの中で自分の役割を全うする。疑似集団討論の際は6,7がなくて、面接官が司会をして受験生は順番に一人一人意見を述べるだけで終わることもある。

評価項目

  • 貢献度
    如何に合理的な意見を述べることができるか。結論への到達に寄与したか。
  • 社会性
    討論の輪を乱さないようにうまく同調する。ここが最も点数が稼ぎやすい。
  • 指導性
    司会以外ではリーダーシップを発揮しづらい。

司会

  • その場を回す係。知識を披露して先導する立場ではない。テーマに関する知識がなくても十分にこなすことができる。
  • いや逆に司会は楽かもしれないよ。司会の役割は、上手くまとめ上げる事。「では、1番さんから5番さんまで順番に意見を言ってください。私は最後に言います。」と言って、グループの自分以外の4人に先に意見を言わせて、その4人が同じ意見だったら、例え自分が反対意見を用意していたとしても、その4人と同じ意見を言い、「意見が一致しましたので〜ということでいいですね?」とまとめあげればいい。自分が言う前に1人2人意見が違う人がいれば、自分は多数派の意見を言い、その後に「〜な意見が多かったですが○番さん、○番さんの反対意見の〜という点について次は話し合いましょう」とかね。 -- 2014-02-12 (水) 11:11:17
  • 付け加えると、司会の際に自分の意見を考えて言おうとすると破滅する。うまく言えればいいが、考えても出てこないことも多い。なので、最初はとにかくその場を回すこと。これが最重要。討論が始まったら、「まずは皆さんの意見をお聞きしたいので、順番にお伺いしてもよろしいでしょうか」と切り出して意見を述べる時間にしてもらう。自分の意見は最後でいい。そこまで考えて、わからなくてもたくさん意見が出ているのでとりつくろえる。「私も〜〜さんの意見に近いんですけど、〜〜〜で、ただ、私の場合は〜〜〜というところまで考えが及んでいなかったので〜〜さんの意見は大変参考になりました。また○○さんの意見を合わせて考えると、△△という方法もあるなと思いました」など、つなぎ合わせでいい。
  • 司会の失敗例として私があるときに出くわした方を上げさせていただく。10人ぐらいの集団討論でA4・1枚ぐらいの問題文を読んでその結論を出して最後に3分程度のプレゼンで終わりという内容であった。テーマは「末期がんの患者に対する対応をどうするか」のような内容で、末期がん患者の状況が紙に書かれていたと記憶している。その時に司会をした方は本意でなく司会にさせられて明らかに慣れておらず、討論開始後に小さな声で「末期がんは〜〜〜で、こういった状況の時は〜〜で〜〜〜、この時に〜〜という状況で〜〜〜、だから〜〜がよさそうで〜〜〜」と問題文にそって自分なりにまとめ始めたのだ。当然問題文は既にみんな読んでいるし、自分なりの知識で補足したところで行き詰まることは目に見えている。1人で考えても結論が出しづらいからこそ討論の問題文となっているのだ。一人で読み上げている間は討論が進まず、どうしようもない空気が流れた。司会はこんなに背負わずに、討論が開始したら「〜さんの意見はどうですか」とか「〜〜さんから時計回りで意見を言ってもらっていいですか」とその場を回すだけでいいのだ。何の知識もいらない。

コメント

コメントはありません。 コメント/医学部の集団討論?

お名前: