東京医科大学不正入試問題?にて世間をにぎわせ、入試における女性問題や年齢差別にまで影響を及ぼした。他大学も年齢や性別によって加点減点していることがわかり、大きな問題となった。そのために論点が大きくずれてしまったが、東京医科大学の事件は収賄であり、他大学の加点減点とは全く種子が異なることを忘れてはいけない。それが佐野氏事件とも言われるこの一連の流れで重要なことである。また、ここ20年でその土台を固めてきた私立医学部の地位をどん底に落とした責任は大きい。それを踏まえて新学長は「誠意ある対応」を見せるとのことであり、では、その視点では2019年のこの大学の入試はどうだったのだろうか。誠実な入試のためには情報公開が必要であり、どの程度の情報公開をしてきたのだろうか検証する。
新学長になったが「誠意を見せる」の欠片もなく終了した入試であった。何一つ目新しい情報公開はなく、不信感だけが募るものであった。学長は責任を十分に感じて、世間に頭を下げて改革に臨むこと。
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