概要 †
- 2020年度入試では、感染症対策を徹底して後期試験を実施すると3月3日に発表していた北海道大学が、3月6日に急遽試験中止を発表し、センター試験の成績のみで合否決定をした。旭川医科大学は、3月3日に後期試験中止を発表し、センター試験の成績のみで合否決定をした。
- 入試情報をよく読んでみると、多くの大学で「出願後でもやむを得ず選抜方法を変更する場合がある」等の文が記載されている。試験日直前は大学の入試ページを見ておくのが好ましい。
- 入試担当者の話を総合すると、緊急事態宣言下でも二次試験を実施するが、都道府県をまたぐ移動の自粛が出た場合は中止となる可能性がある。
試験実施可否に関する報道 †
- 北大入試担当者「都道府県をまたぐ移動の規制などが強化されれば、実施は再検討する必要がある。ただ、頑張ってきた受験生たちのためにも、このまま前後期日程とも何とか予定通りにやりたい」 文科省担当者「より急速に感染状況が悪化した場合は(国としての対応が)どうなるか分からないが、現時点では試験をやるということ」1月24日産経新聞
変異株の市中感染拡大状況 †
- 2月10日現在の感染拡大状況から見て前期試験への影響は無いと思われるが、後期試験へ影響を及ぼす可能性があるので記しておく。市中感染のみを記したが、空港検閲を含めると12月25日が国内初確認である。
- 感染力が最大1.7倍であると推測され、若者への感染力、致死率が高いのが特徴である。市中感染が確認される度に厚労省は「追跡できている。完全に囲い込めている。感染拡大はしていない」等の発言を繰り返しているが、ジワジワと広がっているのが現状である。
- 1月18日 静岡で市中感染国内初確認
- 1月22日 東京で初確認
- 1月29日 埼玉で初確認
- 2月4日 神奈川で初確認
- 2月8日 兵庫で初確認
- 2月9日 栃木、茨城、福島、長野、群馬、新潟で初確認
- 2月12日 滋賀、山梨で初確認
- 2月16日 京都、鹿児島で初確認
大学別 †
コメント †