東北医科薬科大学

大学データ

大学解説

 前身の東北薬科大学は宮城県に位置する薬学部だけを所有する薬科大学であったが、東北地方の医師不足対策として、2014年8月に医学部設置の方針が決定され、2015年に認可され、2016年4月に新設医学部として設置された。全国でも医師不足が顕著であった東北地方に東日本大震災が起きたことで、復興を兼ねて特例で医学部の設置を認め、東北の僻地でも定着する医師を育てることにある。学費は3400万円だが、定着させるための施策として、A方式・B方式2つの修学資金が用意された。修学資金の利用者は他大学と比較しても多いが、その代わりに場合によっては同様の奨学金制度をとる自治医科大学の9年を上回る(初期研修の2年間を挟んで)卒後12年間ものあいだ指定された医療機関での勤務が求められる。
 出願方法は、「インターネット出願」のみとなっている。自分の履歴書などもインターネットで送る。入学試験(一次試験)は、毎年2月1日に実施。
 開学1年目の2016年度入試においては東北出身者の再受験者が多少は合格したものの、これはあくまで国の認可決定からはわずか5か月後に取り急いで行われた初年度の入試であり、医学部の運営が始まると大学側が対応を変更する可能性もあり、実際に2年目から履歴書提出などを義務付けるといった改革を始めた。今後も入試における実施状況を確認し、このサイトでは評価をする。

病院

医学部のキャンパスは宮城野区福室の付属病院隣接地を買収、賃借して、2018年に整備された。新設医大なので卒業生や関連病院などは全く無いが、仙台医療圏の2病院を譲り受けることで分院はできる予定。18年度までに本院の脇に150床程度の新病棟を建設し、600床程度の本院と130床程度の分院に整理統合する。

入試傾向・対策

1次試験は仙台・東京、2次試験は仙台のみ。
英語70分、数学70分、理科120分である。

筆記対策

理科は物理と化学がやや難しめ。生物は標準的。
教科選択は、生物は教科書に載っていない高校レベルを超えた知識が問われることもある。得点率でいえば生物の方が若干有利。

英語

時間70分
配点100点
大問5

大問5つ。
大問1、大問2は長文読解。大問3は文法問題。大問4は文法の正誤を問う問題。大問5は語句整序。

数学

時間70分
配点100点
大問3

初年度は難易度がセンターレベルで医学部受験生なら誰でも解ける問題により高得点者が多く出たため、翌年のオープンキャンパスでは数学の難易度を上げるといった説明が大学からあった。実際に翌年は難易度が上がり医学部らしくなったが、何故か数靴らの出題がなかった。18年度は難易度、出題分野共にバランスの取れた内容となった。

化学

時間60分
配点100点
大問4

理論、無機、有機、高分子で計4題。他教科に比べて難易度は高く、時間に対して計算量も多いため、取れる問題は確実に押さえていきたい。

面接

面接官2人に対する15〜20分の個人面接である。評価方法や配点の有無などは非公表。
大学志望理由などの基本的な質問に加えて、自分と東北とのゆかり、東北の医師不足や地域医療に関する質問もされる。自分と東北とのゆかりぐらいは喋れるようにしておこう。

小論文

60分600字。2017年度のテーマは、医療技術の発展が人間の幸せに繋がるか問題点と恩恵を述べよという内容、2018年度のテーマは、犯罪の加害者の人権保護と、被害者およびその家族の人権保護に関して、我が国の現状とあなたの考えを述べよ、という内容だった。

入学方式

A方式B方式の入学者は万が一返済できなくなった際に借り入れた奨学金の弁済をする経済能力かつ法的な保証能力を持つ2人の連帯保証人の用意が必要である。そのうちの1人は父か母のいずれかでもよいが、もう1人は親以外の人間を用意しなければならない(つまり父と母の2人を連帯保証人に据えることはできない)。また入学の際に確認のため2人の連帯保証人を仙台の大学本部まで連れて行かなければならないので面倒。

  • A方式35名
    東北地域医療支援修学資金枠であり、ゝ楙觚医学生修学資金貸与30名、宮城県以外東北5県の医学生修学資金貸与各県1名計5名の枠。6年間の総額貸与額は3000万円。返済免除の条件は卒後3年目から12年目までの10年間の県から指定された医療機関での勤務義務。
  • B方式20名
    宮城県以外の東北5県の医学生修学資金貸与20名。東北5県いずれかの県に修学資金の申込を行うことが条件。入学後に自分で申請して県による面接や書類審査を受ける。県から貸与を断られる場合もありうる。6年間の総額貸与額は東北医科薬科大学から1500万円+各県から1100万円以上であり、卒業後に9年間の各県指定医療機関での勤務が返済条件。ただし青森県の様に青森県内高校出身者(又は青森県外高校出身者でも、出身世帯が青森県内に居住している)でないと申請ができない、2人の連帯保証人のうち1人は岩手県在住者であることが求められ、選考の際も岩手出身の学生を優先させると表明している岩手県、山形県は県内出身者でない場合は小児科、産婦人科、放射線科、麻酔科、救急医療しか専門科を選択できない、福島県は研修期間以外は勤務先は実質的に診療所に限られ、総合病院でのキャリアアップができないなどの縛りもあるので各県に直接確認すること。
  • 一般枠45名

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