元々予備校の起源としては明治時代までさかのぼるが、大手予備校は1970年代から1990年代の受験バブル期において急成長し、頭角を現した。この時代は、一年浪人することが当たり前とさえする文化ができ、実に40%近くが浪人する年もあった。ちなみに現在の浪人率は15%程度である。この時代にまず駿台予備学校が台頭し、次いで河合塾、その次に代々木ゼミナールが出てきた。
長らく三大予備校と呼ばれていたが、2014年に代々木ゼミナールが大幅事業縮小を打ち出し、世間の現役中心主義もあってか東進ハイスクールにも水を空けられる結果となった。現時点では、駿台予備学校と河合塾の二大予備校であり、それぞれ難関校、中堅校とターゲットが住み分けされている。
予備校名 | コピー | 得意分野 | 生徒数 |
駿台予備学校 | 第一志望は、ゆずれない。 | 医学部 | |
河合塾 | すべては一人ひとりの生徒のために | 中堅国公立私立 | |
代々木ゼミナール | 志望校が母校になる。 | 私立文系 | |
東進ハイスクール | おそらく天才でない君へ 努力の天才であれ | 現役 |
テキストや授業が洗練されている。そうしないと生き残れないため必然的にそうなる。反面、大規模で画一的な授業となるため、自身で問題点を消化できない人には向いていない。いい授業を与えられても消化できなければ合格できない。
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