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概要 †
- 入試
偏差値 | 河 | 共テ | 83% |
二次 | 65.0 |
駿 | 全国 | 67 |
共テ | 68 |
再受験 | かなり寛容 |
定員 | 118:前期90・推薦18・AO5・国際バカロレア5 |
編入試験 | なし |
調査書点数化 | なし |
過去問 |
|
- 一般入試配点
前期 | 共:二次 | 900:1800※1 |
共通テスト | 国200・数(2)200・理(2)200・外200※2・社(1)100 |
A(s) | 数300・理科(2)1200・外300・面接 |
A(em) | 数800・理科(2)200・外800・面接 |
B | 数600・理科(2)600・外600・面接 |
後期 | - |
※1:A配点で合格者の1/2を決定、その後B配点で残り1/2の合格者を決定する。
※2:英検準一級等、一定の基準を満たす場合は共通テスト英語の得点を満点とみなす。
- ふるさと枠入試
定員 | 広島18 |
評定平均 | 4.3 |
出身地 | 広島県内 |
浪人 | 1浪可 |
科目 | 出願書類100、共通テスト900、面接200 |
解説 †
- 広島東洋カープの名将・新井貴浩監督が生まれ育った広島市に位置する。その起源は1929年の広島文理大学にまで遡り、1949年に8つの専門学校が合併して設立された。
- 文理科大学は教育界を担う大学として役割を与えられ、「旧二文理大学」の枠組みで、東京文理科大学(現筑波大学)とともに教員養成などで日本の教育界を牽引した。そのため、現在の広島大学教育学部の評価は高い。筑波大学と同格である。
- 大学評価は高く、2014年に文部科学省が制定したスーパーグローバル大学では、旧帝国大学、東京工業大学、東京医科歯科大学、筑波大学とともにトップ型指定校となっている。(中四国唯一)
- 医学部は1945年の広島県立医学専門学校、1948年の広島県立医科大学を経て、1953年に広島大学に合併され、医学部として設置された。
- 医学部は広島市という中四国最大の都市に位置しているため、その受験難易度は高い。お隣の岡山大学医学部と同じかやや高いくらいの難易度で、中国四国地方の医学部では最難関である。二次配点率は高く、二次逆転が可能な大学の一つである。国語が200点。総配点が2700点なので、国語の比率は200÷2700=7,4%という国語低比率型の配点である。
- ホームページ上の「入学者選抜結果情報」等のページで入試結果の詳細な公開などを継続的に行っており、透明性の高さへの大学側の決意がうかがえる。年齢・出身地域に関係なく受け入れる大学である。2021年度入試は30歳以上の入学者が5人で、40代女性が合格した。
- 中四国最大の人口を誇る広島県唯一の医学部であることもあり、中四国には大規模な関連病院も多い。広島県のほとんどの病院は広島大学の関連病院となっている。大学病院は「エイズ診療中国四国ブロック拠点病院」「小児がん医療中国四国ブロック拠点病院」に指定されており、同分野での中国四国地方の中心的な医療機関としての役割を果たしている。また、附属研究所として、【放射線医科学研究所】を有する。
- 研究医養成も盛んでありMD-phDコースもある。海外での教育にも力を入れており、留学プログラムも用意されている。
- 宇宙再生医療センター広島大学での業績はNASAでの評価が高い。また中四国では圧倒的に臨床、基礎どちらにおいても研究費を獲得している大学であり、最先端の医療を学ぶことが出来る。
- 整形外科が有名である。広島東洋カープ、サンフレッチェ広島などのスポーツチームが県内に位置しており、必然的に整形外科は求められる環境にある。
沿革 †
- 前史
年 | 内容 |
1870 | 広島藩藩校内に医学所を設置。 |
1871 | 藩校の廃止により医学所閉鎖。 |
1874 | 医学所教師らにより私設医学校開設。 |
1877 | 広島県に移管され広島県医学校校となる。 |
1887 | 地方医学校統合方針により廃校。 |
- この後、医専が出来るまでの間の実に58年間広島県に医学教育の場は無くなる。
- 広島県立医専〜広島大学医学部(実質的に県立医専が広島大学医学部の祖となる)
年 | 内容 |
1945 | 広島県立医学専門学校の設立。 初代校長の林道倫ほか教授陣は岡山医科大学に依存 |
1948 | 広島県立医科大学(旧制)が開学。初代校長の清水多栄は岡山医科大学教授からの転任。 |
1952 | 広島県立医科大学を改組し、広島医科大学(新制)が開学 新制八医科大学 |
1953 | 広島大学医学部設置により広島医科大学は年次移管で広島大学に併合 |
- 1948年、6校の官立医専が医大に昇格するも,公立医専だった広島は医大昇格に5年もの準備期間を経て医大昇格を果たし、新八医科大学の一つになった。
入試の変更点 †
2023年 †
- 2段階選抜の倍率を7倍→5倍へ
- 「A(em)配点(英数重視型):数800、理200、英800」の追加
- 履歴書の提出が求められるようになった。
一般入試傾向・対策 †
- 全体的に標準〜やや難の問題構成。理科は年々難化傾向にあり、2科目120分で標準問題を確実に得点し応用問題でどれだけ得点できるかで差がつく。二次配点が大きいため共通テスト得点の層は幅広いが、二次試験では75%を得点できる学力が求められる。
英語 †
- 大問5つ120分。読解4題、英作文1題の形式である。長文の題材となるものは評論2題、小説1題、会話文1題である。要約問題が出る。英作文は2問出題される。
- 英作文過去問
年度 | 内容 |
2016 | (A)和食に関するグラフからわかること (B)和食をもっと食べるべきか否か |
2015 | (A)国民平均余命のグラフの特徴と理由 (B)健康のためにしていること |
2014 | (A)日本の女性の労働人口比率のグラフの特徴 (B)日本の女性の就労はどうあるべきか |
各問ともに90語〜100語程度の自由英作文
数学 †
- 大問5つで150分。大問ごとに最初の小問は標準レベルであるが後半の小問は難易度が高くなる。医学科受験生はそこで差がつく。
理科 †
- 2科目120分。
- 物理は力学、電磁気は必ず出題され、熱力学と波動は同じ大問に集約されることが多い。力学は計算過程の記述が求められ、後半はよく練られた難しめの問題となっている。他の問題は国公立大医学部標準レベルであるが、一部高度な思考力を必要とする問題も含まれており、時間配分に注意が必要である。
- 化学は主に理論・有機分野から出題される。計算問題、有機構造決定はやや難易度が高いので注意が必要である。日頃からハイレベルな問題に積極的に取り組み、弱点のない学力を身につけておくことが大切である。
- 生物は遺伝情報が頻出。思考力・理解力や、やや専門的な知識を必要とする問題が出題されていて、2015年度以降はやや難化の傾向にあったが21年度は易化した。発展的な内容を含むリード文や設問の意図を正しくとらえる理解力と標準的・専門的な知識をもとに筋道立てて考えられる考察力の有無で差がつくだろう。
面接 †
- 面接官3人の個人面接5分。
- 面接中の面接官の態度は非常に優しく、受験生への応対で圧迫感を与えてくるようなことは無い。
- 募集要項によると,A(入学させてもよい)、B(入学させたくない)の2段階評価で、3人の面接官全員にBと付けられなければ不合格にはならない。
- 面接で明らかに常軌を逸した発言をしない限り全く問題ない。
- 非常にクリーンな受験を行なっている。
- 他大学のアドミッションポリシーで良いもの
- メディアと医療の関係について
みなし満点制度 †
- 2023年度一般選抜 前期日程及び後期日程 において、広島大学が活用する英語民間試験の名称,スコア・等級一覧において、以下の条件を満たすことで共通テストの外国語試験を満点とする。
- ケンブリッジ英語検定 160 以上
- 実用英語技能検定(英検)準1級合格 以上
- GTEC(CBTタイプに限る) 1190 以上
- IELTSTM 5.5 以上
- TOEFL iBT;テスト 72 以上
- TOEIC;Listening & Reading Test 及び TOEIC;Speaking & Writing Tests 1560 以上
各々の英語民間試験に、さらに、詳細な条件がありますので、受験年度の募集要項で詳細を再度、ご確認ください。
入試結果 †
年齢別入学者数 †
年 | 性 | 年齢 | 計 |
---|
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30〜34 | 35〜39 | 40〜44 |
---|
2023 | 男 | 39 | 30 | 8 | 1 | 1 | | | 1 | 1 | | 1 | | | | | 82 |
女 | 23 | 9 | 3 | | | 1 | | | | | | | | | | 36 |
2022 | 男 | 40 | 21 | 13 | 1 | | 1 | | 1 | 1 | | | | | | | 78 |
女 | 31 | 9 | | | | | | | | | | | | | | 40 |
2021 | 男 | 31 | 27 | 7 | 3 | 1 | 1 | 2 | | | | 1 | | 3 | 1 | | 77 |
女 | 22 | 12 | 5 | 1 | | | | | | | | | | | 1 | 41 |
2020 | 男 | 45 | 21 | 6 | 2 | 1 | | 1 | 1 | 1 | 2 | | 1 | | | | 81 |
女 | 19 | 14 | 4 | | | | | | | | | | | | | 37 |
2019 | 男 | 33 | 34 | 9 | 1 | 1 | 2 | | | 1 | | | | | | | 81 |
女 | 15 | 20 | 2 | 2 | | | | | | | | | | | | 39 |
2018 | 男 | 35 | 31 | 13 | 5 | 2 | | 1 | | | 1 | | | | | | 88 |
女 | 15 | 13 | 2 | 1 | 1 | | | | | | | | | | | 32 |
2017 | 男 | 39 | 34 | 8 | 2 | | 1 | 1 | 1 | | | | | | | | 86 |
女 | 16 | 14 | 4 | | | | | | | | | | | | | 34 |
2016 | 男 | 36 | 29 | 8 | 5 | 1 | | | 1 | | 2 | | | 1 | 1 | | 84 |
女 | 20 | 11 | 2 | 3 | | | | | | | | | | | | 36 |
大学生活 †
躍進シリーズ †
コメント †
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