創立 | 1964年 |
設置 | 1968年 |
医学部設置 | 1972年 |
設置者 | 学校法人藤田学園 |
所在地 | 愛知県豊明市沓掛町田楽ヶ窪1-98 |
進級 | 緩い |
ス卒 | 89.1% |
分類 | 新設医科大学? |
HP | http://www.fujita-hu.ac.jp/ |
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愛知県豊明市に位置する医療系総合大学であり、医学部、医療科学部、保健衛生学部を有する。1972年に医学部が設置された新設医学部である。2018年10月10日に藤田保健衛生大学から藤田医科大学へ名称変更した。
入試難易度としては同県に位置する愛知医科大学と同程度である。(学費を下げてからは藤田医科大学のほうが難易度は上であるという意見が多い。)
学費の安さと問題の重さから国公立併願者が多く私立専願者が他大学より少ない印象。事実、愛知医科大学と比較すると藤田医科大学は約600人ほど志願者が少ない。(愛知医科大学がセンター2日後に試験があるのも志願者が多い原因であると思われるが。)
かつては、「学費が高額であり、開業医の子息が入学する大学」の位置付けであり、難易度も極めて低かった。しかし、2000年代に入り、公平な入試の実施や学費の大幅な値下げにより、私立医学部の中でも中堅程度の位置づけまで躍進することができている。
また、杏林大学医学部や久留米大学医学部と並び再受験生に優しい大学であった。2013年度までは、現役生が少なく、入学者の30%以上が4、5浪以上もしくは再受験生であった。2014年度入試では、合格者選択に関して大幅に路線変更し、それまで合格者の2割を占めていた4浪以上の割合が1割に落ち込んだ。代わりに1浪生の割合が大幅に増加し、2浪以下で入学者全体の8割以上を占めることとなった。
文部科学省のデータを見ても、平成25年度までは、どの年齢も同じような合格率であったが、路線変更後、若い年齢の合格率が15%以上あるのに対して、22歳以上の合格率は1%となっており年齢差別が始まったのは間違いない。
入試差別問題があって以降(2018年以降)、3浪以上の学生が2割以上いる。多浪差別は無くなったと思われる。年齢公表も再開し、以前のようなあからさまな年齢差別が少なくなったと感じはある。
大学の雰囲気は王宮の様なイメージで豪勢な雰囲気が漂っている。ただし中はボロイ。実習等はこの旧校舎を利用するが、座学は基本的に新しい校舎で行われる。そちらは綺麗なので、良い環境で勉強できる。荘厳な校舎、病院が印象的である。その病床数は1500床であり、単一の病院としては国内最多である。
近年は学費の減額を積極的に行っており、2015年度より一般入試前期入学者のうち上位80名の学費を3,140万円に減額、さらに2017年度から学費を3620万円から2980万円(委託徴収金は含まず)と大幅に減額した。これにより私立医学部の中では10番目に安い(自治医科大学を含まず)学費となった。
科目 | 時間 | 配点 |
英語 | 9:00〜10:30 | 200 |
数学 | 11:10〜12:50 | 200 |
理科 | 13:50〜15:50 | 200 |
大問5つで90分。選択記述併用。
大問1は文法、大問2は整序、大問3はマーク式の長文、大問4は記述式の長文、大問5は英作文である。
大問4の長文はかなり難易度が高い問題が出題されている。
マーク部分で基準点があるので注意。
大問3つで100分。
大問1が小問集合であり、10問程度である。大問2、3は記述式である。
小問集合に難易度が高い問題もあり、取捨選択が大切である。でないと時間が足りなくなる。
マーク部分で基準点があるので注意。
一般入試では5分間のMMIが2回、10〜20分の個人面接が1回である。
地域枠入試では上記に加え、もう1回個人面接がある。
受験生1人に対し、1名の面接官が、例えば葛藤をともなうシチュエーションでどのように行動するのかを質問し、受験生の方に5分間で説明してもらいます。この間、面接官は新しい別の質問はしませんので、ひとつの質問について、5分間の中で、できるだけ具体的に自分がとる行動を説明します 。5分の時間が過ぎると、回答途中であってもその質問は終了となり、隣の部屋に移動し、次の面接官から受ける別の質問に対して、自分がとる行動を5分間で説明します。
ここ数年はアドミッションポリシーに則った質問が多い。聞かれるか聞かれないかは合否に全く関係ないが、「座右の銘」を理由とともに聞かれることが多い。
面接は手が込んでいるから1次通過者は少なめ。300人弱。
出典:当サイトコメント欄2019年2月4日
年 | 一般 | センター | 地域 | ||
前期 | 後期 | 前期 | 後期 | ||
2020 | |||||
2019 | 50 | 14 | 36+13 | 6 | |
2018 | 30 | 6 | 23 | ||
2017 | 31 | 32 |
年 | 一般前期 | センター利用 | 一般後期 |
2016 | 96 | 5 | |
2015 | 88 | 7 | 11 |
2014 | 66 | 10 | 6 |
2013 | 69 | 8 | 2 |
2012 | 80 | 19 | - |
2011 | 122 | 31 | - |
2010 | 186 | 40 | - |
補欠繰り上がり状況は大学が公表している。
年 | 一般前期 | センター利用 | 一般後期 |
2014 | |||
2013 | 140 | 30 | 80 |
2012 | 160 | 60 | - |
2011 | 171 | 60 | - |
2010 | 198 | 41 | - |
補欠通知の用紙に記載されている内容は次のとおりである。
受験番号 0000 番 (平成00年度)
氏 名 匿名 希望
補欠順位 00 位
入学試験の結果について
あなたは、本学 医学部 医学科の一般入学試験 (後期) の結果、
「補欠」と判定されました。
合格者の中に辞退者がでれば、繰り上げ合格となりますので、改めて
通知します。
・・・(中略)・・・
なお、大学ホームページ(・・・・・・・・・・・・・)に補欠者の
繰り上げ状況を掲載いたします。
平成00年00月00日
藤田保健衛生大学 「印字」
受験者のみなさんは、参考程度に・・・。
年 | 出願 | 受験 | 合格 | 合格率 | 新卒 | 合格/出願 |
2020 | 127 | 120 | 113 | 94.2% | 94.6% | 89.0% |
2019 | 145 | 129 | 121 | 93.8% | 96.5% | 83.4% |
2018 | 126 | 119 | 105 | 88.2% | 91.7% | 86.8% |
2017 | 127 | 109 | 97 | 89.0% | 91.2% | 76.4% |
2016 | 117 | 109 | 103 | 94.5% | 88.0% | |
2015 | 127 | 114 | 107 | 93.9% | 84.3% | |
2014 | 111 | 104 | 101 | 97.1% | 90.1% | |
2013 | 121 | 114 | 108 | 94.7% | 97.2% | 89.3% |
2012 | 92.2% | 98.0% | ||||
2011 | 92.2% | 99.0% | ||||
2010 | 85.3% | 90.8% | ||||
2009 | 84.3% | 89.7% |
近年は1次試験合格者をかなり絞っており、一般入試でコネ入学は考えにくい。
藤田保健衛生大や同大病院を運営する学校法人・藤田学園が、以前から私学助成金等を利用して行っていたデリバティブ(金融派生商品)取引において多額の損失を出していたことが、2011年の同学園調査委員会による報告によって明らかとなっている。
損失合計は11年末までで以前の総資産約1000億円の20%以上に当たる約236億円であり、この影響により老朽化した大学病院1、2号棟を建て替える計画を5年ほど延期することが決定しており、その代替措置として病棟の耐震工事を進める決定をした。
当時、資産運用委員会は山路正雄元理事長ら理事3人で構成されていたが、山路元理事は健康問題を理由に2010年末に辞任し、残りの理事2人も2011年3月末に責任を取る形で 辞任している。学園としては今後はデリバティブ取引をやめる方針で一致している。
ちなみに医学科では2013年度より一般入試後期試験が導入されたが、その年の受験料収入は2億5282万円であり、受験料収入に関しては前年と比較して8510万円の増加となっている。
2019年度入試より新設された。AO入試である。卒業後に、本学の教育、研究、臨床の分野で貢献する強い意思を有し、本学または関連病院で初期・後期臨床研修の5年間勤務することを確約できる者。
定員 | 15名 |
出願資格 | 2浪以下 |
1次試験 | ※英語100点、数学100点、小論文 |
2次試験 | 課題、面接200点 |
※外部の英語試験にて換算評価可能
1→2 | 2→3 | 3→4 | 4→5 | 5→6 | 6→卒 | 計 | |
2018 | 9 | 14 | 0 | 8 | 1 | 12 | 44 |
2017 | 8 | 10 | 2 | 3 | 1 | 5 | 29 |
2016 | 10 | 9 | 0 | 1 | 3 | 16 | 39 |
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