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概要 †

大学

創立	1838年
設置	1946年
医学部設置	1946年 1873年：順天堂医院
地域	首都圏の医学部
所在地	東京都文京区本郷2-1-1
学部	医学部スポーツ健康科学部医療看護学部保健看護学部国際教養学部保健医療学部
校舎	本郷（東京都文京区）さくら（千葉県印西市）浦安（千葉県浦安市）三島（静岡県三島市）
研究科	医学研究科スポーツ健康科学研究科医療看護学研究科
分類	旧設八医科大学
立地偏差値	62
学費	20,800,000円（寮費・諸会費は除く）
進級	かなり優しい
ストレート卒業率	96.4%（2023年） 97.7%（2022年） 96.9%（2021年）
新卒国試合格率	100.0%
HP	https://www.juntendo.ac.jp/

入試

偏差値

駿台全国

河合塾

70.0

再受験

厳しい受験資格は1浪まで

定員

全体

140

一般

A方式64、B方式5

共テ

前期10、後期5、独自12

地域枠

東京10、埼玉10、千葉5、静岡5、茨城2、新潟1

研究医

外国人

帰国生

その他

国際バカロレア/ケンブリッジ2

編入試験

なし

配点

数100・理(2)200・外200・小論文・面接

英語200・英語資格25・数学100・理科200
スポーツなどの一芸・小論文・英作文・面接

過去問

順天堂医学部

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解説 †

医学部を中心とした6学部構成である。江戸時代後期の1838年（天保9年）、下総佐倉藩主堀田正睦が招聘した佐藤泰然が江戸薬研堀（現在の東京都中央区東日本橋二丁目6番8号）に蘭方医学塾（和田塾）を開学。これが現在の順天堂大学の起源である。複数の大学附属病院を有する順天堂大学医学部は、約180年の日本の医学校としての歴史と伝統がある。
佐藤泰然の後を継いだ順天堂の堂主（理事長）となった佐藤尚中は、1869（明治2）年、明治政府から大学大博士に任ぜられ、大学東校（東京大学医学部の前身）創設時の初代校長となり、1873年（明治6年）には順天堂医院（現在の順天堂大学医学部附属順天堂医院）を開設した。そのため東京大学医学部から病院長や教授などを多く受け入れていたが、近年は順天堂大学出身者が教授の多数を占めるようになっている。
医師国家試験合格率が全国平均を大きく上回っており、過去10年間・20年間の平均においても全国80校中２位で安定的に高い合格率を維持している。
大学で定期試験の過去問3年分程度が共有されてるため、ぼっちだから過去問が手に入らないということはない。ただし教員もそのことを承知しているため過去問そのまんまの問題が出題されることは少ない。単に過去問を3年分やっただけでは平均点以上をとるのは難しい。
令和6年3月、宝仙学園が順天堂大学の系属校となる協定締結が発表された。これにより数人程度の内部進学枠が設けられる模様。

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入学定員 †

この大学は入試形態が細分化され過ぎていて非常に分かりづらい。実に7部門で募集しており、更にその中でも細分化されている。以下の画像がよくまとまっていて見やすい。

引用：順天堂大学医学部入試情報

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入試の変更点 †

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2022年 †

また募集人員の変更
- 共通併用15→12
茨城県地域枠2名の新規実施
地域枠にて共通テストの利用を実施

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2021年 †

一般A67→66

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2020年 †

募集人員の変更
- 国際臨床医枠5名→8名
- センター併用20名→15名、一般A61名→67名、一般B10名→5名

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2018年 †

定員を137名から140名へ増員した。地域枠を千葉県4→5、埼玉県5→7とした。

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2017年 †

医学部入学定員が130名→137名となった。それに伴い、一般入学試験においてB方式が新設され、10名の定員が設けられた。B方式では、国際性豊かな医師を志す学生を発掘することを目的とし、英語資格・検定試験『TOEFL(iBT, ITP, PBT)，IELTS，英検』の成績を利用する。

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B方式 †

英語資格を25点満点で評価する。

加点	TOEFL		IELTS	英検
加点	iBT	ITP/PBT	IELTS	英検
25点	93点以上	587点以上	7.0以上	1級
20点	80点以上	550点以上	6.5	-
15点	67点以上	517点以上	6.0	準1級

また、2次試験では小論文と英作文が120分の試験として課される。面接もある。

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一般入試傾向・対策 †

1次試験通過者は定員のおよそ7倍。560名程度。
募集人員を小分けにしすぎていてもはやわけがわからないことになっている。見かけ上の偏差値を上げることには貢献していると思われる。

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英語 †

80分200点。
長文4題、英作文1題の構成。
長文問題の難易度は易しいが、英作文は難しいうえに配点も高い。
字数としては300字程度が要求される。
テーマは比較的自由に書きやすいものである。英作文の対策がカギ。

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数学 †

70分100点。大問3題。
- Ⅰ.Ⅱがマーク式、Ⅲが記述式。
Ⅰの(1)は数式があってそこに穴埋めをしていく形式。小問集合。
- (2)、(3)は大問を誘導に乗って解いていく形式。
Ⅱは大問を誘導に沿って穴埋めしていく形式。
Ⅲは記述式。誘導あり。
2019年であれば、どの大問も最終問が難問となっていた。
- Ⅰ(3)はリサージュ曲線に関する面積の問題であり、計算量が多い。
- Ⅱ(4)ロジスティック写像であり、難関国公立でも難問に当たるレベルである。
- Ⅲ自体がユークリッドの互除法と1次不定方程式の一般論に関する証明問題であり難しいが、(3)をきっちりと証明することはさらに難易度が高くなるであろう。

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理科 †

化学、生物、物理から2科目選択で合計200点。
試験時間120分。3科目間で平均点に大きく差が開いた場合、得点調整が行われることがある。
化学 [#jbdcfa41]
- 100点。大問2題、設問35問程度。マークと記述の併用。
- 計算が煩雑な問題も多く、時間的にかなり厳しい内容となる。

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小論文 †

70分。
一枚の絵を見て論述させる独特の形式。
内容は面接でも聞かれることがある。

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面接 †

2010年度より父兄面接が廃止された。賞状・トロフィー・生徒会活動記録等、学業外活動の実績を示す証拠類の持参が推奨される。持参品について質問を受けるので、受け答えの準備がしやすい。面接が大きく重視され、面接での人物評価が低い場合、入試点数10位以内の上位者でも落とされる。逆に、単に勉強ができるだけではない幅広い能力や人間力をアピールできれば、加点されるらしい。順天堂大学は国際化を睨んでおり、海外留学や海外居住の経験のある者はそれもアピールするとよいだろう。まだ学費が高かった頃の順天堂大学医学部の出身者はスポーツ好きの人物が多いため、自分の打ち込んできたスポーツ活動を上手くアピールできると好評価となるかもしれない。つまり面接での逆転の可能性が他大学より大きいと言える。

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東京都地域枠 †

東京都在住または東京都内の高等学校等を卒業した者で、医師として活躍するに十分な素質と明確な目的意識を持つ者を対象とする。学費無料＋10万円/月の補助が出る。そのため、国立併願者が多く受験する。募集人員は10名で、15倍程度の競争率。
主な要件は以下の通り。

都内在住/都内高校卒の現役生
入学確約
9年間の東京都勤務

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合格ライン †

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2017年 †

270点ぐらいがボーダーラインか。

290ぐらいで通過できたよー
260で通過www
英語9割英作最後の行まで数学1ミス理科7割で一次通過
二浪320で不合格
三浪で320合格！たぶん補欠も入らなそうだけどうれしい
自己採250で受かってた、よくわからんもう
出典：当サイトコメント欄2017年1月25日

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入試の所感 †

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2015年 †

2015年順天堂大学医学部一般入試

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補欠 †

順天堂大学補欠情報

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入試の所感 †

順天堂大学医学部の入試の所感

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入試結果 †

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志願状況 †

一般

年度	形式	募集	志願	受験	合格	倍率	合格最低点
2023	A	64	2,180	1,998	187		328/500
2023	B	5	238	228	10		373/525
2020	A		2,022	1,820	194	9.4
2020	B		233	220	12	18.3
2019	A		1,961	1,815	168	10.8
2019	B		323	306	13	23.5
2018	A	60	2,119	2,045	129	35.3
2018	B	10	306	298	10	30.6
2017	A	67	2,145	2,072	132	32
2017	B	10	251	246	12	25.1
2016		63	2081	2006	136	33

セ/共通テスト利用

年度	形式	募集	志願	受験	合格	倍率	合格最低点
2023	前期	10	705	620	27
	地域	33	311	294	34		247-288/500
	併用	12	541	504	34		983.6/1200
	後期	5	270	267	10
2020	前期		711	707	24	29.5
	地域		233	204	31	6.6
	併用		623	562	40	14.1
	後期		223	223	13	17.2
2019	前期		669	665	28	23.8
	地域枠		210	190	29	6.6
	併用		649	593	60	9.9
	後期		280	277	6	46.2
2018	前期	12	771	769	25	64.3
2018	併用	24	847	817	50	35.3
2017	単独	15	821	816	30	54.7
2017	併用	28	916	874	52	32.7
2016	単独	20	901	896	28	45.1
2016	併用	35	874	836	58	25

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偏差値推移 †

年	1990	2004	2005	2006	2007	2008	2009	2010	2011	2013	2016	2018	2021
順天堂	52	62	61	62	62	65	66	65	67	65	65	65	65

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学費 †

2,080万円（特待生1,990万円）
私立医学部の中ではトップクラスに安い。一方で、学費に比して入学金が200万円と私立医大中最高額のため、国立志望者や順天堂大学を滑り止めにする受験生の負担は非常に大きい
2008年に900万円プライスダウンし、現在の学費となった。
これにより、値下げ前よりも2倍近い受験生が殺到することとなった。（3000～4000人）
特待制度があり、A特待生は1,880万円、B特待生は90万円の減免を受けられる。
病院経営で大幅な黒字を出し、学費に還元しているためである。
地域枠で入学すれば、学費免除の上手当も出る。

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大学生活 †

順天堂大学医学部の大学生活

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入学定員 †

入試の変更点 †

2022年 †

2021年 †

2020年 †

2018年 †

2017年 †

B方式 †

一般入試傾向・対策 †

英語 †

数学 †

理科 †

小論文 †

面接 †

東京都地域枠 †

合格ライン †

2017年 †

入試の所感 †

2015年 †

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