岩手医科大学

概要

解説

  • 岩手県盛岡市に位置する医療系総合大学である。医歯薬看護を備えている。
  • 岩手県には国立大学医学部がなく、本学が旧設医科大学であることも相まって、岩手県の医療を一手に引き受けている。
  • 1つのキャンパスに全ての学生が集う医療系総合大学は日本でここだけ。'47年に設置された旧設医大であり、伝統がある。1年次は医学部は全員寮生活。このおかげですぐにいろんな所から来た友達ができるため学生には好評。地元出身者に対して優先的な推薦入試。
  • 入試の特徴は、一次試験だけでなく二次でも東京会場を選択できること。つまり一度も岩手に行かずに合格することも可能。故に東京近辺で試験が行われる他大との併願がしやすい。私立としては珍しい地域枠推薦がある。これは岩手県の医療事情を考慮した結果。
  • 大学施設の矢巾への移転事業は'19年に終了。キャンパス直結の1000床規模の大学病院が開院。綺麗なキャンパスと病院で学べる医療系総合大学であることが売り。
     

入試の変更点

2020年

  • 小論文、面接点の公表。
  • 学資編入試験の配点も公表。
  • 一般入試補欠合格者の順位を公表。

2019年

  • 理科の配点が増加。150→200点。

入試傾向

  • 1次試験突破人数が全私立中最多。例年500名以上が1次試験を通過。最終合格は160名程度で、なぜここまで1次合格者が多いのかを考えさせられる。これだけ多くの人数の面接をこなすことは大学としても負担であるのに。そこには、どうしても合格させたい受験生がいて、その受験生に1次突破ラインを合わせているなどの理由があることが考えられている。
  • 一次試験の合格最低点は5割程度。数学が難化した'19年は数学2割の手ごたえでも合格している者もいた。
  • 二次試験会場を東京にも設置していることからわかるように、大学側は第一志望者にこだわっているわけではない。志願者は、平成13年は796名だったが、H23年は2334名、H28年は2679名と激増。
  • '20年は補欠番号を付けるため、1次合格者数を大幅に絞った可能性アリ。
    のちに大学HPより、特段の変更はなかったことが明らかになった。(追記)
  • H22年度時点で、在学生中大学検定経由者は2人との報告。

英語

大問5つ60分。大問1と3が読解問題で、大問2と4は文法語彙問題の傾向。そして、大問5は英作文。読解問題といっても空欄補充が主で、英語の問題としての質はあまり高くない。英作文は整序英作文と和文英訳。受験生のレベルも上がってきていることだし、もう少しレベルの高い読解問題を出してもいいかと思う。

数学

大問3つ60分。'16年より第1問が小問集合となる。小問集合と言っても1問が重い。大問2つ分と考えた方がいい。場合の数・確率が頻出である。元々は基礎的な問題で高得点を取る科目であったが、'16年以降は難化傾向で、特に'19年は得点率4割を切る者が続出。

理科

2科目90分であり、時間不足注意。

  • 化学は過去問と似たような問題が出るため、傾向分析が重要。最低でも5年分くらいは見ておいた方がいい。本番でも同じような問題が何題かは絶対出る。
  • '20年度入試において、化学の出題が極めて詳細であり、得点差は生じなかっただろう。
  • ただし合格発表日の一次試験通過報告から察するに、物理選択者が有利であり、生物選択者はかなり不利であった模様。

小論文・面接

  • 小論文
    時間50分
    配点-
    文字数600字
    内容課題文が与えられ、それに関することをまとめる
  • 面接
    形式個人面接
    時間10分
    人数面接官2人-受験生1人
    内容3分自己PR
    医学部志望理由
    岩手医大志望理由
    普段読む本
    気になるニュース
    地域医療について
  • 入試の行われる時期もあって、岩手にさほど興味がない受験生が大量に受け1次突破してくる。大学側もそのことは知ってるので面接は圧迫面接である場合が多い。東北出身でもない受験生は覚悟しよう。

合格ライン

1次試験

50%あれば合格できる?

2019年

  • 数2割、化5割〜6割,物5割〜6割,英7割で通過。
  • 英五割,数三割,物九割,化五割で通過。
  • 体感英5割、数は大問1のpn,qn,rnと大問3全て白紙、化はおそらく4割、物7割で通りました。この通りの点だと、英50理110数40の合計200くらいになってそう。おそらく最低点ではないでしょうか。出典:当サイトコメント欄2019年1月28日

2017年

  • 英10割,数2割,生化5割,受かりました。
  • 化生六割,数六割,英9割9分で通りました。
  • 英8割,数5割5分,化6割5分,生8割で受かってた。
  • 英8割,化7割,物8割,数6割ぐらいで通った。あくまで予想なんであまりあてにしないでね。
  • 通過。英9割,数4.5割,化良くて6割,生もよくて6割くらい。
    出典:当サイトコメント欄2017年1月23日

2次試験

2014年

補欠の2回目で繰り上がった人は83%の出来。合格には8割以上の得点率が必要。正規は85%~。

  • 東京会場で受けましたが正規来ました 数70%英90%理85%ぐらい。東京出身者への差別はなさそう
  • 数10割,英8割,物化8〜9割,正規でした。
  • 数一ミス,英三ミス,化三ミス,生第二問まるまる落とした可能性あり、正規。
    出典:当サイトコメント欄2014年2月5日
年度1次合格者数2次合格者数
2013650正規+補欠151
2014671正規88

入試の所感

岩手医科大学の入試の所感

補欠の繰上り

'19年度以前は補欠通知なしの不透明な繰上げであったが、'18年に東京医大の不正をきっかけに'20年度からは補欠順位が付けられることとなった。繰り上がりの際は2次試験不合格者の中から合格者が選定。繰り上がりの大半は2月。3月は10人程度しか繰り上がらない。

入試結果

志願倍率

志願者受験者入学者志願倍率
'193069295212025.6倍
'183477337912029.0倍
'173748362312330.5倍
'163675351912329.9倍
'153092300312325.1倍

出典:入試データ

年度別結果

参考文献:https://www.imu-admission.jp/guidelines/gl_result/

志願状況

2020年募集志願受験合格入学実質倍率
推薦一般1573 (36)72 (35)15 (7)15 (7)4.8
地域枠A1534 (19)33 (18)15 (8)15 (8)2.2
地域枠B821 (14)20 (13)8 (6)8 (6)2.5
38128 (69)125 (66)38 (21)38 (21)3.3
一般一般一次802,406 (793)2,317 (765)546 (130)80 (17)10.7
二次487 (108)216 (49)
地域枠C一次514(5)14 (5)11 (4)5(2)1.8
二次11 (4)8 (2)
852,420 (798)2,331 (770)224 (51)85(19)10.4
合計1232,548 (867)2,456 (836)262 (72)123(40)9.4
2019年募集志願受験合格入学
推薦一般1575751515
地域枠1543431515
一般一次902,9512,83455190
二次497249
合計1203,0692,952279120
2018年募集志願受験合格入学
推薦一般1594931515
地域枠1533331515
一般一次903,3503,253-65690
二次-599186
合計1203,4773,379216120

合格者得点

2020年配点最高最低最低割合
推薦一般450301263.80.88
地域枠A308.12490.81
地域枠B307.6223.30.73
一般一般(一次)4003011880.62
地域枠C(一次)2731530.56
一般(二次)4503482550.73
地域枠C(二次)3002280.76
学士編入一次250134.51050.78
二次3001711530.89

入学者現浪比

'10年入学者まではその現浪比を公開していたが、'11年入学者以降の現浪比についてはその公開を止めている。

岩手医科大学入学者現浪比

大学生活

岩手医科大学の学生生活

岩手医科大学歯学部

🔍歯学部情報